【北海道余市】北海道の冬は畑が凍り雪に覆われますが、有機農家の牧野時雄さんにとっては大事な季節です。
収穫後の寒い時期、62歳の牧野さんは、詩人の宮沢賢治(1896~1933年)の理想に基づいて約30年前に設立した北海道ファーマーズ・フィルハーモニック・オーケストラを率いている。
「楽しくて忙しくて、この30年間はあっという間だった」と彼は語った。
大阪府生まれ、山梨県育ち。3歳からヴァイオリンを始める。
自然に魅了され、北海道大学農学部に学び、30歳でこの地に有機農場を開設。その後、音楽好きの農家の友人らとバンドを結成。
「賢治の生き方と著書『農民芸術総論要要』に憧れていました」と牧野さんは振り返る。 「『私たちはみんな農家です/忙しくて仕事は大変です/もっと明るく生き生きと生きる方法を見つけたいです』と書いてあります。」
「すごいと思いました。」
オーケストラは冬のオフシーズンにも練習を行いますが、これは困難な作業であることがわかります。
牧野さんは「吹雪や積雪などの理由で、全員が一つの場所に集まることができる可能性は非常に低い」と語った。
それでも、オーケストラは北海道で毎年コンサートを開催しており、デンマークでも演奏を行っています。
牧野さんは、有機農業とオーケストラの演奏は似ていると考えています。
「太陽、水、大地、微生物が有機的に連携して一つの農作物を生み出します。」と彼は言いました。 「ミュージシャンもお互いに協力して一つの曲を演奏します。」
同オーケストラの姉妹グループは2013年に東北地方で設立された。
両オーケストラは北海道オーケストラ創立30周年を記念し、2025年2月に札幌で合同演奏会を開催する。
#北海道の農家のヴァイオリニストが30年間オーケストラを指揮