ブルックの猛打は114球での202得点という圧倒的なペースで刻まれました。ベン・ストークスが保持していたこれまでのイングランド記録である182得点を大幅に更新し、同国における個人としての最高得点を塗り替えています。打席では21本の4塁打と10本の6塁打を放ち、イングランドのイニング最終球まで立ち続けました。
ハリー・ブルックが樹立した歴史的202得点の全貌
この歴史的なダブルセンチュリーは、ワンデイ・インターナショナル(ODI)の歴史において男性選手による14回目のダブルセンチュリーであり、個人最高得点としては12番目に位置する記録となりました。また、主将としてのODIにおける4度目のセンチュリーでもあり、ジョー・ルートと159得点、ウィル・ジャックスとは185得点のパートナーシップを形成してチームの総得点を大きく押し上げました。

記録を塗り替えた驚異的な打撃スピードと周辺データ
| 選手名 | チーム | 対戦相手 | 会場 | 年 | 記録(球数) |
|---|---|---|---|---|---|
| ハリー・ブルック | イングランド | スリランカ | ラワルピンディ | 2026年 | 114球 |
| シュブマン・ギル | インド | 西インド諸島 | グワハティ | 2026年 | 117球 |
| イシャン・キシャン | インド | バングラデシュ | チャットガグラム | 2022年 | 126球 |
ラワルピンディで開催されたパキスタンODIトライ・シリーズの第3戦において、ブルックが打ち立てた114球での到達は、これまでの記録を保持していたシュブマン・ギルを抜いてODI史上最速のダブルセンチュリーとなりました。さらに、キャプテンによるODIでの得点としてもギルの223、ヴィレンドール・セワッグの219、ロヒト・シャーマの208に次ぐ史上4番目の高得点および4度目のダブルセンチュリーとなっています。加えて、グレン・マックスウェルが2023年にアフガニスタン戦で達成した快挙に続き、ノンオープナーとしてODIでダブルセンチュリーを記録した史上2人目の選手となりました。
チームとしても、イングランドが記録した429得点(4ロス、50オーバー)は、パキスタンの地で行われたODIにおける史上最高のチーム総得点となりました。

スリランカによる歴史的な大逆転劇の展開
イングランド側では、ジョフラ・アーチャーがトライ・シリーズのために休養し、レッグスピナーのアディル・ラシッドが戦術的な理由でメンバーから外れた影響もあり、ボウリング陣は苦戦を強いられました。サム・カランは9オーバーで103得点を献上しています。試合は最終的にスリランカが49.5オーバーで430得点(8ロス)に到達し、2ウィケット差で劇的な勝利を収めました。