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米下院、女性スタッフへの不適切行為で共和党のチャック・エドワーズ議員を譴責決議

米下院は2026年9月1日、共和党のチャック・エドワーズ下院議員(ノースカロライナ州選出)に対する譴責決議を圧倒的多数で可決しました。同議員は2人の女性スタッフに対し、高額な贈り物や不適切な執着を含む「持続的で専門性を欠いた不適切な行為」を行ったとして、下院倫理委員会から厳しい批判を受けていました。…

米下院は2026年9月1日、共和党のチャック・エドワーズ下院議員(ノースカロライナ州選出)に対する譴責決議を圧倒的多数で可決しました。同議員は2人の女性スタッフに対し、高額な贈り物や不適切な執着を含む「持続的で専門性を欠いた不適切な行為」を行ったとして、下院倫理委員会から厳しい批判を受けていました。

下院倫理委員会の調査と譴責決議

今回の譴責決議は、下院が夏季休会から戻った初日の9月1日に行われ、与野党双方から圧倒的な支持を得て可決されました。この決定は、党派を超えて議員の行動を厳しく問う姿勢を示すものですが、譴責自体には議員資格の剥奪や実質的な権利制限といった直接的な罰則は伴いません。しかし、与党である共和党の所属議員が、女性スタッフへの不適切な行為で公に譴責されることは異例の事態です。

下院倫理委員会は8月に公表した報告書の中で、エドワーズ議員の行動について「持続的で専門性を欠いた不適切な行為」があったと断定しました。委員会は、同議員が特定のスタッフを孤立させ、外見や体重について頻繁に言及したり、深夜にメッセージを送ったり、個人的な旅行費用を負担したりするなど、ハラスメントの境界線を越えるような行動を繰り返していたと指摘しています。

「連邦議会議員は、スタッフを孤立させたり、外見や体重について頻繁にコメントしたり、深夜にメッセージを送ったり、個人的に思えるようなロマンチックな思考をテキストで送ったり、招待もなしに個人的な機会に介入したり、個人的な休暇の費用を支払ったり、スタッフのために数千ドルもの贈り物を使ったりすべきではない」 下院倫理委員会

エドワーズ議員による贈り物と不適切な執着

報告書によると、エドワーズ議員がスタッフに対して行った贈り物やアプローチは多岐にわたります。その内容は、単なる職場関係を超えた「過剰な関心」を示すものとみなされました。委員会が挙げた贈り物リストには、合計1,000ドルを超えるジュエリー、デザイナーバッグ、靴、花、ノートパソコン、携帯電話、キッチンエイドのミキサー、ロボット掃除機などが含まれています。

特に注目されたのは、刻印入りの拳銃を各スタッフに贈っていたという事実です。また、あるスタッフに対しては、議員自身が涙ながらに詩を朗読するという行為も確認されています。これらの行為について、委員会は「ハラスメントや望まないアプローチを禁じる下院規則の精神に反している」と結論付けました。

本人の弁明と今後の影響

エドワーズ議員は、議場での演説でスタッフに対する謝罪の意を表明したものの、自身が性的ハラスメントを行ったという認定については強く否定しました。同議員は「親愛の情を表現する方法が、不快感を与えてしまったことについては申し訳なく思う」と述べつつも、自身の行動と性的ハラスメントを結びつける結論には納得していない姿勢を示しました。

House censures GOP Rep. Chuck Edwards over 'inappropriate' conduct

「後悔しているからといって、性的ハラスメントを認めたことにはならない。私は判断の誤りや、一部の行動が引き起こした不快感について認め、傷ついた人々に謝罪するが、証拠が到底裏付けていない結論については依然として反論する」 チャック・エドワーズ下院議員

同議員は、今回の疑惑が浮上して以降、再選に向けた選挙戦からの撤退を表明しています。議会では現在、女性議員らを中心に職場における性的非行に対する取り締まり強化を求めるキャンペーンが続いており、今回の譴責決議もその文脈の中で大きな注目を集めました。

議会における性的非行をめぐる現状

エドワーズ議員の事例は、2026年に非行疑惑を理由に任期途中で議席を去る、あるいは選挙戦に影響が出ている4人目の下院議員となります。議会内では、過去の不適切な言動が選挙戦や議員としての資質に直結する事例が相次いでいます。

米下院、女性スタッフへの不適切行為で共和党のチャック・エドワーズ議員を譴責決議
Photo: The 19th News
  • チャック・エドワーズ(ノースカロライナ州):スタッフへの不適切な行為で譴責決議。選挙戦から離脱。
  • コーリー・ミルズ(フロリダ州):女性への暴行や脅迫疑惑を受け、予備選で敗北。
  • トニー・ゴンザレス(テキサス州):スタッフとの性的関係が判明し、辞任。
  • エリック・スウォルウェル(カリフォルニア州):性的暴行疑惑を受け、辞任。

さらに、共和党のマックス・ミラー議員(オハイオ州)も、元妻らに対する家庭内暴力の疑いで民主党からの攻勢を受けており、11月の選挙に向けて議会内での「職場環境」と「議員の倫理」が主要な争点の一つとなっています。

House censures Rep. Chuck Edwards over "inappropriate conduct" toward aides
執筆者について: nipponese

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