日本語版
最新ニュース
世界

トランプ前米大統領、対談で移民流入や治安政策を主張

トランプ前米大統領はジョー・ローガンとの対談で、過去3年間で殺人や性犯罪の前科を持つ数千人の移民が米国へ流入したと主張した。クーリエ・ジャポンなどの報道によると、他国が刑務所を空にして犯罪者を送り込んでいるとの持論を展開し、オハイオ州スプリングフィールドなどの事例を挙げて治安政策や移民受け入れの動機を厳しく批判している。 殺人や性犯罪の前科を持つ者が数千人単位で流入しているとの主張 移民政策をめぐってトランプは、強い表現を用いた持論を展開した。過去3年間で殺人罪の前科を持つ者が数千人単位で入国したとし、性犯罪歴を持つ者についても1万5000人規模で入っていると具体的な数字を挙げている。さらに、他国が刑務所を空にして犯罪者を米国に送り込んでいるとの見方を示した。移民推進者の動機についても、米国を憎んでいるか、愚かか、票を買いたいかのどれかだと切り捨てている。クーリエ・ジャポンの報道によると、この対談の後半から終盤にかけては政策論と都市伝説的な話題が地続きで語られ、独特の構成が注目を集めた。 オハイオ州スプリングフィールドとコロラド州オーロラの実態批判 具体的な事例として繰り返し言及されたのが、オハイオ州スプリングフィールドの状況だ。人口5万2000人の穏やかな町に3万2000人のハイチ系移民が流入し、環境が一変したと指摘している。移民の急増により、病院や学校が機能不全に陥っていると主張した。また、コロラド州オーロラではベネズエラ系ギャングが集合住宅を占拠しているとも述べている。いずれの事例も、地元当局者の対応の甘さを批判する文脈で語られた。 警察予算削減への反発と現場警察官のメンタルヘルス危機 治安政策では、2020年以降に一部自治体で進められた警察予算削減の動きを厳しく批判した。現場の警官の多くが日常的に発砲事件を目撃しており、PTSDを抱えているのは当然だと指摘している。ハリスが過去に予算削減を支持していたと名指しで批判したうえで、予算を削るべきではなく、給与や訓練、燃え尽きへのケアにこそ資金を使うべきだと主張した。警察官の自殺率の高さにも言及し、手厚い支援の必要性を訴えている。 大統領在任中であればウクライナ侵攻は起きなかったという外交論 外交・安全保障分野において、ウクライナ戦争は自分が大統領であれば起きなかったと主張した。原油価格を40ドル台に抑えていた自身の在任中のエネルギー政策により、ロシアが戦争を遂行する資金力を持てなかったと説明している。プーチンに対してはやめておけと伝えていたとする一方で、具体的な働きかけについては今それを話せば交渉ができなくなると述べ、明言を避けた。 中国や北朝鮮との関係から示す独自の抑止力と首脳外交 中国との関係についても同様の文脈で語られている。習近平国家主席との間で台湾問題についてロシアとほぼ同じ内容の会話をしたとし、在任中は台湾海峡付近での軍事的挑発が抑制されていたと主張した。北朝鮮の金正恩総書記については、リトル・ロケットマンと呼んでいた頃は緊張感が高かったが最終的には良好な関係を築いたと振り返っている。オバマ政権下では対話すら実現しなかったのに対し、自身の在任中は18ヵ月間、米兵への攻撃がゼロだったとバイデン政権下と対比させて強調した。 写真:クーリエ・ジャポン

クーリエ・ジャポン

トランプ前米大統領はジョー・ローガンとの対談で、過去3年間で殺人や性犯罪の前科を持つ数千人の移民が米国へ流入したと主張した。クーリエ・ジャポンなどの報道によると、他国が刑務所を空にして犯罪者を送り込んでいるとの持論を展開し、オハイオ州スプリングフィールドなどの事例を挙げて治安政策や移民受け入れの動機を厳しく批判している。

殺人や性犯罪の前科を持つ者が数千人単位で流入しているとの主張

移民政策をめぐってトランプは、強い表現を用いた持論を展開した。過去3年間で殺人罪の前科を持つ者が数千人単位で入国したとし、性犯罪歴を持つ者についても1万5000人規模で入っていると具体的な数字を挙げている。さらに、他国が刑務所を空にして犯罪者を米国に送り込んでいるとの見方を示した。移民推進者の動機についても、米国を憎んでいるか、愚かか、票を買いたいかのどれかだと切り捨てている。クーリエ・ジャポンの報道によると、この対談の後半から終盤にかけては政策論と都市伝説的な話題が地続きで語られ、独特の構成が注目を集めた。

オハイオ州スプリングフィールドとコロラド州オーロラの実態批判

具体的な事例として繰り返し言及されたのが、オハイオ州スプリングフィールドの状況だ。人口5万2000人の穏やかな町に3万2000人のハイチ系移民が流入し、環境が一変したと指摘している。移民の急増により、病院や学校が機能不全に陥っていると主張した。また、コロラド州オーロラではベネズエラ系ギャングが集合住宅を占拠しているとも述べている。いずれの事例も、地元当局者の対応の甘さを批判する文脈で語られた。

警察予算削減への反発と現場警察官のメンタルヘルス危機

治安政策では、2020年以降に一部自治体で進められた警察予算削減の動きを厳しく批判した。現場の警官の多くが日常的に発砲事件を目撃しており、PTSDを抱えているのは当然だと指摘している。ハリスが過去に予算削減を支持していたと名指しで批判したうえで、予算を削るべきではなく、給与や訓練、燃え尽きへのケアにこそ資金を使うべきだと主張した。警察官の自殺率の高さにも言及し、手厚い支援の必要性を訴えている。

大統領在任中であればウクライナ侵攻は起きなかったという外交論

外交・安全保障分野において、ウクライナ戦争は自分が大統領であれば起きなかったと主張した。原油価格を40ドル台に抑えていた自身の在任中のエネルギー政策により、ロシアが戦争を遂行する資金力を持てなかったと説明している。プーチンに対してはやめておけと伝えていたとする一方で、具体的な働きかけについては今それを話せば交渉ができなくなると述べ、明言を避けた。

中国や北朝鮮との関係から示す独自の抑止力と首脳外交

中国との関係についても同様の文脈で語られている。習近平国家主席との間で台湾問題についてロシアとほぼ同じ内容の会話をしたとし、在任中は台湾海峡付近での軍事的挑発が抑制されていたと主張した。北朝鮮の金正恩総書記については、リトル・ロケットマンと呼んでいた頃は緊張感が高かったが最終的には良好な関係を築いたと振り返っている。オバマ政権下では対話すら実現しなかったのに対し、自身の在任中は18ヵ月間、米兵への攻撃がゼロだったとバイデン政権下と対比させて強調した。

トランプ前米大統領、対談で移民流入や治安政策を主張
写真:クーリエ・ジャポン
執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。