日本語版
最新ニュース
スポーツ

エリウド・キプチョゲがメルボルン・マラソンを制覇、大会新記録で3年ぶりの優勝を達成

2026年10月11日、41歳の長距離走のレジェンド、エリウド・キプチョゲがメルボルン・マラソンを制し、3年ぶりとなるマラソン優勝を果たしました。大会新記録となる2時間9分10秒でフィニッシュしたケニアの王者は、自身の身体が今なお進化の途上にあると語っています。…

エリウド・キプチョゲがメルボルン・マラソンを制覇、大会新記録で3年ぶりの優勝を達成

2026年10月11日、41歳の長距離走のレジェンド、エリウド・キプチョゲがメルボルン・マラソンを制し、3年ぶりとなるマラソン優勝を果たしました。大会新記録となる2時間9分10秒でフィニッシュしたケニアの王者は、自身の身体が今なお進化の途上にあると語っています。

メルボルン・マラソン制覇と大会新記録の達成

ケニアが誇る五輪2大会連続金メダリストのエリウド・キプチョゲは、10月11日に開催されたメルボルン・マラソンで圧倒的な走りを見せつけました。41歳の元世界記録保持者は、数千人のファンが見守る中、レース終盤の残り10キロメートル地点でスパートをかけ、ライバルを引き離しました。

42kmの道のりはセント・キルダ・ロードを抜け、フリンジ・ストリート駅を通り、アルバート・パーク湖の周辺を巡り、メルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)の内部へとフィニッシュするコースで行われました。キプチョゲはMCGの内部でファンに手を振りながらゴールに向かったため、本来のペースよりもわずかにスピードを緩める形となりましたが、従来の記録を2秒縮める偉業を成し遂げました。

エリウド・キプチョゲがメルボルン・マラソンを制覇、大会新記録で3年ぶりの優勝を達成
写真:straitstimes.com

レース後、キプチョゲは自身の状態について力強く語っています。30キロメートル地点以降でペースを上げたことが勝因となり、計画通りのレース展開で勝利を掴み取りました。

3年ぶりの栄冠と世界を巡るワールドツアー

今回の勝利は、キプチョゲにとって2023年のベルリン・マラソン以来となる栄冠であり、フルマラソン通算17回目の優勝となりました。ベルリンでの勝利は、彼にとって主要大会での11回目のタイトル獲得という歴史的な成果でした。

キプチョゲは2025年に、自分が信じる大義のために資金を募るため、2年間にわたる「ワールドツアー」として南極大陸を含む7つの大陸すべてでマラソンを完走する計画を発表していました。メルボルンは南アフリカとブラジルに続く3つ目の停車地となりました。

エリウド・キプチョゲがメルボルン・マラソンを制覇、大会新記録で3年ぶりの優勝を達成
写真:bbc.co.uk

この世界挑戦は、教育、環境の持続可能性、健康の分野を支援する「エリウド・キプチョゲ財団」への募金活動を目的としています。南極大陸を含む全大陸制覇を目指す壮大な計画において、メルボルンは南アフリカ、ブラジルに続く重要なステージとなりました。かつて1956年の五輪でマラソンの発着点となった伝統のスタジアムで記念すべき70周年に花を添える形となりました。

次世代ランナーとの競演と表彰台の顔ぶれ

ジェネレーションZの選手たちと一緒に走ることを楽しんでいると語ったキプチョゲは、オーストラリアのランニングコミュニティにインスピレーションを与えられたことを誇りに思っていると述べました。また、彼は来年再びメルボルンを訪れ、テニス観戦やフォーミュラ1、そして人々のクリケットの試合を楽しみたいと語っています。

  • 男子優勝:エリウド・キプチョゲ(ケニア) — 2時間9分10秒(大会新記録)
  • 男子2位:トーマス・ド・カント(オーストラリア) — 2時間10分35秒
  • 男子3位:リース・エドワーズ(オーストラリア) — 2時間14分33秒(または2時間15分57秒)
  • 女子優勝:カミル・フレンチ(ニュージーランド) — 2時間28分25秒
  • 女子2位:シネイド・ダイバー(オーストラリア) — 2時間28分49秒
  • 女子3位:ニコラ・シェリダン(アイルランド) — 2時間29分13秒
執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。