2026年9月2日水曜日、タイガー・ウッズ選手はフロリダ州のマーティン郡裁判所に出廷し、自身の飲酒・薬物運転(DUI)事件に関する罪状認否の変更を行う予定です。裁判記録によると、ウッズ選手は当初、飲酒運転および検査拒否の軽罪に対して無罪を主張していましたが、弁護団が罪状認否を変更する申し立てを行ったことで、今回の審理が急遽設定されました。当初、9月8日に予定されていた出廷日が繰り上げられた形となります。
マーティン郡裁判所での罪状認否変更手続き
事故の経緯と現場の状況
事故は3月27日、フロリダ州ジュピターアイランドの制限速度30マイル(約50キロ)の住宅街の道路で発生しました。ウッズ選手が運転していたランドローバーが走行中にトラックと接触し、横転。この事故によりトラックに5,000ドルの損害を与えました。ウッズ選手は自力で助手席のドアから這い出し、負傷者はいませんでした。警察の報告書によると、事故は2009年以来、ウッズ選手にとって4回目の衝突事故となります。
当局による捜査と身体状況
マーティン郡のジョン・ブデンシーク保安官は、当時の状況について、ウッズ選手が呼気アルコール検査には合格したものの、他の薬物に関する尿検査を拒否したことを明かしました。逮捕時の宣誓供述書によると、現場の警察官は、ウッズ選手に多量の発汗、充血してガラスのような目、動作の緩慢さ、および絶え間ないしゃっくりといった「正常な能力」が損なわれている兆候を確認しました。また、ウッズ選手のポケットからは、重度の慢性的な痛みに対して処方されるオピオイドの一種である「ヒドロコドン」の錠剤が2錠発見されました。

ウッズ選手の弁護側は、本人には7度の背中の手術と20回以上の足の手術という医療的背景があることを指摘しており、これが現場でのフィールドテスト(飲酒運転判定テスト)の結果に影響した可能性があると示唆しています。また、裁判所は7月に、検察側がウッズ選手の事故および逮捕に関連する医療記録を精査することを承認しました。これに先立ち5月にも、パームビーチの薬局における年初から3月末までのウッズ選手の処方薬記録全てを検察側が閲覧することに合意がなされています。
事故後の対応と現在
事故直後、ウッズ選手はSNSを通じて「自分が置かれている状況の深刻さを理解している」と述べ、自身の健康と回復に専念するため、公の場から離れて治療を受ける意向を表明しました。裁判記録によると、ウッズ選手はその後、治療を受けるために米国外へ渡航しています。今回の罪状認否変更がどのような内容になるかは現時点では公表されていません。
