2026年9月9日、ニューイングランド・ペイトリオッツのワイドレシーバー(WR)A.J. Brownが、シアトル・シーホークスとのNFLキックオフゲームにおいて右足首を負傷し、試合から離脱しました。
2026年9月9日に行われたNFLの試合で、ニューイングランド・ペイトリオッツの新たな攻撃の軸として期待されていたA.J. Brownは、フィラデルフィア・イーグルスからオフシーズンのトレードで加入して以来の初出場となりましたが、そのデビュー戦は突然の結末を迎えました。ペイトリオッツはホストチームのシアトル・シーホークスに10-13で敗れました。
第3Qの負傷と試合からの離脱
負傷は第3クォーターの序盤に起こりました。ドレイク・メイエがブラウンをターゲットにした3rdダウンのパスが不完全燃焼に終わった際、ブラウンはシーホークスのコーナーバック、ネヘミア・プリチェットと絡まりました。プリチェットが低く投げられたボールを防御して弾いた際、プリチェットの膝がブラウンの右足首に乗りました。
ブラウンはすぐに足首を掴み、フィールド上で処置を受けた後、青いテントへ向かって足を引きずりながら移動しました。その後、トレーナーに伴われてロッカールームへ運ばれ、X線検査を受けました。この負傷により、プロボウル選出3回の実績を持つブラウンは、ペイトリオッツでの記念すべきデビュー戦の途中での離脱を余儀なくされました。
チームメイトに見せた前向きな姿勢
試合後、ビジターのロッカールームから姿を現したブラウンの右足にはウォーキングブーツが装着されており、周囲に重苦しい雰囲気が漂いました。しかし、チームメイトに対して彼が残した言葉は救いのあるものでした。
ブラウンはすべてうまくいくと彼らに伝えました。Romeo Doubs, Patriots ワイドレシーバー, via Bostonherald
チームメイトのロメオ・ダブズは試合後の取材に対し、ブラウンがこのように語って周囲を落ち着かせようとしていたと明かし、「彼がとても元気にしていることを嬉しく思う」と述べました。
守備キャプテンのケビン・バイアードも含め、チーム内ではブラウンが終始良い精神状態を保っていたことが語られていますが、ダブズはペイトリオッツが新たなNo.1レシーバーを欠いた状態で「計画(a plan)」を立てる必要があることを認めました。
離脱までの貢献と今後の見通し
負傷して退場するまで、ブラウンはチームの攻撃を牽引していました。ブラウンは4度のターゲットに対し3回のレシーブで26ヤードを記録し、いずれも当時のチーム最多数でした。また、第2クォーターには34ヤードのパス干渉ペナルティを誘い、シーホークスの2ヤードラインまで進めてチーム唯一のタッチダウンを演出する大きな貢献をしました。
29歳のブラウンは、NFLでの7シーズンすべてで少なくとも13試合に出場してきましたが、フィラデルフィアでの直近2シーズンでは、それぞれ少なくとも2試合を欠場しています。
ペイトリオッツのマイク・ヴレイベルヘッドコーチは、試合直後の記者会見ではブラウンの状態について具体的なアップデートを行いませんでした。ヴレイベルは木曜日の午後2時にメディア対応を行う予定となっており、そこで詳細な状態が明かされる可能性があります。
ブラウンの離脱後、ペイトリオッツはボールを運ぶのに苦戦しました。リザーブのワイドレシーバーであるマック・ホリンズが後半に3回のレシーブを記録し、最終ドライブの4thダウンコンバージョンを成功させましたが、メイエが投げた最後のパスはエンドゾーンでのインターセプトとなり、逆転の希望は絶たれました。
ブラウンが不在となった場合、チームのレシーバー陣は、水曜日の試合で3回のターゲットに対しレシーブ0だったダブズ、ホリンズ、デマリオ・ダグラス、エフトン・チャズム3世、カイル・ウィリアムズといった面々でやり繰りすることを迫られます。ペイトリオッツは次戦として、9月20日午後1時にジレット・スタジアムでスティーラーズを迎えるホーム開幕戦を控えています。