2026年7月17日、ガザ地区ヌセイラト難民キャンプの葬列に対するイスラエル軍のドローン攻撃により、少なくとも7人から8人が死亡し、20人から22人が負傷しました。この攻撃は、同日早朝に別のイスラエルの攻撃で死亡したパレスチナ人の葬儀中に発生し、停戦合意下にあるガザでの緊張がさらに高まっています。ガザの民間防衛機関と病院は、この攻撃がヌセイラト難民キャンプのアル・バラタ市場エリアで発生したと報告しました。
ヌセイラト難民キャンプでの葬列への攻撃
AFP通信によると、イスラエル軍は攻撃の事実を認めました。軍は、中央ガザで「テロリスト」の細胞を標的にしたと主張しましたが、同時に「攻撃の結果として数人の無関係な個人が被害を受けたという主張を認識している。攻撃の結果は調査中である」と付け加えました。
ハマスは声明の中で、この攻撃を「忌まわしい犯罪」と非難しました。ハマスは、「この忌まわしい犯罪は、ガザでの停戦合意に組織的かつ継続的に違反し、仲介者や国際社会の面前で罪のない市民を殺害し、恐怖に陥れ続けている侵略政権によって行われた」と述べています。
広がる攻撃と停戦の現状
ガザ地区では、この葬列への攻撃以外にもイスラエルによる攻撃が続いています。北部ベイト・ラヒヤでは、アブ・タマム学校付近でイスラエル軍のドローンが爆弾を投下し、52歳の女性が死亡したとパレスチナのワファ通信が報じました。また、ガザ中部のアズ・ザワイダでは、パレスチナ人の集まりを狙ったイスラエルの攻撃により1人が死亡し、数人が負傷しました。
イスラエルとハマスは、2年間にわたる戦争を停止させる目的で、10月に停戦合意に達しました。しかし、ガザの保健省によると、停戦発効以降も少なくとも1,123人が死亡しています。ガザ保健省の記録は、国連機関や独立した専門家からも概ね信頼できるものと見なされています。イスラエルの攻勢全体では、停戦後の犠牲者を含め、73,000人以上のパレスチナ人が死亡しました。一方、停戦以降、イスラエル側でも5人の兵士が殺害されています。
警察施設に対する攻撃の論争
イスラエル軍は、ガザ内の警察施設を標的にする作戦も継続しています。最近では、ジャバリヤ難民キャンプの警察署への空爆で、女性1名と警察官6名が死亡しました。死亡した警察官の中には、ジャバリヤ警察署長であり上級警察指揮官であったモハマド・マルワン・サレム大佐が含まれていると、ハマスが運営する内務省が発表しました。

イスラエル軍は、警察署が「軍事活動を推進するために使用されている場合、またはそこにいる者がテロ活動の推進に関与する軍事工作員である場合」は正当な標的であると主張しています。しかし、ジャバリヤの攻撃に関しては、具体的な証拠を提示することなく、死亡した警察官のうち4人がハマスの武装勢力であったと主張するにとどまりました。対照的にハマスは、警察部隊は法の維持と秩序の維持に従事していると主張しています。
ガザ地区では現在、独立した国連の調査により、イスラエルがガザのパレスチナ人の子供たちを意図的に標的にすることでジェノサイドを継続しているとの報告もなされています。空が絶えずドローンで埋め尽くされる中、停戦の枠組みは形骸化し、民間人の犠牲が止まらない状況が続いています。
