カワサキは、排気量292ccエンジンを搭載する「KLX300」「KLX300 DF」「KLX300SM」の3モデルを、2027年秋頃に日本国内へ導入する準備を進めていると発表しました。海外で展開されているグローバルモデルが、日本市場でも正式に発売されることになります。
排気量292ccの水冷単気筒エンジンを搭載
カワサキが国内導入を予定している3モデルは、いずれもエンデューロレーサーの技術を応用した排気量292ccの水冷4ストローク単気筒DOHCエンジンを搭載しています。このエンジンは最大出力26.8hp(8000rpm)、最大トルク18.4lb-ft(6800rpm)を発揮します。これまでの日本市場におけるKLXシリーズは250ccクラス以下が中心でしたが、今回は海外仕様の300ccクラスモデルがそのまま導入される形です。スマートフォン連携機能に対応した液晶メーターや、容量2.0ガロンの燃料タンクを備えるなど、現代的な装備も共通しています。
デュアルスポーツモデルの「KLX300」と「KLX300 DF」
オフロード性能を重視した「KLX300」は、長いサスペンションストロークと11.0インチの最低地上高を確保した車体が特徴です。足回りにはフロント21インチ、リア18インチのワイヤースポークホイールを組み合わせています。一方、派生モデルの「KLX300 DF」は、この「KLX300」の高い走破性をベースとしつつ、実用性を高めた仕様です。ハンドガードとリアキャリアを標準装備しており、トレイルモデルとしての佇まいを強調したモデルとなっています。
オンロードを追求した「KLX300SM」
スーパーモトスタイルの「KLX300SM」は、前後17インチホイールにロードタイヤを装着し、舗装路での軽快な運動性能を追求したモデルです。制動力の面では、フロントに大径300mmのセミフローティングペタルディスクと2ピストンキャリパーを組み合わせることで、オンロード走行に適した高いコントロール性を実現しています。これら3機種は、日本国内の既存の250ccクラスの枠組みとは異なる選択肢を市場に提供することになります。
価格と日本国内の市場反響
海外市場における価格は、「KLX300」が5999ドル(約94万円)、「KLX300 DF」が6299ドル(約99万円)、「KLX300SM」が6399ドル(約100万円)と設定されています。日本への導入発表を受け、SNS上では期待の声が上がる一方で、排気量による懸念も浮上しています。
* 「300ccだと選択肢が増えていいね!」
* 「ツーリング適性が高そうなモデルで、乗るのが楽しみだわ」
* 「300ccということは車検があるのか、250ccならよかったのになあ……」
日本市場では選択肢が限られていたジャンルだけに、グローバルモデルの導入を歓迎する声が目立つものの、車検制度の対象となる点には戸惑うファンも少なくありません。
今後の注目点は、日本国内での正確な販売価格や具体的な仕様詳細です。円安の影響や世界情勢次第で価格が変動する可能性を指摘する声もあり、カワサキから今後発表される正式な国内販売計画に期待が高まっています。