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パキスタンの学校で屋根崩落、子どもら29人死亡し50人以上負傷

ペシャワールの私立学校で木曜朝、校舎の屋根が崩落し、子どもと女性教師が死亡し、多数が負傷した。

パキスタンの学校で屋根崩落、子どもら29人死亡し50人以上負傷

ペシャワールの私立学校で木曜朝、校舎の屋根が崩落し、子どもと女性教師が死亡し、多数が負傷した。地域住民や救助隊ががれきを撤去して捜索にあたり、警察は建物構造の脆弱性を理由に学校オーナーを逮捕した。.

アル・カハイア教育センターで起きた惨事と死傷者数

パキスタン北西部の都市ペシャワールにある私立のアル・カハイア教育センターで2026年10月15日の朝、授業中に校舎の屋根が突然崩落した(CBC)。現場となったのは同市の混雑したディール・コロンジー地区に位置する3階建ての建物であり、当時は午前8時49分頃に最初の授業が始まったばかりだった(Independent)。

死傷者の数については報道機関や当局の間で初期集計に若干の幅があるものの、ロイター通信などの主要な通信社や現地警察、病院側の発表によると、少なくとも28人から34人の子どもたちと女性教師1人が命を落とした(Tribune)。州都カイバル・パクトゥンクワ州にあるレディ・レディング病院の報道官ムハンマド・アシム氏は、同病院に33体の遺体(子ども32人と教師1人)が搬送されたと述べ、また別の病院でも子ども2人の遺体が収容されたことを確認した。

負傷者の総数は50人を超え、その中には重体となっている生存者も含まれている。死傷した子どもたちのほとんどは13歳以下、あるいは6歳から14歳の児童・生徒であったと当局や病院関係者は説明している。

住民と救助隊による懸命な救出活動

突然の崩落事故が発生した後、近隣の住民たちが真っ先現場へと駆けつけ、重機やスコップ、素手を用いてがれきを取り除き、生き埋めになった子どもやスタッフの救出にあたった。現場の狭い路上には大勢の保護者や関係者が詰めかけ、我が子の安否を求めて悲嘆に暮れる姿が見られた。

何が起きたのか確かめようと、他の人たちとともに現場や学校へと駆けつけました。…どうやら1時間目の授業が始まったばかりの頃だったようです。…建物には人があふれ返っていました。 ザヒル・フセイン、学校の数ブロック先に住む住民(CBS Newsによる翻訳)

現場の教室にいた教員のひとりであるマフウィッシュ・ザマンさんは、病院のベッドから取材に応じ、崩落時の恐怖を次のように語っている。

まるで空が落ちてきたかのような感覚でした。

マフウィッシュ・ザマン、負傷した教員(Associated Pressによる翻訳)

彼女は自身の教室で授業を行っている最中に突如として屋根が崩れ落ちたと話し、病院で意識を取り戻した時点では何が起きたのか把握するのが困難な状況であったと証言している。

構造的な欠陥と学校オーナーの逮捕

また、ペシャワール警察は重大な過失があったとして、当該の私立学校のオーナーを身柄拘束し、逮捕したことを明らかにした。地方政府や治安当局は調査委員会を立ち上げ、建物の建築基準法違反や使用された資材の品質について詳細な捜査を継続している。

全国的な悲しみと再発防止への要求

この惨事を受けてパキスタン国内には大きな衝撃と悲しみが広がり、政府高官や政治指導者らが相次いで哀悼の意を表明した。

パキスタンの学校で屋根崩落、子どもら29人死亡し50人以上負傷
写真:The Independent

この悲しみの時に、国全体が被災した家族の悲しみを分かち合っている。

アジフ・アリ・ザルダリ、パキスタン大統領(NPR)

シャバズ・シャリフ首相やイスハク・ダール副首相も負傷者への迅速な医療提供を命じるとともに、子どもたちの安全確保が最優先事項であると強調した(Independent)。パキスタンの都市部においては、コスト削減のために規制が無視され、粗悪な資材を用いた建築やずさんな施工管理が原因となる建物崩落事故がたびたび問題視されており、今回の悲劇を受けて全国で安全基準の厳格化を求める声が高まっている。

執筆者について: nipponese

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