ナ・リーグ優勝決定シリーズで3連敗と後がないドジャースは、15日(日本時間16日)に行われるブルワーズとの第4戦で、大谷翔平を「1番・DH」として起用する。ロバーツ監督は打線の変化と本人の状態を考慮したと説明した。
3連敗の窮地で大谷翔平を1番に配置
ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)で崖っぷちに立たされたドジャースは、ホームでの第4戦で打順の組み換えを断行した。スポーツニッポン新聞社によると、大谷翔平は「1番・DH」でスタメンに名を連ねている。大谷が1番を務めるのは、9月27日のレギュラーシーズン最終戦以来であり、今ポストシーズンでは初めてとなる。シリーズ3連敗という厳しい状況下で、攻撃の起点となる大谷を先頭に据えることで打開を図る狙いだ。
ロバーツ監督が語る起用の意図
試合前の会見で、デーブ・ロバーツ監督は今回の打順変更の理由を明かした。監督は「ここ数日の練習での様子を見て、本人の気持ちの状態がいいと感じた」と述べ、直近の打席内容についても評価している。また、「少し変化を加えたい」という意図に加え、選手たちが慣れ親しんだ形に近い構成にすることで、本来の力を引き出したいという思いを語った。チーム全体が本来のパフォーマンスを発揮できていない現状において、この配置転換がどのような効果をもたらすかが注目される。
ポストシーズンで続く打撃の苦戦
大谷は今ポストシーズンで、ここまで22打数4安打、打率.182と苦しんでいる。第1戦は「4番・DH」で3打数1安打1四球、第2戦は4打数無安打、第3戦は「6番・DH」で2打数1安打2四死球という内容だった。今季は左膝や右上腕二頭筋の炎症に悩まされ、9月8日には負傷者リスト入りを経験している。8月18日を最後に本塁打は出ておらず、自己ワーストとなる115打席連続無本塁打という記録も続いている。
第4戦のドジャース先発メンバー
ブルワーズとの第4戦に臨むドジャースのスターティングラインナップは以下の通りとなっている。
- 1番・DH:大谷翔平
- 2番・遊撃:ムーキー・ベッツ
- 3番・一塁:フレディ・フリーマン
- 4番・捕手:ウィル・スミス
- 5番・右翼:カイル・タッカー
- 6番・左翼:テオスカー・ヘルナンデス
- 7番・二塁:ミゲル・ロハス
- 8番・中堅:アンディ・パヘス
- 9番・三塁:エンリケ・ヘルナンデス
- 先発投手:タイラー・グラスノー
崖っぷちからの反撃なるか
シリーズを制するためには負けられない一戦となる。先発のマウンドにはタイラー・グラスノーが上がり、ブルワーズ打線を抑え込むことが求められる。打線はこれまでの不振を払拭し、大谷を筆頭にいかに得点圏へ走者を進められるかが鍵となる。本拠地のファンを前に、ドジャースがここからシリーズを巻き返すことができるのか、第4戦の結果がその命運を左右する。