22日に開催されるプロ野球ドラフト会議を前に、目玉候補の一人だった最速157キロ右腕、横浜高の織田翔希が15日に米球界挑戦を表明した。これを受け、ドラフト戦線の注目は山梨学院の菰田陽生ら、次世代の才能へと移っている。朝日新聞社が報じた。
米挑戦表明でドラフト戦線に変化
プロ野球ドラフト会議の開催を直前に控え、横浜高の織田翔希が15日に米球界への挑戦を表明したことで、各球団の指名戦略に影響を与える可能性がある。.
パワーと技術を兼ね備える山梨学院・菰田陽生
織田の表明後、ドラフトの注目株として筆頭に挙がるのが山梨学院の右腕、菰田陽生だ。身長195センチの恵まれた体格から繰り出されるパワーは「怪物級」と評されている。今夏の甲子園出場こそ逃したものの、最速152キロを計測する直球に加え、高校通算39本塁打という長打力も魅力だ。投打の両面で世代屈指の潜在能力を持つ菰田は、「二刀流」でのプロ入りを熱望している。
今夏甲子園を沸かせた実力派投手たち
今夏の全国選手権に出場した投手の中にも、プロ注目の好素材が並ぶ。大分商の右腕・平田玲翔は、188センチの長身から最速152キロの直球を投げ込む。また、昨夏に全国制覇を経験した沖縄尚学の左腕・末吉良丞は、打者を圧倒する指先の感覚に優れた直球が武器だ。花咲徳栄(埼玉)の黒川凌大は、柔道アジア選手権覇者の母を持ち、ピンチでも動じないマウンドさばきが高く評価されている。中京(岐阜)の鈴木悠悟は、U18日本代表にも選出されたスライダーの切れが光る。
甲子園未出場の「隠れた好素材」
甲子園の舞台に立てなかった投手の中にも、指名候補となる実力者がそろう。特に評価が高いのは、高岡第一(富山)の左腕・前田侑大だ。富山大会で最速156キロをマークし、無安打無得点試合も達成している。また、選抜大会で準優勝に貢献した智弁学園(奈良)の左腕・杉本真滉も有力だ。最速149キロの直球と鋭いスライダーを操る杉本は、U18代表にも名を連ねた実績を持つ。
大型投手と野手の注目株
将来性を秘めた大型投手もドラフトの鍵を握る。190センチ前後の長身を誇る投手たちが、プロのスカウトの目を引いている。
- 林晃成(桐光学園・神奈川):191センチ
- 保西雅則(日本航空石川):189センチ
- 新城楓雅(奈良大付):190センチ
- 丹羽涼介(市和歌山):184センチ
野手では走攻守がそろう遊撃手の池田聖摩(横浜)や、打撃に定評がある田山纏(仙台育英)や田中皐晴(日南学園)が注目され、捕手では内藤蒼(浦和学院)や田中諒(日大三)が逸材として期待される中、22日のドラフト会議で各球団がどのような指名方針をとるのか注目が集まる。.