ニック・キリオスは、グランドスラム優勝者のヤニク・シナーとイガ・シフィアテクに関する注目を集めたドーピング事件はテニスにとって「うんざりする」ものだと語った。
イタリア男子世界ランキング1位のシナーは、3月にアナボリックステロイドの検査で2度陽性反応が出たため、依然として出場停止の可能性の脅威にさらされている。
同じく23歳のシフィアテクは、ポーランド人選手が女子世界ナンバーワンだった8月に禁止されている心臓病治療薬の陽性反応を示し、1か月の出場停止処分を受けた。
29歳のオーストラリア人キリオスは、「私たちのスポーツにおいて、この事件はひどい扱いを受けてきたと思う」と語った。
「世界ランキング1位の2人がともにドーピングで処分されることは、我々のスポーツにとって不快なことだ。
「ひどい見た目だ。」
キリオスは、2023年6月のシュトゥットガルト・オープン以来、負傷による18か月の欠場を経て、ブリスベン国際での競技復帰に向けて準備を進めている。
その間、男子と女子の両方のスポーツの主要選手たちが、それぞれのテストの不合格をめぐる論争に巻き込まれるようになった。
国際テニス公正機関(ITIA)は、クロステボル検査で2度陽性反応を示したシナーの不正行為を無罪としたが、世界反ドーピング機関(WADA)が控訴を開始したため、この訴訟はスポーツ仲裁裁判所(Cas)に持ち込まれた。
シフィアテクさんは、トリメタジジン(TMZ)の陽性反応が規制されている一般用医薬品メラトニンの汚染によるものであることをITIAが認めたため、12月4日に終了する1か月の出場停止処分を受け入れた。
これら2人の選手の扱いは二重基準の非難につながり、グランドスラム大会を2度優勝したシモナ・ハレプは、これらのケースに対して自身のケースと比べて「完全に異なるアプローチ」があったと述べた。
しかしITIAは、これらの事件を別の方法で扱うことを強く否定している。
キリオスは「現在のテニスの誠実さは誰もが知っているが、誰もそれについて話したがらない。ひどいものだ」と語った。
「それは大丈夫じゃない。私がただ物事について率直に話すのを人々が好まないことはわかっている。」
キリオスはフランス人のジョバンニ・ムペシ・ペリカールとのシングルス復帰に加え、男子ダブルスでもブリスベンでツアーレベル100回目のタイトルを狙うノバク・ジョコビッチとパートナーを組む予定だ。