日本語版
最新ニュース
日本

オクラホマ州知事選の共和党予備選、マイク・マゼイ氏とジェントナー・ドラモンド氏が世論調査で拮抗

オクラホマ州の次期知事を決める共和党予備選において、ジェントナー・ドラモンド州司法長官と元州上院議員のマイク・マゼイ氏が激しく競り合っています。8月6日に完了したCole Hargrave Snodgrass &…

Rep. Kevin Hern, candidate for U.S. Senate, speaks at the Oklahoma Republican Party headquarters, Tuesday, June 16, 2026, in

オクラホマ州の次期知事を決める共和党予備選において、ジェントナー・ドラモンド州司法長官と元州上院議員のマイク・マゼイ氏が激しく競り合っています。8月6日に完了したCole Hargrave Snodgrass & Associatesによる世論調査では、有権者600人を対象に実施した結果、両候補ともに支持率44%というほぼ同等の数字を記録しました。なお、未決定層を除外した場合、ドラモンド氏が2ポイントリードすると分析されています。

支持層の分断:「トランプ派」対「伝統的共和党員」

世論調査の結果は、共和党内部での支持基盤の明確な分断を浮き彫りにしています。自身を「トランプ・リパブリカン(トランプ派共和党員)」と定義する層では、マゼイ氏が62%の支持を集め、ドラモンド氏の22%を大きく上回りました。一方で、「伝統的な共和党員」の間では、ドラモンド氏が60%の支持を得て、マゼイ氏の30%を圧倒しています。

ドナルド・トランプ前大統領は、マゼイ氏に対して「完全かつ全面的な支持(Complete and Total Endorsement)」をTruth Socialで表明し、複数回にわたって支持を繰り返しています。対照的に、トランプ氏はドラモンド氏を「RINO(名ばかりの共和党員)」と呼んで批判しています。

また、人口統計的な傾向として、ドラモンド氏は女性有権者や都市部で支持されており、マゼイ氏は男性や農村部で支持される傾向にあります。好感度については、ドラモンド氏を「非常に好ましい」とした回答が19%、「やや好ましい」が26%であったのに対し、マゼイ氏はそれぞれ18%と23%でした。なお、マゼイ氏の好感度は8月初旬に5ポイント低下したと調査で報告されています。

巨額の自己資金投入と選挙戦の展開

両候補ともに多額の自己資金を投じています。選挙資金報告書によると、マゼイ氏は計1,150万ドルの資金を集め、そのうち約95%にあたる約1,090万ドルを個人資金から拠出しました。ドラモンド氏は約720万ドルを調達し、そのうち250万ドルを自己資金で賄っています。

予備選後の記者会見で、ドラモンド氏はトランプ氏がマゼイ氏を支持したことで決選投票( runoff)になると予想していたと述べ、トランプ氏が支持を再考する可能性について「誰がわかるか(who knows?)」と示唆しました。一方のマゼイ氏は、支持者に対し、政治的なインサイダーから不可能だと言われていた決選投票への進出を果たしたことを強調しました。

激しい論戦と今後の日程

News 9で放送された決選投票に向けた討論会では、両候補が激しく衝突しました。論点はイノラに提案されているアルミニウム製錬所、所得税計画、教育などの重要課題に及び、互いに「嘘をついている」と非難し合う展開となりました。

Fact Checking the Oklahoma GOP Governor Debate: Gentner Drummond vs. Mike Mazzei

今後のスケジュールは以下の通りです:

  • 共和党決選投票: 8月25日に実施予定
  • 本選: 共和党の勝者は、民主党候補として予備選を大差で勝ち抜いたシンディ・マンソン州下院少数党リーダーと対戦します。

州政治の背景と文脈

なお、同時期に行われた米国上院議員の共和党予備選では、ケビン・ハーン下院議員が50%以上の得票を得て、決選投票を回避し指名を獲得しました。ハーン氏もまた、トランプ氏の支持を受けていたことが影響したとされています。オクラホマ州では1990年以来、民主党が上院議席を獲得していません。

執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。