2026-27年NFLシーズンの最初の国際試合は、オーストラリアのメルボルンで開催されます。サンフランシスコ・49ersとロサンゼルス・ラムズのディビジョンライバル対決は、米国東部時間9月10日(木)午後8時35分、現地時間9月11日(金)午前10時35分にメルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)でキックオフされます。この試合は、今シーズンNetflixでストリーミング配信される5つのレギュラーシーズン試合のうちの1つであり、独占配信となります。
Netflix独占配信と2026年の視聴方法
今シーズンは計7つの国際試合が予定されており、それぞれにハーフタイムショーが行われます。今回のメルボルン戦ではジョナス・ブラザーズが出演し、その他の国際試合ではリッキー・マーティン、ケイジ・ザ・エレファント、ザ・ウォーニングなどの出演が決定しています。
2026年の視聴プラットフォームは多岐にわたります。
- Netflix:今回のメルボルン戦を含む特定試合、クリスマス当日の少なくとも2試合、プレーオフ、および史上初の感謝祭前夜戦を配信。
- Amazon Prime Video:サーズデーナイトフットボール(TNF)を独占配信。
- Peacock:一部の試合を独占配信。
- Paramount+ Premium:CBS放送分をライブ配信。
- ESPN App:一部の試合を配信。
- NFL+:月額7ドルのサブスクリプションで、モバイル端末からすべてのローカルおよびプライムタイム試合をライブ視聴可能(TV視聴は一部制限あり)。
また、地域放送(ローカルチャンネル)や、地域スポーツネットワーク(RSN)を扱うライブTVストリーミングサービス、および全アウトオブマーケットの日曜試合を視聴できるNFLサンデーチケットなどのオプションがあります。全国放送は通常、ESPN、NBC、CBS、FOX、ABC、NFL Networkで放送されます。
メルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)の特殊な環境
最大10万人を収容できる歴史的なMCGは、クリケットやオーストラリアンフットボールに適した楕円形をしており、アメリカンフットボールにとっては特殊な形状です。110メートルのNFLフィールドとゴールポストが中央に配置されるため、ファンは通常のNFL試合よりもアクションから遠くなります。これにより、クォーターバックは奥行きの知覚やサイドラインの位置把握に苦労する可能性があります。
49ersのクォーターバック、Brock Purdyは次のように述べています。「明らかに大きな円形で、フィールドはその円の中央に位置しています。サイドラインのすぐそばにファンがいるのではなく、ある程度離れていることになります。それが自分にとって大きな影響になるかは分かりませんが、とにかくいつもとは違うでしょう」
また、スタジアムの形状により、一方の端からもう一方の端まで増幅された音が遅れて届くため、アコースティック(音響)が通常と異なると地元では言われています。Purdyは、ハドル内での作戦伝達や、使用すべきケイデンス(合図)を理解する必要があるとしており、「時々かなりうるさくなると思いますが、それはクールなことです。そういう環境でプレーするのは楽しい」と語っています。
49ersの戦力分析とDeebo Samuelの復帰
49ersの注目点の一つは、Deebo Samuelの復帰です。ワシントン・コマンダーズで1シーズンを過ごした後、チームに戻ったSamuelについて、49ersのディフェンシブコーディネーターであるRaheem Morris(元ラムズDC)は「彼はポジションを自在に動かせる究極のピースだ」と評しています。Samuelはランゲームでのキャリーやスクリーンパスで脅威となります。トレーニングキャンプ序盤にRicky Pearsallが膝の手術を受けた際、プレイブックを熟知しチームメイトから愛されているSamuelが獲得可能であったことは、チームにとって幸運でした。

レフトタックルのTrent Williamsは、Samuelについて「私が彼を知って以来、おそらく最高のコンディションにある」とした上で、「彼は常に危険な選手だったが、自分の能力を人々が疑っていると感じているのは今回が初めてだ」と、彼の強い意欲(チップ・オン・ショルダー)について言及しました。
怪我人とロスターの不透明感
ラムズ側では、ディフェンシブタックルのAaron Donaldが、オーストラリアへの往復15時間のフライト後まで復帰を待つことを決定しました。一方、49ersのオフェンシブラインでは、大学時代にタックルをしていた5巡目ルーキーのCarver Willisを先発させるのではなく、2年目のベテランConnor Colbyと交代させるか、あるいは直近3回の練習でほとんどの1stチームワークをこなしていたColbyを起用する可能性があります。
一方で、49ersのディフェンシブラインは深刻な人員不足に直面しています。Alfred Collinsが火曜日に膝の負傷でシーズン絶望となったほか、Mykel Williamsが最初の4試合を欠場し、Sam Okuayinonoが先週足を骨折しています。また、ルーキーのディフェンシブタックルJames Thompson Jr.がハムストリングの負傷から復帰を目指しています。Nick BosaとRomello Heightは今週練習に復帰しました。
この状況を受け、49ersはプラクティススクアッドからエンドのOgbo Okoronkwo、およびタックルのKevin GivensとSebastian Valdezを昇格させる見込みです。Kyle Shanahanコーチは記者団に対し、「誰かすぐにここに飛ばせる選手の名前を挙げられるなら(助かる)」と冗談を交えて語りました。
国際試合特有の条件として、試合前日のスタジアム・ウォークスルー(事前確認)が認められていません。選手たちは、現地時間金曜日の早朝、キックオフ直前になって初めて実際のフィールドでの調整を行うことになります。