日本女子代表(なでしこジャパン)は2日、アジア競技大会の決勝戦となる北朝鮮女子代表戦に向けたスターティングメンバーを発表した。web.gekisaka.jpなどが報じた。午後7時半の試合開始を控え、前回大会の決勝と同カードとなる大一番の陣容が明らかになっている。
準決勝の韓国戦から先発2人を変更
日本女子代表は2対0で勝利した準決勝の韓国戦から、先発メンバーを2人変更して決勝に臨む。web.gekisaka.jpの報道によると、守備陣にはDF大箸桜子が入ったほか、中盤にはMF柳瀬楓菜が起用されている。キャプテンは引き続きMF成宮唯が務め、チームを牽引する。国際Aマッチウィーク期間外の開催となった今大会は、初招集13人を含む国内組中心の編成で構成されている。狩野倫久監督は、前回優勝メンバーと新戦力を巧みに組み合わせながらピッチに送り出す。
5試合連続ゴールの神谷千菜が先発入り
今回が代表初招集となるFW神谷千菜が、初戦から5試合連続となる先発メンバーに名を連ねた。web.gekisaka.jpによると、神谷は準決勝の韓国戦で後半9分に先制のヘディングシュートを沈め、同18分には相手のミスに乗じて左足のミドルシュートで追加点を奪う活躍を見せた。今大会を通じて合計7得点をマークし、得点ランキングの首位を走るストライカーである。決勝の舞台でもその決定力発揮に大きな期待がかかる。
大会3連覇を懸けた北朝鮮との決勝戦
日本女子代表は今大会で前人未到の大会3連覇に王手をかけている。対戦相手の北朝鮮女子代表は、前回大会の決勝で激闘を繰り合わせた難敵だ。海外組の主力を欠く布陣でありながらも、狩野監督のもとで確実な戦いぶりを見せてきた。新戦力の台頭と既存戦力の融合を図りながら勝ち上がってきたチームは、アジアの頂点をかけた最後の戦いに挑む。
女子ワールドカップを見据えた選手層の拡充
今回の国内組中心の編成によるアジア競技大会への挑戦は、単なる目の前のタイトルの獲得だけに留まらない。狩野監督は来年に控える女子ワールドカップを見据え、チーム全体の選手層の拡充を強く意識している。初招集の選手たちが国際舞台の決勝という重圧の中でどのようなパフォーマンスを見せるのか。若手と経験者の融合によって積み上げてきた成果が、この大一番で試されることになる。
日本女子代表のスタメン一覧には、GK大場朱羽、DF大箸桜子、MF柳瀬楓菜、MF成宮唯、MF塩越柚歩、MF伊東珠梨、MF中嶋淑乃、FW浜田芽来、FW上野真実、FW神谷千菜、FW桑原藍の名前が並んでいる。
アジアの頂点を懸けた北朝鮮との決勝戦は、来年の女子ワールドカップに向けたチーム作りの現在地を測る重要な試金石となる。