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カナダのウィリストン・レザボアに巨大な浮島が出現し、漂流後に関係機関が再発見

ブリティッシュ・コロンビア州のウィリストン・レザボアで、サッカー場1面半ほどの大きさを持つ森林に覆われた謎の浮遊島が突発的に出現し、衛星画像から一時的に姿を消したものの、約30キロ離れた岸辺で再び発見されたと関係機関が明らかにしました。 ウィリストン・レザボアに出現した巨大な浮島 湖を管理する州営電力会社B.C.

カナダのウィリストン・レザボアに巨大な浮島が出現し、漂流後に関係機関が再発見

ブリティッシュ・コロンビア州のウィリストン・レザボアで、サッカー場1面半ほどの大きさを持つ森林に覆われた謎の浮遊島が突発的に出現し、衛星画像から一時的に姿を消したものの、約30キロ離れた岸辺で再び発見されたと関係機関が明らかにしました。

How a small island in Canada appeared, vanished, and

ウィリストン・レザボアに出現した巨大な浮島

湖を管理する州営電力会社B.C. Hydroの広報担当者であるBob Gammer氏は、カナダのソーシャルメディア上でボート乗りたちによって撮影された動画が拡散しているのを見て、初めてこの島の存在を知りました。浮いているように揺れ動く森林のパッチを捉えたその映像について, Gammer氏は最初、AIによって生成されたクリップではないか疑ったと語っています。

A Forested Island the Size of Two Football Fields

I thought, well, this could be anywhere, Maybe it’s not real.

Bob Gammer, Spokesperson, B.C. Hydro

しかし、B.C. Hydroのチームが確認のため軌道データを調査したところ、7月21日に撮影された衛星画像に、フライ・ベイ(Finlay Bay)の西方、W.A.C.ベネット・ダム(W.A.C. Bennett Dam)からおよそ100キロ離れたオープンウォーターを漂う、紛れもない木の群れが捉えられていました。その大きさは長さ約140メートル、幅約70メートル、面積にして約9,800平方メートルに及び、カナダのフットボール場約1面分、あるいはアメリカンフットボール場1.5面分に匹敵する規模でした。

衛星画像から突如として姿を消した謎

広大なウィリストン・レザボアは、1968年にピース川を堰き止めたW.A.C.ベネット・ダムによって作られた人工湖であり、総面積は約1,760平方キロメートル、貯水容量では世界第7位の規模を誇ります。しかし、同年8月5日に撮影された新たな衛星画像を確認したところ、突如としてその浮島の姿が消えていました。

B.C. Hydro側でも「We just don’t know where it went」と述べ、どこへ行ったのか把握できない状態となりました。

岸辺での再発見と専門家が推測する形成メカニズム

その後、新たな衛星画像と上空を飛行したパイロットからの複数の目撃情報により、行方が分からなくなっていた浮島の現在地が特定されました。島は最初に目撃された場所からおよそ18.6マイル(約30キロ)離れた岸辺に漂着していたことが確認され、一連の行方不明騒動に決着がつけられました。

An image showing the small island that appeared in Williston Reservoir in British Columbia. It is a patch of
Photo: bbc.co.uk

B.C. Hydroが推測するこの浮島の起源は、長年にわたって岸辺の sheltered なエリアに蓄積し続けた流木群です。木々が腐敗していく過程で植物が根を張り、土壌や堆積物、分解された有機物と複雑に絡み合うことで、1つの巨大な構造物を形作っていきました。

さらに今年、北部ブリティッシュ・コロンビア州では豊富な積雪とそれに続く夏の継続的な雨が重なり、貯水池の水位が過去14年間で最高水準にまで上昇しました。これに伴い、B.C. Hydroは6月と7月にダムの余水吐(スピルウェイ)を開放することとなりました。Gammer氏は、「We haven’t had a full reservoir in 14 years」「We can’t pinpoint the origin of this floating island [but that’s] one explanation that seems reasonable」と述べています。水位の上昇により、長年乾燥していた場所や sheltered な場所にたまっていた流木の土台が浮き上がり、あるいは引き剥がされて漂流を始めたと見られています。

植物が繁茂する浮島自体は自然界において前例がないわけではありません。例えば、アメリカ・ウィスコンシン州のチップウェー湖(Lake Chippewa)には「フォーティー・エイクロン・バグ(Forty Acre Bog)」として知られる泥炭の浮島が存在します。これは湖の底から泥炭のマットが剥離して水面に浮上したものであり、カエルやサンショウウオといった多様な野生動物が生息しています。現地住民であるCheryl Treland氏が2024年に語ったところによれば、そのボグは「like an iceberg」のような構造をしているとのことです。

もっとも、ウィリストン・レザボアの浮島については、Gammer氏は安定した構造物ではないと注意を促しており、「Stay off the island. It could break apart」と警告しています。

執筆者について: nipponese

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