こんにちは。BASE FOOD note 編集部です。
ベースフードでは、健康的なカラダづくりやスポーツパフォーマンス向上の“ベースアップ”をサポートする「BASE UP SPORTS PROJECT」を展開しています。今回は、同プロジェクトにご賛同いただき、サプライヤーとして継続的なサポートをさせていただいているBリーグ ベルテックス静岡に所属するプロバスケットボール選手 増田啓介選手にインタビュー。
アンダーカテゴリーの日本代表として世界とも戦ってきた増田選手は、地元静岡県の中学校を卒業後、福岡大学附属大濠高校を経て筑波大学へ進学。筑波大学4年時には、全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)での優勝とともに、自身も優秀選手賞、アシスト王に輝きました。また、筑波大学の3年時から、名門・川崎ブレイブサンダースに特別指定選手として加わり、卒業後同チームへ正式に入団。プロデビューを飾った2020-21シーズンには、シーズン最も成長し、来季の活躍が期待される選手に贈られるNEXT STAR賞や新人賞ベストファイブに選ばれるなど、期待のルーキーとして注目を集めました。
そして現在は、2023-24シーズンまで所属していた川崎から、ベルテックス静岡へ移籍。移籍一年目となる2024-25シーズンからレギュラーシーズンの全試合にスタメン出場するなどチームの主力として活躍し、プレーオフ進出にも貢献しました。そんな新天地での活躍にも目が離せない増田選手に、パフォーマンスを向上させるために意識していることや、力を発揮する秘訣について、「運動・食・睡眠」の3つの視点からお話を伺いました。
増田啓介(ますだけいすけ)|静岡県出身。福岡大学附属大濠高校を経て筑波大学へ進学。2018年には関東大学リーグ戦で優秀選手賞と得点王に、2019年にはインカレ優勝を果たし、優秀選手賞・アシスト王に輝いた。筑波大学在学時には、特別指定選手として川崎ブレイブサンダースに加入。卒業後、そのまま同チームへ入団し、プロデビューシーズンで新人賞ベストファイブとNEXT STAR賞を受賞した。2024-25シーズンよりベルテックス静岡へ移籍。また、アンダーカテゴリーの日本代表にも度々選出され、世界選手権大会やユニバーシアードにも出場した。
〈略歴〉 2013年 U-15日本代表、2014年 U-16日本代表、2016年 U-18日本代表、2017年 U-19日本代表/U-24(ユニバーシアード) 日本代表、2018年 U-22日本代表/関東大学リーグ戦 優秀選手賞・得点王、2019年 全日本大学選手権 優秀選手賞・アシスト王
2018-20 川崎ブレイブサンダース(特別指定選手)、2020-24 川崎ブレイブサンダース、2024- ベルテックス静岡
インスタグラム:https://www.instagram.com/keisuke.0122/
練習前後のストレッチ習慣。

編集部:
今はシーズン中になりますが、オフシーズンの時はどのくらい休まれて、どのくらいからトレーニングを開始されるんですか?また、とくにどういった部分を鍛えていますか?
増田選手:
僕の場合は、2023-24シーズンまでは川崎ブレイブサンダースというチームにいて、プレーオフにも出ることが多かったので、オフシーズンとシーズン再開までの時間が少し短かったんです。なので、基本的に2週間ぐらいはゆっくり休んで、2週間休んだらそこから少しずつウエイトトレーニングを始めました。その次はバスケットボールの動きをして、トレーナーさんと一緒にラダーとか、少し細かい動きをして、徐々に体を慣らしていくという流れでしたね。2024-25シーズンは移籍をして、今の静岡のチームに入ったんですが、その時もしっかりと2週間休み、その後はオフシーズンに少し余裕があるので、いつもよりは少し多めにウエイトトレーニングしようと意識していました。
トレーニングの内容は、ベルテックス静岡のトレーナーさんに、どういうトレーニングが必要なのかを聞いて、そこから自分に必要なものをやる形です。体のボリュームをすごく大きくするというよりは、体幹とか体の芯の部分を強くできたら良いなと思っているので、そういう細かいところを意識して取り組んでいましたね。オフの時は1時間半くらい、週3回程ウエイトをしています。
編集部:
レギュラーシーズン中は、大体どのようなスケジュールで練習やトレーニングをされるんですか?
増田選手:
7月中旬頃からチーム練習が始まりましたが、基本的に午前中はトレーニングで、練習は午後です。朝は、一般のジムを使っているので普段から2グループに分けてトレーニングをしているんですけど、1グループ目がすごく早い時間帯で、もう1グループは練習の手前の時間帯です。朝早くやりたい人は、外国籍の選手と一緒にトレーニングをしてもいいよと言われたので、ちょっとチャレンジして、2024-25シーズンは早い時間帯のトレ-二ングを取り入れてました。
編集部:
ベルテックス静岡では練習の後に自主練習の時間もあると伺ったんですが、自主練習はどのようなことをされていますか?今の時代、様々なトレーニング方法の情報が溢れていて、動画などでも紹介されていますが、そういうトレーニング方法もご自身で調べられたりしますか?
増田選手:
練習後の自主練習は基本的にバスケットボールの練習、シューティングであったり、アシスタントコーチとワークアウトであったり、結構バスケットボールの専門的なことを練習することが多いです。トレーニング方法は、僕はそこまですごく調べるタイプではないんですけど、SNSなどで体の使い方とかいろんな情報が溢れているので、何が自分に合うかも含めてトレーナーと話し合いながら、今試行錯誤している段階になります。
編集部:
長いシーズンを戦い抜く上で、怪我の予防や疲労の軽減、体調管理など、そういった部分も大切になってくるかと思いますが、何か実践されたり心がけていることはありますか?
増田選手:
僕は怪我はしづらい方ではありますが、やはり一番気を付けているのは“怪我をしない”ということを大切にしています。練習前のストレッチであったり、そういったルーティンをしっかりとして、練習後もきちんとダウンをして終わるというのを実践しています。あとは、食事や睡眠も意識していますね。結構、練習前にストレッチをする選手は多いんですけど、意外と練習後にしている選手は少ないんですよね。でもそこはしっかりするようにしています。
大学生の頃は全く、それこそしないタイプだったんですけど、川崎のチームに入って、当時のトレーナーさんに怪我を予防することは大切だということを教えてもらいまして、そこからするようになりました。体の違いは正直、まだ分からないですけど、でも絶対効果はあると思います。やはり怪我をしてからだと遅いなと思うので、それを信じて予防という面で意識しています。
“準備”する習慣。

編集部:
学生時代のお話もお伺いしたいんですが、よく高校時代の練習が1番キツかったというお話を聞くことが多いんですが、増田選手は学生時代はどうでしたか?
増田選手:
中学高校と、両方同じくらい大変でしたね。中学校はそれこそ地元の静岡の中学校に通っていたんですけど、体育館が週3日使えて、残り2日は、公園を走るんですけど、それが当時は本当にキツかったですね。1周が1.6キロぐらいで5周とか走るんですけど、今思えばそこで持久力がついたのかなと思います。逆に高校では、バスケットの練習でのキツさを経験しました。ディフェンスであったり、体のコンタクトであったり、そういうところがすごく鍛えられたなと思います。当時は今のようにSNSとかそういったものがそこまで浸透しておらず、情報も少なかったので、それこそ気持ちの部分であったりとか、ハングリー精神だったりを高校で学んだと思います。大学に進学してからは、バスケットの技術だったりスキルだったりを専門的に教えてくれる方がいて、そこでスキル面をしっかりと学びました。
編集部:
試合に向けて力を発揮するために、パフォーマンスを向上させるために、増田選手が心がけていること、意識していることがあれば教えて下さい。
増田選手:
試合でも、練習でも、自分にできる準備はしっかりとすること、準備を怠らないことですね。すごく僕の中で大切にしている言葉が“準備”なんですけど、練習に入る時もしっかりと睡眠をとって、しっかりとストレッチをして、できるだけベストコンディションで練習に入るようにしています。試合も同じように、ゲームが始まる前からしっかりと準備をして、ベストコンディションで試合に臨むことを大切にしています。いつも準備する習慣をつけておけば、試合でスタートからであっても、ベンチからであっても、常に心も体も準備ができている状態なので、力を発揮するためにもすごく大切なことだと思います。
バランス良く、しっかり食べる。

編集部:
常に心も体も準備してベストコンディションで臨むことが、パフォーマンスに繋がるんですね。食事面についてもお伺いしたいんですが、食事には気を使われるタイプですか?
増田選手:
大学生の頃は本当に何も気にしていなくて、食事も流れるままに食べていましたが、川崎に入ってからは寮生活だったんですけど、そこで3食バランスの良い食事を出してもらって、それが習慣になりましたね。ベルテックス静岡へ移籍しても、昼ご飯は静岡のチームが出してくれるんですけど、朝ご飯と夜ご飯はしっかりと、とくに朝ご飯は絶対抜かないように意識して食べています。ただ朝ご飯をしっかり摂りたいんですけど、冬とかになるとどんどん起きられなくなってくるので、それこそシリアルだったり、シリアルとちょっとしたもの、サラダチキンみたいなものを活用して、簡易的なメニューにすることが多いですね。
夜は、練習だけの日は買って食べたりもするんですけど、試合のある土日などは自分で作らなきゃいけないですし、基本的には自分で作ることが多いです。もちろん毎日は大変ですけど、出来る限り自炊するようにしていますね。メニューは、もう本当にありきたりなんですけど、肉だけじゃなくて、野菜とか、牛乳だったり、そういうバランスも意識して摂るようにしていますね。
編集部:
オフシーズンとレギュラーシーズンとでは食生活に違いはありますか?
増田選手:
食べる量は若干減らしてはいますね。食べすぎてもあまり体格には出ないんですけど、どうしても食べすぎてしまうので、暴飲暴食はしないように気を付けています。トレーニングをした日は結構しっかり食べて、何もしなかった日は普通の量に調整するように気を付けています。
編集部:
量といえば、一番得意なことが“食べること”とプロフィールで拝見したんですけど、量はかなり食べられる方ですか?カロリーとしてはどのぐらい食べているんでしょうか?
増田選手:
結構食べられる方だと思います。ただ、見た目が細く見えるからか、よく「食べてる?」と聞かれるんですけど、めちゃくちゃ食べてるんですよ、実は(笑)。カロリーだと、5,000キロカロリーぐらいを目標にと言われているのでそのぐらいを目指して食べていますね。疲れている時や、夏の暑い時でも食欲は落ちないので、全然食べられます。
編集部:
それは強みですね。ちなみに、増田選手は三兄弟で、他のご兄弟よりもかなり背が高いそうですが、やはりよく食べるから伸びたんでしょうか?あと、お母様が栄養士なんですよね?
増田選手:
何で背が高くなったか分からないですけど、よく寝てたんですかね(笑)?母親は、本当に食には気を使ってくれていたと思いますね。何かすごく豪華なものを食べさせるとかではなかったですけど、栄養バランス的なところはすごく気を使ってくれていたのかなと、今では思いますね。
食べた物で体は作られる。

編集部:
意識的に摂るようにしている栄養素や食材は何かありますか?増田選手が川崎時代に食事をする動画を拝見したんですが、オレンジジュースを飲まれていました。あれは、ビタミンを意識して飲まれていたんでしょうか?
増田選手:
やはり自炊が中心だと、たんぱく質は本当に摂りにくいので、もちろん肉は食べてはいるんですけど、鶏肉を何枚も食べるとかじゃないとなかなか補えないので、量は理想の量には届かないことが多いです。だからそこはプロテインであったりとか、そういうものに頼りがちにはなってしまいますね。あとは、本当に牛乳が好きで毎日飲んでいます。2日で1本くらい飲むので、わりと量も飲んでいると思います。
川崎時代は寮にオレンジジュースも牛乳も常備されていたので、結構飲んでましたね。今は一人暮らしになったので頻度は減りましたが、試合後にリカバリーで飲んだりすることはあります。
編集部:
スポーツをしている方や学生の方に、食生活について何かアドバイスがあればお願いします。
増田選手:
学生時代は僕もそうだったんですけど、栄養の大切さには気付きづらい年齢だと思います。ですが、自分が食べた物で体は作られるので、栄養について気になってはいるけど取り組めていないという方がいたら、ぜひ栄養を摂ることに意識を向けてみてほしいなと思います。僕も、食事を意識し始めたのはプロに入ってからですが、いろんな選手を見ていても、そういうことに意識を向けている選手は怪我が少なかったり、気を付けている選手ほどコンディションが良いというのは見ていても思うので、そういう選手を真似していけたらなと思っています。
正直、最初は少し手が出しづらかった。

編集部:
BASE FOODはもともとご存知でしたか?
増田選手:
はい、もちろんです。コンビニに置いてあったのを見て知りました。川崎時代は、移動する前にコンビニへ寄って、その後バスに乗って会場に行くのが選手の流れだったんですけど、そこでBASE FOODを買っていた選手がいて、何だろうと思って、僕も食べてみたのが最初のきっかけですね。
僕は最初に商品を知って、その後に完全栄養食ということを知ったんですけど、完全栄養食ってやはり最初は少し手が出しづらいイメージなのかなと思います。ですが実際食べてみたら、美味しいですし、栄養豊富でとても便利なので、どうなんだろうって気になっている人にはぜひ1回食べてみて欲しいなと思います。
たんぱく質が多くて栄養価が高い食べ物は、味はそこまでというイメージがあったんですけど、食べやすくて美味しいですよね。やはり自炊するとなると、たんぱく質を摂るのがすごく難しいので、もう一品というところに、BASE FOODはすごく便利です。
編集部:
手軽に栄養が補えるのは便利ですよね。BASE FOODですが、どういう方におすすめできると思いますか?
増田選手:
自分に不足している栄養素を摂りたいと思っている人や、僕もあるんですけど、朝ご飯をきちんと食べたいなと思っているけど、実際は朝起きられなくて自分で作るのが苦手な人とか、家に置いてあればパッと食べられますし、栄養素も高いので、そういう人にすごくおすすめかなと思います。
食事と睡眠が基本。

編集部:
体調管理という視点で、どうしても風邪をひいたり体調を崩したりもすると思うんですが、何か気を付けていることはありますか?
増田選手:
睡眠をしっかりとることは意識しています。少し体調が悪いなと思った時も、きちんと食事をしてきちんと睡眠をとれば、ある程度は疲労だったり、体調不良だったりも治りやすいと思うので、できるだけそこの2つはしっかりとるようにしています。
編集部:
食事と睡眠、基本の部分を怠らないことですね。睡眠についてもお伺いしたいのですが、睡眠の質は良い方ですか?また、試合前ですと、何時間ぐらい眠りますか?
増田選手:
質は良い方だと思います。眠れないことはあまりなくて、ベッドで横になればすぐに眠れるタイプだと思うので、そこは本当にありがたいなって、自分でも思うんですけど(笑)。遠征先のホテルでも、やはり気になって眠れない選手もいるんですけど、そこまで気にならず眠れるので、そこは強みかなと思います。
試合前は、9時間から10時間ぐらいはしっかり眠ります。でも、普段から結構長めに寝ますね。良い睡眠をとるためにそこまで工夫はしていないですけど、長い時間ベッドで眠るので、湿度が低すぎると喉が痛くなってしまう。だからそこは気を付けていますね。
アドバイスを、自分の力に変えて。

編集部:
日々、試合でプレッシャーを感じることもあるかと思いますが、ストレス解消法やリラックス法は何かあったりしますか?
増田選手:
僕は結構温泉が好きで、休みの日は温泉に行くことが多いですね。まとまった休みがあれば遠出をして、旅行で温泉に入ったりもしますし、日頃から疲れたなと思った時は、静岡市内にある温泉に入って、心も体も休めたりすることが多いですね。静岡は、熱海とか伊豆の方は温泉が多いですけど、静岡市外の大きなスパみたいなところへ行って休むことが多いです。去年は同じくベースフードさんのサプライヤー選手でもあるチームメイトの岡田雄三さん(2025-26シーズンからは富山グラウジーズへ移籍)と、練習後などに結構な頻度で行っていましたね。一時期は週4ぐらいで行っていた時もありました。
編集部:
温泉は体もほぐれますし、精神的にもリラックスできますよね。毎試合、もちろん全力で挑まれていると思いますが、2024-25シーズンは60試合全てに出場されています。長いシーズン期間中、モチベーションを維持し続けるために意識していることはありますか?
増田選手:
残り何試合とか、どうしてもそういう頭になってしまうんですけど、やはり試合に出られるということは必ずしも当たり前のことではないので、目の前の一試合一試合であったり、一つ一つの練習に対して、常に準備をして行動することは意識しています。
編集部:
最後に、アスリートとして活躍し続けるために、大切なことはなんだと思いますか?
増田選手:
怪我をどれだけケアできるか、どれだけ体をコントロールできるかということと、気持ちの部分で、常に自分のメンタルをコントロールすることはすごく大切だと思います。
メンタルのコントロールは、僕もそこまですごく得意な方ではないんですけど、本当にチームメイトに恵まれて、静岡でもベテランの選手などが声をかけてくれます。そこできちんと声をかけてくれた選手の言葉に耳を傾けて、自分のメンタルをコントロールすることは大事だなと思いますね。いろんなことをアドバイスしてくれるので、それを素直に受け入れて、それをいかに自分の力に出来るかは大切なところだと思うので意識しています。
編集部:
怪我もメンタルも“コントロール”できるようになることが活躍し続けていく上で重要なんですね。貴重なお話をありがとうございました。試合はもちろん練習においても常にしっかりと準備をして臨むことが、増田選手の力を発揮する秘訣なのだと感じました。今シーズンも応援しております!これからも様々な活動をご一緒できることを楽しみにしています。
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