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フロリダ州のデング熱感染者が425人に急増、数十年来の最大規模となり当局が緊急事態宣言を延長し対策を強化

2026年10月24日現在、フロリダ州におけるデング熱の感染者数は425人に達し、数十年来で最大の流行となっています。

フロリダ州のデング熱感染者が425人に急増、数十年来の最大規模となり当局が緊急事態宣言を延長し対策を強化

2026年10月24日現在、フロリダ州におけるデング熱の感染者数は425人に達し、数十年来で最大の流行となっています。タンパ湾地域が感染の中心となっており、州当局は緊急事態宣言を延長し、航空機による蚊の駆除活動を強化するなど、感染拡大の阻止を急いでいます。

フロリダ州のデング熱感染拡大状況

フロリダ州保健局の最新データによると、2026年に報告された国内感染(渡航歴のない感染)によるデング熱症例は合計425人に上ります。これは2025年通年の62件を大幅に上回り、1935年以来、米本土における最大の流行規模となっています。感染は州内の11郡に広がっており、特にタンパ湾地域が全体の95%を占めるなど、深刻な状況が続いています。

地域別の状況では、ヒルズボロ郡が346件の感染を報告し、州全体の約80%を占める震源地となっています。これに続き、ピネラス郡では51件が確認されました。また、10月17日以降、シトラス郡、マナティー郡、ブレバード郡でも新たに感染が確認されており、地理的な拡散が懸念されています。ヒルズボロ郡では9月18日にデング熱に関連する死亡例が1件確認されました。

フロリダ州で新たにデング熱感染が確認された郡が判明、州全体の感染者数は400人超に

CDCは、フロリダ州の状況に対しレベル3の緊急対応を発動しました。専門家によると、デング熱感染の70%から90%は無症状であるため、報告されている数字は氷山の一角に過ぎない可能性が指摘されています。また、これまでに確認された症例のうち約47%が入院を必要としており、これは感染が過小報告されている可能性を示唆しています。

ピネラス郡とヒルズボロ郡における緊急対応

感染拡大を受け、各自治体は公衆衛生上の緊急事態宣言を継続しています。ピネラス郡は9月下旬から宣言の延長を繰り返しており、現在の期限は10月29日までとなっています。郡当局は、従来のトラックによる散布だけでは不十分であるとして、リー郡の協力を得てヘリコプターによる航空防除を開始しました。

Joe Raedle | Getty Images
写真:Medical Daily

ピネラス郡蚊駆除局のアリッサ・ベロ氏は、航空防除の重要性について次のように述べています。

トラックでは届く範囲に限界があります。より短時間で広範囲をカバーできるほど、住民に対する駆除効果が高まります。 Alissa Berro, Pinellas County Mosquito Control

フロリダ州で過去最大規模のデング熱感染拡大

ただし、ベロ氏は「これは万能薬ではありません」と強調し、住民に対して庭のバケツやタイヤなどの水たまりを排除し、蚊の繁殖を防ぐ協力を求めています。一方、ヒルズボロ郡でも約225,000エーカーを対象とした大規模な防除活動が継続されており、郡行政官のボニー・ワイズ氏のもとで緊急事態宣言の再延長が繰り返されています。また、パスコ郡においても、ベクター・ディジーズ・コントロール・インターナショナル社が固定翼機を使用して広域の防除を行っています。

セミノール郡における新たな感染と警戒

中央フロリダでも感染の兆候が見られます。セミノール郡では10月21日、2026年で初となる国内感染例が確認され、保健当局は蚊媒介性疾患のアドバイザリー(勧告)を発令しました。感染者はウィンター・スプリングス地区の職場で蚊に刺されたと報告しています。セミノール郡緊急管理局のディレクター、アラン・ハリス氏は、現在も複数の疑い例について検査中であることを明らかにしました。

フロリダ州のデング熱感染者が425人に急増、数十年来の最大規模となり当局が緊急事態宣言を延長し対策を強化
写真:MedPage Today

住民からの問い合わせについては、フロリダ州保健局セミノール郡支局(407-665-3243)が対応窓口を設けています。ハリス氏は、ラボの結果が出るまで追加の対策を保留しているものの、確認された場合にはさらなる措置を講じる方針です。

予防と専門家による助言

ヒルズボロ郡土壌水保全地区の理事であるベティ・ジョー・トンプキンス氏は、自身の経験を踏まえ「筋肉や関節を攻撃し、耐え難い痛みをもたらします。この病気は誰にも経験してほしくありません」と語り、水たまりの排除などの徹底を呼びかけています。

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予防策として、EPA登録済みの虫除け剤(DEET、ピカリジン、IR3535、レモンユーカリ油など)の使用、長袖・長ズボンの着用、窓やドアの網戸の補修が推奨されています。CDCは、腹痛や嘔吐、出血などの深刻な兆候が見られる場合は、直ちに医療機関を受診するよう強く勧告しています。具体的な対策や健康上の不安がある場合は、最寄りの保健当局や医師などの専門家に相談してください。

執筆者について: nipponese

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