NFLによる補足ドラフト不実施の決定と理由
NFL管理評議会は、Brendan Sorsby選手に対し、今年は補足ドラフトを実施しない旨を公式に通知した。NFLのルールでは、補足ドラフトを開催するか否かはリーグ側の裁量に委ねられている。NFLは、この決定について「ここ数年、リーグは補足ドラフトを実施しておらず、今回の申請以前には今年度の実施計画もなかった」と説明している(NFL.com報道)。 リーグ側は、Sorsby選手の申請内容についても厳しく指摘している。NFLの書簡によれば、申請が期限の3営業日前に行われたこと、またNCAAの制裁を回避するための訴訟を取り下げた直後であるにもかかわらず、裏付けとなる情報や文書が一切添付されていなかったことが問題視された。NFLは、「提出された請願書が抱える問題は、リーグの誠実性に関わる重要なものであり、提示された期間内で意味のある審査を行うことは不可能である」と述べている。代理人Jeffrey Kessler氏による反論と法的対立
Sorsby選手の代理人を務めるJeffrey Kessler弁護士は、NFL側の主張を全面的に否定している。Kessler氏は、Sorsby選手がリーグから要求されたすべての情報を提出済みであり、追加情報の要請も一切なかったと主張する(NBC Sports報道)。 「4月下旬に、我々は補足ドラフトへの参加プロセスについてNFLに問い合わせた。リーグからの回答は、6月22日までに短い申請書を提出するだけでよいというものだった。NFL側が申請書以外の文書や情報の審査が必要であると示唆したことは一度もなかった」Jeffrey Kessler(Sorsby選手の代理人) さらにKessler氏は、NFLがSorsby選手本人よりも先にメディアに対して拒否の通知を行った点を強く非難した。 「NFLは、Mr. Sorsbyに送る前に、補足ドラフトへの参加を拒否する旨の書簡をメディアに提供した。彼は、メディアの報道によって補足ドラフトが実施されないことを知った」Jeffrey Kessler(Sorsby選手の代理人、NFL NetworkのTom Pelissero記者への声明)Sorsby選手の経歴と賭博問題の影響
Brendan Sorsby選手は、インディアナ大学、シンシナティ大学、そしてテキサス工科大学でプレーしてきた。しかし、カレッジフットボールにおける賭博規定への違反が発覚し、キャリアは大きな転換点を迎えている。裁判記録によれば、Sorsby選手は学生アスリート時代に少なくとも9万ドル規模の賭博を行っていたことを認めている(NFL.com報道)。 NCAAは当初、2026年の出場資格を剥奪したが、6月8日に一時的な差し止め命令が出ていた。しかし、Sorsby選手はその後訴訟を取り下げ、補足ドラフトへの参加を目指す道を選んだ。なお、Sorsby選手は高校時代、テキサス州のLake Dallas高校でプレーしており、247Sportsのコンポジットランキングでは3つ星のクォーターバックとして評価されていた(USA Today報道)。今後の見通し
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