「私たちは多くの得点チャンスを作り出しました。前半はボールを持つ際に少し躊躇が見られ、ボールの有無に関わらず決断力が不足していましたが、後半は改善されました。」昨季の女子スーパーリーグ(WSL)でゴールデンブーツを獲得したキハジ・ショーは、新たなシーズンが幕を開けてもなお、その圧倒的な勝負強さを遺憾なく発揮しました。開幕戦となったバーミンガム・シティ戦で、ショーは試合を通じて11本のシュートを放ち、そのうち2得点を挙げてチームの勝利を呼び込みました。
ショーが導くマンチェスター・シティの白星発進
前半は昇格組バーミンガムのゴールマウスを守ったソフィー・バガリーの優れたデビューパフォーマンスにより得点を阻まれましたが、後半に入るとショーの高さと決定力が光りました。ケルスティン・カスパレイと、この試合がデビュー戦となったベス・ミードがそれぞれ左サイドから供給したコーナーキックに対し、ショーは高い打点からのヘディングで立て続けにネットを揺らしました。
試合の口火を切ったのはメアリー・ファウラーの低いシュートでした。この得点によって、クラブのプロ女子チームとしての通算1000ゴールという節目が記録されています。
開幕節で11本のシュートを放ったショーの圧倒的な存在感について、スカイスポーツのコラムニストを務めるローラ・ハンターは、リーグ最高峰のストライカーとしての地位を改めて証明したと分析しています。
バーミンガムも試合終盤の90分にオセアン・ユルトレがジェイド・ローズの守備のミスに乗じてゴールを返し、昨季2部を制した実力を垣間見せました。試合は3対1でマンチェスター・シティの勝利に終わりました。マンチェスター・シティの監督を務めるアンドレー・イェグレッツは試合後、チームのパフォーマンスについて次のように振り返っています。
私たちは多くの得点チャンスを作り出しました。前半はボールを持つ際に少し躊躇が見られ、ボールの有無に関わらず決断力が不足していましたが、後半は改善されました。
Andrée Jeglertz, マンチェスター・シティ監督
クリスタル・パレス戦で発覚した異例の規則違反
同日に行われた昇格組クリスタル・パレスとエヴァートンの試合では、パレスが1対0で勝利したものの、試合中の選手交代を巡って重大な規則違反が発覚しました。リーグの規定では、試合中に選手交代を行える機会はハーフタイムや脳震盪による交代を除き、最大3回までと定められています。しかし、パレス側が後半の4つの異なる場面で選手交代を実施していたことが判明しました。
この事態を受けて、WSL、プロ審判協会(Pro Ref)、および両クラブが調査を開始しています。また、エイミー・メリックス率いるバーミンガムは敗れはしたものの、2022年にマンチェスター・シティに0対6で敗れて降格したのと同じピッチで、前半を無失点に抑えるなど、かつてとは異なる競争力を示しました。
WSLの広報担当者は次のようにコメントを発表しています。「クリスタル・パレス対エヴァートン戦において競技規則の違反があったことを確認できます。クリスタル・パレスは、規則で1試合につき最大3回までと認められている選手交代の機会を超えて、4度目の試合のプレー中断時に4度目の選手交代を行いました。我々は現在、両クラブおよびプロ審判協会とともに調査を実施しており、進展があり次第、改めて報告いたします」。
競技規則のセクション7.13.2に基づき、不適格な選手を起用したとみなされた場合の処分には、試合で獲得した勝ち点の剥奪や、試合の再開催などが含まれる可能性があります。また、この一戦を担当した審判団についても、9月12日と13日の週末に予定されている次節の担当から外れることが明らかになっています。
ロンドン・シティとアーセナルの新戦力による白熱のスタート
ブロムリーで行われたロンドン・シティ・ライオネスとマンチェスター・ユナイテッドの試合は、オーナーのミシェル・カンが観戦する中、チケットが完売となった満員の観衆の前で開催されました。バロンドールを2度受賞したアレックス・プテジャスの加入が大きな話題を集めましたが、ピッチ上で際立った存在感を放ったのはデルフィーヌ・カスカリーノとダニエル・ファン・デ・ドンクの両選手でした。
一方、アーセナルはブライトンとのアウェー戦に臨み、新加入の19歳リサ・バウムがデビュー戦で結果を残しました。
試合開始10分、ドイツの世代別代表であるバウムがペナルティエリア内で巧みにスペースを作り出し、狭い角度からクロスバーの内側を叩く強烈なシュートを突き刺してチームを1対0の勝利へと導きました。
「クリスタル・パレス対エヴァートン戦において競技規則の違反があったことを確認できます。」