ラスベガス・レイダースのトレーニングキャンプにおいて、正QBのカーク・カズンズとスターエッジラッシャーのマックス・クロスビーが、練習終盤に激しく衝突し、掴み合いになる騒動が発生した。
パス妨害から激しい口論へ
衝突は、チーム練習の最終セッションで起きた。クロスビーがラインを突破してカズンズのプロテクションを破り、ルーキーレシーバーのマリク・ベンソンへ向けられたパスをリリースポイントで弾いたことが発端となった。このプレーによりパスは不完全燃焼に終わった。
カズンズは激昂してクロスビーに詰め寄り、相手の襟首を掴んで激しい口論に発展した。クロスビーはチームのルールに従い、QBへの接触を避けつつもカズンズの手に当たった様子が見られた。その後、コーチとチームメイトが間に入り、速やかに制止された。パンチの応酬などはなく、実害のない状態で事態は収束したという。
チームリーダー同士の衝突に対する評価
この騒動について、クリント・クビアックヘッドコーチは「それがトレーニングキャンプだ」と述べ、衝突した二人はチームのリーダーであるため、キャンプの一部であるとの認識を示した。一方で、試合中にパンチを繰出せば退場になることを挙げ、「賢く立ち振る舞い、試合のように扱う必要がある」と注意を促した。
また、タイトエンドのマイケル・メイヤーは、カズンズが自身のチームを守ろうとする姿勢について、「今の正QBにはエッジ(鋭さ)を持っていてほしい」と述べ、彼が自分自身で対抗できる能力を持っていることを肯定的に捉えた。
衝突後のカズンズのパフォーマンス
この日の練習において、カズンズは2本のインターセプトを投じるなど、不調な場面が見られた。1本はクロスビーに弾かれたボールをセーフティのジェレミー・チンにキャッチされたもので、もう1本はルーキーコーナーバックのヘゼキア・マセズにインターセプトされた。
しかし、クロスビーがサイドラインに下げられた後の「2分ドリル」では、カズンズは集中力を取り戻した。中盤でメイヤーとブロック・バワーズのタイトエンド陣に大きなゲインを量産し、ベンソンへの短いクロッシングルートや、再びバワーズへのパスを成功させた。このドライブは最終的にフィールドゴールへと繋がり、状況に応じた成功を収めた。
選手の身体的スペックと背景
今回の衝突では、身長約196cm(6フィート5インチ)、体重約116kg(256ポンド)のクロスビーに対し、カズンズが真っ向から立ち向かう形となった。クロスビーは当日、他の攻撃側選手に対しても物理的な圧力をかけており、カズンズはそれをチームメイトのために立ち上がる機会としたと伝えられている。
衝突時の状況まとめ

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発生タイミング | 金曜日の練習終盤、最終チームピリオド |
| 直接的な原因 | クロスビーによるカズンズのパス妨害(チップ) |
| 身体的接触 | 襟首を掴む、口論(パンチはなし) |
| 結果 | コーチとチームメイトにより速やかに分離 |