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トランプ政権側がD.C.のゴルフ場で無断の樹木伐採、連邦地裁が激怒

ワシントン・D.C.の歴史あるパブリックゴルフ場「East Potomac Golf…

トランプ政権側がD.C.のゴルフ場で無断の樹木伐採、連邦地裁が激怒

ワシントン・D.C.の歴史あるパブリックゴルフ場「East Potomac Golf Links」において、トランプ政権が数百本の木々を急遽伐採したことをめぐり、連邦裁判所で激しい法廷闘争が繰り広げられています。

イースト・ポトマック・ゴルフリンクスにおける突然の樹木伐採と法廷闘争

ワシントンD.C.にある歴史的なイースト・ポトマック・ゴルフ・リンクスにおいて、連邦政府側が十分な事前通知を行わないまま週末にかけて数百本の木を切り倒した問題で、事態が急速に緊迫しています。

現地を管轄するU.S. District Judge Ana Reyes(アナ・レイズ連邦地裁判事)は、5月に行われた審尋において、ゴルフ場で何らかの実質的な建設・改修工事を始める前に裁判所へ事前に通知するよう求めていました。しかし、司法省側からの通知は10月9日金曜日の午後5時直前に行われ、週末にかけて400本以上の健康な木々が切り倒される事態となりました。

「政府はすべての信頼を失った」とレイズ判事の激怒

月曜日に開催された約4時間のバーチャル審尋において、レイズ判事は司法省の代理人弁護士らに対して強い不満と怒りを露わにしました。裁判所への通知を怠り、秘密裏に作業を進めたことについて、同判事は「政府はこの訴訟においてすべての信頼を失った」と厳しく批判しました。

「私が嘘をつかれていたかどうかが問題だ。」

Ana Reyes, U.S. District Judge, via NPR

また、同判事はナショナル・モール・アンド・メモリアル・パークスのスーパーインテтенデントであるケヴィン・グリース氏に対し、今回の大量伐採の経緯について宣誓の下で証言するよう命じました。裁判所の記録や証言によると、現場では植栽の美化活動から再配置された20人から40人の作業員が突貫作業で木々の伐採を行っていたことが明らかになっています。

住民や保存団体の反発とトランプ大統領の再開発計画

このゴルフ場の再開発をめぐっては、今年2月にDC Preservation Leagueなどの保存団体や地元住民らが、違法な乗っ取りおよび環境破壊にあたるとして提訴していました。原告側は、同政権がチェック・アンド・バランス(権力の分立と抑制)の仕組みや司法手続きを無視していると強く非難しています。

「これはトランプ・バンス政権から見られるおなじみの戦術であり、大統領の別の個人的なプロジェクトを推進するために、大切にされてきた国のランドマークを不可逆的に改変しようと素早く行動するものです。」

Skype Perryman, President and CEO of Democracy Forward, via NPR

一方で、トランプ大統領側は自身のソーシャルメディアを通じて、East Potomac Golf Linksを11月15日から約15ヶ月間閉鎖し、有名なゴルフコース設計者であるトム・ファジオ氏の設計によって18ホールの世界基準のチャンピオンシップコースへと生まれ変わらせる計画を改めて表明しました。大統領は、現在のコースが古く、危険で荒廃していると主張し、改造後は一般に開放しつつ世界規模のトーナメントを開催できる施設にする方針を示しています。

裁判所の差し止め延長と今後のスケジュール

こうした司法省側の動きやトランプ大統領による再開発強行の発表にもかかわらず、レイズ判事は樹木伐採の差し止め命令を10月26日まで延長することを決定しました。司法省がレイズ判事の忌避(担当からの外れること)を求める申し立てを行っていることもあり、今後の法廷の判断とさらなる審理の行方に大きな注目が集まっています。

トランプ政権側がD.C.のゴルフ場で無断の樹木伐採、連邦地裁が激怒
写真:Reuters
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執筆者について: nipponese

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