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撮り鉄巡る暴行事件の初公判で55歳被告が起訴内容を認める

2024年10月9日、徳島地裁で鉄道撮影をめぐるトラブルの初公判が開かれ、55歳の被告が起訴内容を認めた。今年8月に徳島県鳴門市の踏切周辺で発生した暴行事件で、検察側は被告が撮り鉄の集団にクラクションを鳴らし、口論から被害者の胸ぐらを掴んだ経緯を明らかにしている。 8月の阿波おどりの最中に起きた踏切トラブル 今年の8月14日夕方、徳島市では「阿波おどり」が開催されていた。3年連続で開催期間中の来訪者数が100万人超となった中、JR高徳線では多くの来訪者を輸送するために列車を増結して運行されていた。その列車を撮影しようと、鳴門市のJR高徳線・居屋敷踏切の付近には「撮り鉄」が集まっていた。現場の道路には深緑の軽自動車があり、その周囲に三脚や脚立が並び、多数の集団が取り囲んでいたと日刊SPA!およびYahoo!ニュースが報じている。. 初公判で55歳被告が小声で罪を認める 10月9日、徳島地裁の佐藤元裁判官のもとで初公判が開かれた。黒いスーツに紺色のネクタイ姿で入廷した55歳の被告は、緊張した面持ちで法廷に現れた。起訴状によると、被告は今年8月14日夕方、鳴門市の居屋敷踏切付近で鉄道撮影をしていた当時19歳の男性被害者の胸ぐらを車越しにつかみ、さらに車の後方にいた被害者に向かって車をバックさせて危険を感じさせた暴行の罪に問われている。罪状認否で裁判官から問われた被告は、小さな声で「いえ、間違いありません」と罪を認めたと、日刊SPA!は伝えている。 「交通の邪魔だな」とクラクションを鳴らした経緯 建設作業員として働いていた被告は、事件前日に親族の家で食事をし、その帰宅途中に居屋敷踏切を通りかかった。検察側が提出した被告の供述調書によると、踏切周辺に人だかりを見つけて「撮り鉄だな」と思い、道路の半分ほどを占拠していた集団に対して「交通の邪魔だな」と感じてクラクションを鳴らしたという。これに対し、被害者とみられる集団のひとりがにらみつけてきたため、被告が「なに見てんじゃ」「邪魔じゃ」と声を荒げたことがトラブルの発端となった。 現場の占有状況と集団の人数における証言の食い違い dメニューニュースの報道によれば、初公判では検察側が被害者の供述調書も読み上げた。被害者は「午後3時頃から居屋敷踏切で汽車の撮影をしていました。踏切には、20人くらいが集まっていて撮影をしていました」と述べており、被告が供述した「40人」という人数との間に食い違いがある。また、被害者側の調書では、車が真横に停まった際に犯人が「おいこら。邪魔じゃボケ」と言い、移動するように促すと「どこのもんじゃ。どこのなんていうんや」と詰め寄られ、その後に胸ぐらを掴まれたと詳述されている。 撮影を優先する心理と現場に残る爪痕 のどかな田畑の広がる居屋敷踏切になぜ集まったのかについて、撮り鉄歴33年の40代男性はYahoo!ニュースの取材に対し、車両の台車部分も含めて編成全体が一枚に綺麗におさまる「黄金比」と呼ばれる構図が狙える場所だったと分析している。一方、dメニューニュースによると、この事件の影響でJR高徳線の一部列車に運休や遅延が発生し、約1600人の利用客に影響が及んだ。事件から2ヶ月が経過した10月に現場を乗車中に通りかかったという20代男性は、犯人の車が衝突したガードレールに生々しい痕跡が残っていたと証言している。 今後の審理と追起訴の予定 初公判はわずか13分で閉廷した。今後の審理の見通しについて、dメニューニュースは、弁護側が被告の情状酌量を求めるため現場における撮り鉄集団の道路の占有状況にも言及するものとみられると伝えている。また、検察側によると、被告は別件で追起訴がされる予定であるという。

撮り鉄

2024年10月9日、徳島地裁で鉄道撮影をめぐるトラブルの初公判が開かれ、55歳の被告が起訴内容を認めた。今年8月に徳島県鳴門市の踏切周辺で発生した暴行事件で、検察側は被告が撮り鉄の集団にクラクションを鳴らし、口論から被害者の胸ぐらを掴んだ経緯を明らかにしている。

8月の阿波おどりの最中に起きた踏切トラブル

今年の8月14日夕方、徳島市では「阿波おどり」が開催されていた。3年連続で開催期間中の来訪者数が100万人超となった中、JR高徳線では多くの来訪者を輸送するために列車を増結して運行されていた。その列車を撮影しようと、鳴門市のJR高徳線・居屋敷踏切の付近には「撮り鉄」が集まっていた。現場の道路には深緑の軽自動車があり、その周囲に三脚や脚立が並び、多数の集団が取り囲んでいたと日刊SPA!およびYahoo!ニュースが報じている。.

初公判で55歳被告が小声で罪を認める

10月9日、徳島地裁の佐藤元裁判官のもとで初公判が開かれた。黒いスーツに紺色のネクタイ姿で入廷した55歳の被告は、緊張した面持ちで法廷に現れた。起訴状によると、被告は今年8月14日夕方、鳴門市の居屋敷踏切付近で鉄道撮影をしていた当時19歳の男性被害者の胸ぐらを車越しにつかみ、さらに車の後方にいた被害者に向かって車をバックさせて危険を感じさせた暴行の罪に問われている。罪状認否で裁判官から問われた被告は、小さな声で「いえ、間違いありません」と罪を認めたと、日刊SPA!は伝えている。

「交通の邪魔だな」とクラクションを鳴らした経緯

建設作業員として働いていた被告は、事件前日に親族の家で食事をし、その帰宅途中に居屋敷踏切を通りかかった。検察側が提出した被告の供述調書によると、踏切周辺に人だかりを見つけて「撮り鉄だな」と思い、道路の半分ほどを占拠していた集団に対して「交通の邪魔だな」と感じてクラクションを鳴らしたという。これに対し、被害者とみられる集団のひとりがにらみつけてきたため、被告が「なに見てんじゃ」「邪魔じゃ」と声を荒げたことがトラブルの発端となった。

現場の占有状況と集団の人数における証言の食い違い

dメニューニュースの報道によれば、初公判では検察側が被害者の供述調書も読み上げた。被害者は「午後3時頃から居屋敷踏切で汽車の撮影をしていました。踏切には、20人くらいが集まっていて撮影をしていました」と述べており、被告が供述した「40人」という人数との間に食い違いがある。また、被害者側の調書では、車が真横に停まった際に犯人が「おいこら。邪魔じゃボケ」と言い、移動するように促すと「どこのもんじゃ。どこのなんていうんや」と詰め寄られ、その後に胸ぐらを掴まれたと詳述されている。

撮影を優先する心理と現場に残る爪痕

のどかな田畑の広がる居屋敷踏切になぜ集まったのかについて、撮り鉄歴33年の40代男性はYahoo!ニュースの取材に対し、車両の台車部分も含めて編成全体が一枚に綺麗におさまる「黄金比」と呼ばれる構図が狙える場所だったと分析している。一方、dメニューニュースによると、この事件の影響でJR高徳線の一部列車に運休や遅延が発生し、約1600人の利用客に影響が及んだ。事件から2ヶ月が経過した10月に現場を乗車中に通りかかったという20代男性は、犯人の車が衝突したガードレールに生々しい痕跡が残っていたと証言している。

今後の審理と追起訴の予定

初公判はわずか13分で閉廷した。今後の審理の見通しについて、dメニューニュースは、弁護側が被告の情状酌量を求めるため現場における撮り鉄集団の道路の占有状況にも言及するものとみられると伝えている。また、検察側によると、被告は別件で追起訴がされる予定であるという。

執筆者について: nipponese

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