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イスラエル首相「攻撃せねば全員死んでいた」 国連で対イラン戦を正当化、抗議で退席多数 – 産経ニュース

9月24日、米ニューヨークで開催された国連総会の一般討論演説で、イスラエルのネタニヤフ首相が登壇しました。軍事作戦の正当性を主張する同氏に対し、多くの代表団が抗議の意を示して退席しました。会場外では大規模なデモ行進が行われ、逮捕者が出るなど緊張に包まれています。 国連総会演説でネタニヤフ首相がイラン核施設攻撃を正当化 イスラエルのネタニヤフ首相は24日、米ニューヨークの国連総会一般討論演説で、2月末から米国とイスラエルが実行した対イラン軍事作戦について言及しました。「イランの核施設を攻撃しなければ、われわれは全員死んでいた。自分たちを守るだけでなく、文明を救うためだった」と述べ、その正当性を強く主張しました。イラン核施設への攻撃は非常に困難だったと振り返りつつも、「首相としては最も簡単な決断だった」と説明しています。 さらに、同氏は「われわれは今後も自分たちの国を守り続け、勝ち続ける。なぜなら、ほかに選択肢がないからだ」と強調しました。演説の中では、「(イランの)邪悪な政権が崩壊する日を全員で祝うだろう」との見通しも示しています。こうした発言に対し、会場では多くの国の代表団が退席して抗議の意を明確に示しました。 ICC逮捕状を巡りニューヨーク市長を批判 国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているネタニヤフ首相の拘束を一時検討したニューヨークのマムダニ市長に対し、演説で直接批判の矛先を向けました。「あなたは私がここに来るのを阻止しようとしたが、私を黙らせることはできない」と非難しています。なお、米国はICCに加盟していないため、ネタニヤフ氏に対する逮捕義務は発生しません。 ガザ地区での軍事攻撃を巡り、ネタニヤフ氏は7万人超が死亡しているとの指摘に対し、「民間人を守るために数え切れないほどの措置を講じてきた」と反論しました。「イスラエルがジェノサイドを行っているという非難は今世紀最大の噓だ」と述べ、外交的孤立を深める中でも正当性を譲る姿勢を見せていません。 パレスチナ自治政府アッバス議長がビデオ演説でジェノサイド非難 一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長は24日、ビデオ演説を通じてガザで起きている事態について「ジェノサイドだ」と強く強調しました。「パレスチナ人の生命と存在そのものが脅かされている」と国際社会に訴えています。 アッバス氏は昨年に続き、トランプ米政権からビザの発給を拒否されたため、2年連続でビデオ演説での参加となりました。トランプ政権の対応について、アッバス氏は「違法な懲罰的措置」であると非難しています。国連の場において、イスラエルとパレスチナ双方の首脳から対立する主張が重ねられました。 ニューヨーク中心部で大規模抗議デモと逮捕者 国連総会の開催に合わせて、ニューヨーク中心部では24日にネタニヤフ首相に対する大規模な抗議デモが実施されました。現地では参加者らが「ネタニヤフを逮捕しろ」「トランプもだ」などと声を張り上げて行進を行いました。 ロイター通信の報道によると、別の場所で行われたデモでは、アカデミー賞俳優のスーザン・サランドンさんやニューヨーク市議会議員ら少なくとも30人が逮捕される事態となりました。市街地全体で厳戒態勢が敷かれる中、抗議の声は収まる気配を見せていません。 国際社会の対立と今後の見通し 国連総会の壇上とニューヨーク市街地の双方で、イスラエルのガザ攻撃やイラン政策を巡る激しい応酬が続いています。イスラエル側が防衛と作戦の継続を誓う一方で、パレスチナ側や国際的な抗議活動は一層の反発を強めており、外交的な解決の糸口は見出せていません。

イスラエル首相「攻撃せねば全員死んでいた」 国連で対イラン戦を正当化、抗議で退席多数 – 産経ニュース

9月24日、米ニューヨークで開催された国連総会の一般討論演説で、イスラエルのネタニヤフ首相が登壇しました。軍事作戦の正当性を主張する同氏に対し、多くの代表団が抗議の意を示して退席しました。会場外では大規模なデモ行進が行われ、逮捕者が出るなど緊張に包まれています。

国連総会演説でネタニヤフ首相がイラン核施設攻撃を正当化

イスラエルのネタニヤフ首相は24日、米ニューヨークの国連総会一般討論演説で、2月末から米国とイスラエルが実行した対イラン軍事作戦について言及しました。「イランの核施設を攻撃しなければ、われわれは全員死んでいた。自分たちを守るだけでなく、文明を救うためだった」と述べ、その正当性を強く主張しました。イラン核施設への攻撃は非常に困難だったと振り返りつつも、「首相としては最も簡単な決断だった」と説明しています。

さらに、同氏は「われわれは今後も自分たちの国を守り続け、勝ち続ける。なぜなら、ほかに選択肢がないからだ」と強調しました。演説の中では、「(イランの)邪悪な政権が崩壊する日を全員で祝うだろう」との見通しも示しています。こうした発言に対し、会場では多くの国の代表団が退席して抗議の意を明確に示しました。

ICC逮捕状を巡りニューヨーク市長を批判

国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているネタニヤフ首相の拘束を一時検討したニューヨークのマムダニ市長に対し、演説で直接批判の矛先を向けました。「あなたは私がここに来るのを阻止しようとしたが、私を黙らせることはできない」と非難しています。なお、米国はICCに加盟していないため、ネタニヤフ氏に対する逮捕義務は発生しません。

ガザ地区での軍事攻撃を巡り、ネタニヤフ氏は7万人超が死亡しているとの指摘に対し、「民間人を守るために数え切れないほどの措置を講じてきた」と反論しました。「イスラエルがジェノサイドを行っているという非難は今世紀最大の噓だ」と述べ、外交的孤立を深める中でも正当性を譲る姿勢を見せていません。

パレスチナ自治政府アッバス議長がビデオ演説でジェノサイド非難

一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長は24日、ビデオ演説を通じてガザで起きている事態について「ジェノサイドだ」と強く強調しました。「パレスチナ人の生命と存在そのものが脅かされている」と国際社会に訴えています。

アッバス氏は昨年に続き、トランプ米政権からビザの発給を拒否されたため、2年連続でビデオ演説での参加となりました。トランプ政権の対応について、アッバス氏は「違法な懲罰的措置」であると非難しています。国連の場において、イスラエルとパレスチナ双方の首脳から対立する主張が重ねられました。

ニューヨーク中心部で大規模抗議デモと逮捕者

国連総会の開催に合わせて、ニューヨーク中心部では24日にネタニヤフ首相に対する大規模な抗議デモが実施されました。現地では参加者らが「ネタニヤフを逮捕しろ」「トランプもだ」などと声を張り上げて行進を行いました。

ロイター通信の報道によると、別の場所で行われたデモでは、アカデミー賞俳優のスーザン・サランドンさんやニューヨーク市議会議員ら少なくとも30人が逮捕される事態となりました。市街地全体で厳戒態勢が敷かれる中、抗議の声は収まる気配を見せていません。

国際社会の対立と今後の見通し

国連総会の壇上とニューヨーク市街地の双方で、イスラエルのガザ攻撃やイラン政策を巡る激しい応酬が続いています。イスラエル側が防衛と作戦の継続を誓う一方で、パレスチナ側や国際的な抗議活動は一層の反発を強めており、外交的な解決の糸口は見出せていません。

執筆者について: nipponese

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