テキサス大学(全米4位)は2026年9月12日、ダレル・K・ロイヤル・スタジアムで行われたオハイオ州立大学(全米1位)との試合で、20点差の劣勢を跳ね返し24-23で逆転勝利を収めた。クォーターバック(QB)のアーチ・マニングが第4クォーターに覚醒し、歴史的なカムバック劇を牽引した。
歴史的な逆転劇とマニングの覚醒
試合序盤、テキサス大学は苦戦を強いられた。最初の攻撃でラリーク・ブラウンがファンブルし、オハイオ州立大学にボールを奪われたほか、マニングのパスがインターセプトされるなどミスが重なった。前半終了時点でスコアは3-20と大きくリードを許し、マニングのパス獲得ヤードは60ヤードにとどまっていた。第3クォーター半ばには23-3まで点差を広げられた。
しかし、第4クォーターに入るとマニングが主導権を握った。第4クォーターの開始直後、ライアン・ウィンゴへの3ヤードのタッチダウンパスを決めると、その後12プレー以上の長い得点ドライブを3回連続で成功させた。マニングは最終的に37回中23回のパスを成功させ、196ヤード、1タッチダウン、1インターセプトの成績を記録した。特に残り15分間は圧倒的で、最後の15パス中11回を成功させ128ヤードを稼ぎ、そのうち8回がファーストダウンまたは得点に繋がった。
決着をつけた最終盤の攻防
試合の転換点となったのは、オハイオ州立大学のコナー・ホーキンスが残り4分16秒に45ヤードのフィールドゴールを外した場面だった。ここからテキサス大学は73ヤードを12プレーで進む決勝ドライブを開始した。

残り1分23秒、マニングがエメット・モズリーへ19ヤードのスラントパスを成功させ、1ヤードラインまで前進した。オハイオ州立大学のライアン・デイ監督は、2ダウン目で得点を許し時間を進めるか、守備で耐えるかを検討したが、後者を選択した。結果として、ハリウッド・スモザーズが3ダウン目で相手ディフェンスの山を飛び越え、残り25秒で1ヤードのタッチダウンランを決め、逆転に成功した。スモザーズはこの試合で計74ヤード、2タッチダウンを記録した。
統計と背景:36年ぶりの快挙
試合ハイライトと注目点
試合後には、テキサス大学のレジェンドであるNBAスターのケビン・デュラントが、マニングとチェストバンプを交わして祝福する様子がネット上で話題となった。

| 項目 | テキサス大学 (No.4) | オハイオ州立大学 (No.1) |
|---|---|---|
| 最終スコア | 24 | 23 |
| QB パスヤード | 196 (A. マニング) | 278 (J. サイイン) |
| 主要レシーバー | – | 164ヤード (J. スミス) |
| ランニングバック | 74ヤード/2TD (H. スモザーズ) | – |
オハイオ州立大学側は、気温92度(華氏)の猛暑の中、後半にテキサス大学の攻撃にさらされ、ディフェンスが疲弊したことが響いた。ライアン・デイ監督は、後半にディフェンスが50プレー近くをこなした状況についてうまくいかなかったと振り返った。