「彼女はモーターです。その守備の存在感は比類がありません…タフさをもたらし、勢いを与えてくれる。彼女が全力でプレイしているのを見ると、自分もボールに飛び込みたくなります」とデワンナ・ボナーは語った。アトランタ・ドリームは金曜の夜、ブルックリンのバークレイズ・センターでニューヨーク・リバティを85-83で下し、3戦全勝のスイープでセミファイナルを制した。ドリームがWNBAファイナルに進出するのは、2013年以来初となる。今ポストシーズン無敗のまま頂点へと王手をかけた。今シリーズを勝ち上がったドリームは、ラスベガス・エイセスを破って勝ち上がった拡張フランチャイズのゴールデンステート・ヴァルキリーズと、10月17日にサンフランシスコで開幕するWNBAファイナルで対戦する。
アトランタがブルックリンを破り2013年以来のファイナルへ
試合終盤、リバティは猛追を見せた。残り15秒でブリアナ・スチュワートに同点のシュートチャンスがあったものの、フローターシュートはリングに嫌われ、アトランタのデワンナ・ボナーがリバウンドを死守した。ボナーが残り6.2秒にフリースロー2本を確実に沈め、激闘に終止符を打った。リバティ側では、ジョンケル・ジョーンズが試合残り1分を切ってからレイアップを決めて2点差に迫るなど粘りを見せたが、及ばなかった。
アンジェル・リースと脇役たちの躍動
チームの主軸であるアリシャ・グレイが手指の負傷によりわずかな出場にとどまる中、チームメイトたちがその穴をしっかりと埋めてみせた。ジョーディン・カナダは19得点、11アシストを記録した。ルーキーのイソベル・ボルラスらも重要な局面で貴重な得点を重ねて勝利に貢献した。
「彼女はモーターです。その守備の存在感は比類がありません…タフさをもたらし、勢いを与えてくれる。彼女が全力でプレイしているのを見ると、自分もボールに飛び込みたくなります」
デワンナ・ボナー
今季アトランタに加入したアンジェル・リースは、第2クォーターに3ポイントシュートを決めた直後にスティールを成功させ、そのままドリブルで持ち込んでバスケットカウントを得るなど、攻守にわたって圧倒的な存在感を発揮した。
リバティの猛追をかわしたドリームの堅守
ホームの大声援を受けるリバティは、第3クォーターにスチュワートやジョンケル・ジョーンズらの活躍を軸とした16-4の猛烈なランを仕掛け、一時は逆転して68-66とリードを奪って最終クォーターを迎えた。試合を通じてジョンケル・ジョーンズとブリアナ・スチュワートがそれぞれ26得点を挙げるなど執念を見せたものの、リバティは勝負所の第4クォーターでシュートミスが重なり、この10分間だけで10本のショットを外すなどしてわずか15得点にとどまった。

リバティは試合を通じてフィールドゴール成功率で上回ったものの、ドリームは試合の細かな部分で優位に立ち、守備から素早いトランジションを展開して勝利をもぎ取った。第2クォーターの激しい攻防の中では、ジョンケル・ジョーンズがリースをブロックした直後に胸元を突き合わせる接触があり、両者にテクニカルファウルが科される一幕もあった。
ゴールデンステート・ヴァルキリーズとの頂上決戦
球団創設から19年目を迎えるアトランタ・ドリームは、これまで進出した3度のファイナル(2010年、2011年、2013年)のすべてでスイープ負けを喫しており、今回こそがフランチャイズ初制覇を懸けた悲願の戦いとなる。
「仕事はまだ終わっていません。今の状況には本当に満足していますが、満足しきっているわけではありません」
アンジェル・リース