米国とサウジアラビアは2026年7月22日、数十年間にわたり両国間の商業的関係強化や同盟国への安全保障を目的とする民間原子力パートナーシップ協定に署名しました。アメリカ合衆国エネルギー長官のクリス・ライト(Chris Wright)氏とサウジアラビアのエネルギー相であるアブドルアジズ・ビン・サルマン(Abdulaziz bin Salman)王子が署名を行ったと、米エネルギー省が水曜日に発表しました。
クリス・ライトとアブドルアジズ・ビン・サルマンによる署名
アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプの発言
この複数年にわたる巨額の取引により、アメリカ企業がサウジアラビアの土壌において商業用原子力発電所の開発や運営を行うことが許可されることになります。また、両者は安全保障に関する付随協定にも署名しました。本協力協定によって、アメリカ企業はサウジアラビア市場への優先的なアクセス権を得ることになります。この協定は議会による審査が必要であり、議会には検討のために90日間の期間が与えられています。


一方で、アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は、サウジアラビアとの原子力協定について、同国が「アブラハム合意」に加わりイスラエルとの関係を正常化することが条件であると重ねて表明しています。
今週初めにイスラエルとの条件を含めずにエネルギー省がこの協定を発表したことについて、ドナルド・トランプ大統領は金曜日に「誰も先走っていない」と述べた上で、「私が言いたいのは、それを行うためには、非常に成功してきたアブラハム合意のメンバーでなければならないということだ」と語りました。
議会や専門家の反応と懸念
ホワイトハウスの新たな原子力協定の発表
ホワイトハウスによるサウジアラビアとの新たな原子力協定の発表に対し、法案作成者や議員の間からは、中東での核開発の加速を懸念する民主党と、同地域におけるパートナーシップの必要性を強調する共和党の間で、非常に分かれた反応が寄せられました。
ティム・バーチェット下院議員のFox News Digitalでの発言
共和党のティム・バーチェット(Tim Burchett)下院議員(テネシー州選出)は、「私はどんな人であれ投げ飛ばせるほどには信用しないが、我々は同盟国を発展させなければならない」とFox News Digitalに語りました。「そして我々が彼らを検証できる限り、適切な用途にそれらを使用していることを確認できる人々がそこにいる限り、我々は大丈夫だ」と述べています。
