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福岡県議会の金銭授受疑惑、新村雅彦元副議長が蔵内勇夫氏への500万円手渡しを実名証言

福岡県議会の金銭授受疑惑を巡り、元副議長の新村雅彦氏(74)が23日、県庁で記者会見を開きました。新村氏は2012年の副議長就任直前に、当時議長だった蔵内勇夫氏(議員辞職)へ現金500万円を手渡したと実名で証言しました。一方、蔵内氏は「議会人事に関する金銭授受は一切ない」と疑惑を全面的に否定しています。 元副議長が料亭での現金手渡しを証言 福岡県議会を揺るがす金銭授受疑惑について、元県議の新村雅彦氏が初めて実名で詳細を明らかにしました。読売新聞の報道によると、新村氏は2012年4月9日、福岡市内の料亭で蔵内勇夫氏に対し、茶封筒に入れた現金500万円を手渡したと証言しました。同日は自民党と所属会派の幹部らによる会食が開かれており、新村氏はその際の食事代10万円超も負担したといいます。正副議長経験者による実名証言は今回で4人目ですが、自民党以外の会派に所属していた議員による証言は初めてです。 副議長就任に伴う「あしき文化」の存在 新村氏の証言によれば、金銭の支払いは副議長というポストを得るための慣習として認識されていました。毎日新聞によると、新村氏は当時所属していた民主系会派の会長だった吉村敏男元県議(77)から「700万、800万円使った」と聞かされていたと説明しました。新村氏は、自身が支払った600万円超について、議員活動で支給される手当などを積み立てて賄ったと語っています。また、自民党と他会派の幹部らによる宿泊ゴルフ会「マスターズ」の費用として約100万円を負担したことも明かしました。 “蔵内勇夫氏に現金500万円を手渡した” 福岡県議会の金銭授受疑惑めぐり元県議・新村雅彦氏が実名証言|TBS NEWS DIG 蔵内氏側は疑惑を否定し法的措置も示唆 新村氏の会見を受け、蔵内勇夫氏は同日、自身の関与を強く否定するコメントを発表しました。FBS福岡放送が報じた蔵内氏のコメント全文によると、「議会人事に関して金銭の授受を行ったことは一切ない」と主張しています。さらに、新村氏の発言を「事実に反し、名誉を毀損する発言」と断じ、内容を精査した上で必要に応じて断固とした法的措置を講じる意向を示しました。また、吉村敏男元県議も読売新聞の取材に対し、金銭の支払いを指示した事実を「言った覚えはない」と否定し、名誉毀損で訴える考えを明らかにしています。 第三者委員会による調査のゆくえ 現在、福岡県議会の金銭授受疑惑については、県議会が設置した第三者委員会が調査を進めています。新村氏は、今回の会見内容について既に第三者委員会の聞き取り調査で全て話したと述べています。蔵内氏も自身の反論や説明は第三者委員会に対して行うべきだとの姿勢を示しており、今後は公平な客観的判断が待たれる状況です。新村氏は実名での証言に踏み切った理由について、蔵内氏が記者会見を予定しているという情報を得たため、先に自身の言葉で事実を語るべきだと判断したと説明しました。 写真:毎日新聞 県議会を覆う金銭疑惑の全容解明へ 新村氏が「あしき文化は絶対になくさなければいけない」と語ったように、今回の証言は県議会内部の長年の慣習に一石を投じる形となりました。これまで読売新聞の取材に対し匿名を条件に支払いを認めていた新村氏が、公の場で実名を明かしたことで、疑惑の構図はより鮮明になっています。一方で、当事者間での主張は真っ向から対立しており、第三者委員会の調査結果が今後の県議会の信頼回復に向けた重要な焦点となります。 関連情報 【ノーカット】「蔵内氏に500万円渡した」金銭授受疑惑で新たな実名証言 福岡県議会の新村雅彦元副議長が緊急会見 【ノーカット】“蔵内前議長に500万円”「明太子も用意」福岡県議会“金銭授受疑惑”で元議員の新村雅彦氏が会見 一連の疑惑をめぐって4人目の実名証言 【元副議長】“蔵内氏に500万円手渡した” 福岡県議会金銭授受疑惑めぐり

福岡県議会の金銭授受疑惑、新村雅彦元副議長が蔵内勇夫氏への500万円手渡しを実名証言

福岡県議会の金銭授受疑惑を巡り、元副議長の新村雅彦氏(74)が23日、県庁で記者会見を開きました。新村氏は2012年の副議長就任直前に、当時議長だった蔵内勇夫氏(議員辞職)へ現金500万円を手渡したと実名で証言しました。一方、蔵内氏は「議会人事に関する金銭授受は一切ない」と疑惑を全面的に否定しています。

元副議長が料亭での現金手渡しを証言

福岡県議会を揺るがす金銭授受疑惑について、元県議の新村雅彦氏が初めて実名で詳細を明らかにしました。読売新聞の報道によると、新村氏は2012年4月9日、福岡市内の料亭で蔵内勇夫氏に対し、茶封筒に入れた現金500万円を手渡したと証言しました。同日は自民党と所属会派の幹部らによる会食が開かれており、新村氏はその際の食事代10万円超も負担したといいます。正副議長経験者による実名証言は今回で4人目ですが、自民党以外の会派に所属していた議員による証言は初めてです。

副議長就任に伴う「あしき文化」の存在

新村氏の証言によれば、金銭の支払いは副議長というポストを得るための慣習として認識されていました。毎日新聞によると、新村氏は当時所属していた民主系会派の会長だった吉村敏男元県議(77)から「700万、800万円使った」と聞かされていたと説明しました。新村氏は、自身が支払った600万円超について、議員活動で支給される手当などを積み立てて賄ったと語っています。また、自民党と他会派の幹部らによる宿泊ゴルフ会「マスターズ」の費用として約100万円を負担したことも明かしました。

“蔵内勇夫氏に現金500万円を手渡した” 福岡県議会の金銭授受疑惑めぐり元県議・新村雅彦氏が実名証言|TBS NEWS DIG

蔵内氏側は疑惑を否定し法的措置も示唆

新村氏の会見を受け、蔵内勇夫氏は同日、自身の関与を強く否定するコメントを発表しました。FBS福岡放送が報じた蔵内氏のコメント全文によると、「議会人事に関して金銭の授受を行ったことは一切ない」と主張しています。さらに、新村氏の発言を「事実に反し、名誉を毀損する発言」と断じ、内容を精査した上で必要に応じて断固とした法的措置を講じる意向を示しました。また、吉村敏男元県議も読売新聞の取材に対し、金銭の支払いを指示した事実を「言った覚えはない」と否定し、名誉毀損で訴える考えを明らかにしています。

第三者委員会による調査のゆくえ

現在、福岡県議会の金銭授受疑惑については、県議会が設置した第三者委員会が調査を進めています。新村氏は、今回の会見内容について既に第三者委員会の聞き取り調査で全て話したと述べています。蔵内氏も自身の反論や説明は第三者委員会に対して行うべきだとの姿勢を示しており、今後は公平な客観的判断が待たれる状況です。新村氏は実名での証言に踏み切った理由について、蔵内氏が記者会見を予定しているという情報を得たため、先に自身の言葉で事実を語るべきだと判断したと説明しました。

福岡県議会の金銭授受疑惑、新村雅彦元副議長が蔵内勇夫氏への500万円手渡しを実名証言
写真:毎日新聞

県議会を覆う金銭疑惑の全容解明へ

新村氏が「あしき文化は絶対になくさなければいけない」と語ったように、今回の証言は県議会内部の長年の慣習に一石を投じる形となりました。これまで読売新聞の取材に対し匿名を条件に支払いを認めていた新村氏が、公の場で実名を明かしたことで、疑惑の構図はより鮮明になっています。一方で、当事者間での主張は真っ向から対立しており、第三者委員会の調査結果が今後の県議会の信頼回復に向けた重要な焦点となります。

執筆者について: nipponese

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