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神戸で連続発砲事件、元暴力団組長の男を逮捕 1人死亡1人重傷

30日午後、神戸市中央区と兵庫区で50歳代の男性2人が相次いで拳銃で撃たれ、1人が死亡し、1人が重傷を負った事件で、兵庫県警は元暴力団組長の亀谷直人容疑者を殺人未遂容疑で緊急逮捕したと読売新聞が報じた。事件現場となった白昼の住宅街では、下校時間帯と重なり、児童や住民らが緊迫した対応に追われた。 亀谷容疑者を逮捕、被害者2人との面識を調べる兵庫県警 兵庫県警によると、30日午後1時15分頃、神戸市中央区坂口通の路上で「男性が銃で撃たれた」と通報があった。現場では会社経営の赤田正行さんが血を流して倒れており、心肺停止の状態で病院へ搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。その約15分後には南西約5キロ離れた同市兵庫区荒田町でも「銃で撃たれたと言っている人がいる」と110番通報があり、住宅付近の乗用車内で別の54歳男性が脇腹付近を撃たれて重傷を負った。 警察官が兵庫区の現場から約20メートル離れた路上で亀谷直人容疑者を発見し、職務質問で事件への関与を認めたため午後2時頃に緊急逮捕した。亀谷容疑者は「事実そのままで間違いです」と容疑を認めている。県警は、亀谷容疑者が中央区の事件にも関与しているとみており、被害者2人との面識の有無や連続発砲に至った詳しい経緯を調べている。また、現場周辺からは凶器とみられる拳銃1丁が押収された。 指定暴力団の元組長、山口組抗争との関連情報はなし 捜査関係者への取材によると、逮捕された亀谷容疑者は元指定暴力団山口組系の組長である。警察は慎重に捜査を進めているが、現時点では山口組を巡る対立抗争との関連を示す情報は確認されていないとしている。暴力団関係者が関与した銃撃事件としては、2020年11月に兵庫県尼崎市のコンビニ付近で暴力団幹部ら2人が撃たれて重傷を負った事件や、2023年1月に埼玉県狭山市で暴力団関係者の男性が自宅マンション付近で撃たれて死亡した事件などが過去に発生している。 下校時間帯と重なった住宅街、住民や学校に広がる不安 白昼の住宅街で起きた相次ぐ発砲事件に、周辺の住民からは恐怖と不安の声が上がった。中央区の現場近くにいた警備員の男性は、タイヤがパンクするような破裂音を1回聞いたと証言し、音がした方を見ると人が横たわっていたと当時の状況を語った。また、別の女性は交通事故かと思ったが発砲事件と知って怖くなったと話している。事件発生時刻が児童や生徒の下校時間帯と重なったため、中央区の上筒井小学校では教職員が付き添って児童を下校させた。 神戸市教育委員会は、中央区や兵庫区内の小中学校に対して集団下校や教職員による下校時の見守りを実施するよう呼びかけた。さらに、市立中学校の地域クラブ活動「コベカツ」を中止するなど、安全確保に向けた対応に追われた。兵庫区の現場近くに住む女性は、警察官から家の中に入るよう指示されて驚いたと話し、別の女性は逮捕された亀谷容疑者が白っぽい作業服のような服装で、うつむき気味に警察官とおとなしく歩いていく姿を目撃したと証言している。 相次ぐ銃撃事件の背景と今後の捜査の見通し 屋外での銃器を用いた事件は、今回の神戸市のケースにとどまらず全国で発生している。直近では、長野県中野市で2023年5月に男が猟銃などを使って警察官ら4人を殺害する事件が起きている。兵庫県警は押収した拳銃の鑑定を進めるとともに、亀谷容疑者の足取りや中央区と兵庫区の2つの現場を結ぶ具体的な動機について、引き続き厳しく捜査を行っていく方針だ。

神戸で連続発砲事件、元暴力団組長の男を逮捕 1人死亡1人重傷

30日午後、神戸市中央区と兵庫区で50歳代の男性2人が相次いで拳銃で撃たれ、1人が死亡し、1人が重傷を負った事件で、兵庫県警は元暴力団組長の亀谷直人容疑者を殺人未遂容疑で緊急逮捕したと読売新聞が報じた。事件現場となった白昼の住宅街では、下校時間帯と重なり、児童や住民らが緊迫した対応に追われた。

亀谷容疑者を逮捕、被害者2人との面識を調べる兵庫県警

兵庫県警によると、30日午後1時15分頃、神戸市中央区坂口通の路上で「男性が銃で撃たれた」と通報があった。現場では会社経営の赤田正行さんが血を流して倒れており、心肺停止の状態で病院へ搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。その約15分後には南西約5キロ離れた同市兵庫区荒田町でも「銃で撃たれたと言っている人がいる」と110番通報があり、住宅付近の乗用車内で別の54歳男性が脇腹付近を撃たれて重傷を負った。

警察官が兵庫区の現場から約20メートル離れた路上で亀谷直人容疑者を発見し、職務質問で事件への関与を認めたため午後2時頃に緊急逮捕した。亀谷容疑者は「事実そのままで間違いです」と容疑を認めている。県警は、亀谷容疑者が中央区の事件にも関与しているとみており、被害者2人との面識の有無や連続発砲に至った詳しい経緯を調べている。また、現場周辺からは凶器とみられる拳銃1丁が押収された。

指定暴力団の元組長、山口組抗争との関連情報はなし

捜査関係者への取材によると、逮捕された亀谷容疑者は元指定暴力団山口組系の組長である。警察は慎重に捜査を進めているが、現時点では山口組を巡る対立抗争との関連を示す情報は確認されていないとしている。暴力団関係者が関与した銃撃事件としては、2020年11月に兵庫県尼崎市のコンビニ付近で暴力団幹部ら2人が撃たれて重傷を負った事件や、2023年1月に埼玉県狭山市で暴力団関係者の男性が自宅マンション付近で撃たれて死亡した事件などが過去に発生している。

下校時間帯と重なった住宅街、住民や学校に広がる不安

白昼の住宅街で起きた相次ぐ発砲事件に、周辺の住民からは恐怖と不安の声が上がった。中央区の現場近くにいた警備員の男性は、タイヤがパンクするような破裂音を1回聞いたと証言し、音がした方を見ると人が横たわっていたと当時の状況を語った。また、別の女性は交通事故かと思ったが発砲事件と知って怖くなったと話している。事件発生時刻が児童や生徒の下校時間帯と重なったため、中央区の上筒井小学校では教職員が付き添って児童を下校させた。

神戸市教育委員会は、中央区や兵庫区内の小中学校に対して集団下校や教職員による下校時の見守りを実施するよう呼びかけた。さらに、市立中学校の地域クラブ活動「コベカツ」を中止するなど、安全確保に向けた対応に追われた。兵庫区の現場近くに住む女性は、警察官から家の中に入るよう指示されて驚いたと話し、別の女性は逮捕された亀谷容疑者が白っぽい作業服のような服装で、うつむき気味に警察官とおとなしく歩いていく姿を目撃したと証言している。

相次ぐ銃撃事件の背景と今後の捜査の見通し

屋外での銃器を用いた事件は、今回の神戸市のケースにとどまらず全国で発生している。直近では、長野県中野市で2023年5月に男が猟銃などを使って警察官ら4人を殺害する事件が起きている。兵庫県警は押収した拳銃の鑑定を進めるとともに、亀谷容疑者の足取りや中央区と兵庫区の2つの現場を結ぶ具体的な動機について、引き続き厳しく捜査を行っていく方針だ。

執筆者について: nipponese

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