米国女子ツアーのBMW女子選手権2日目、吉田優利は通算9アンダーの6位に後退した。初日の首位からスコアを「69」でまとめ、首位とは4打差で週末へ向かう。長時間のラウンドとなったこの日、吉田は15番パー3での攻めと、最終18番のパーセーブで手応えを語った。
5時間半の長丁場を乗り越えた吉田優利の現在地
韓国のパインビーチGLで開催されているBMW女子選手権の2日目、吉田優利は午前10時13分にスタートし、ホールアウトしたのは午後3時40分を回っていた。news.golfdigest.co.jpによると、コースの随所でプレーの遅延が発生し、ラウンドには5時間半近くを要した。吉田は「きょうは6時間のつもりで来たので。とりあえず回り切れて良かった」と、長時間の戦いにも動じることなく笑顔を見せた。ツアー初の首位発進からスコアを3つ伸ばしたが、通算9アンダーで6位に後退している。
難関ホールで見せたドローボールの精度
後半15番のパー3は、崖越えの打ち下ろしで、この日も平均スコア「3.236」を記録した難関ホールだ。ドローヒッターの吉田にとって、ピンが右手前に切られたこのロケーションは本来攻めづらい状況だった。しかし、吉田は「ペラ球はないなと思った」と振り返る。迷いなく6番アイアンを振り抜き、狙い通りドロー回転をかけたボールは中央のマウンドを捉えてピンへ寄った。5メートルを沈めてバーディを奪ったこの一打について、本人は「一番、気持ちよかったです」と語っている。
最終18番で見せたスライスライン克服の兆し
17番パー5でバーディを逃した直後の最終18番でも、吉田は集中力を保った。グリーン手前からパターを選択したが、強めに入りピンを2メートル近くオーバーさせるミスを犯した。しかし、残ったシビアな返しを確実に沈めてパーセーブに成功。このパットについて吉田は次のように述べている。
「薄いスライスラインでした。いま重点的にスライスラインを練習していて、ちょっとずつ改善できている手応えを最後のパットから感じました」
このセーブは、単なるパー以上の価値を本人にもたらしている。
4打差で迎える週末の悪天候予報
上位陣との差は、首位のユ・ヘランに対して4打差となった。カリス・デイビッドソンやジュリア・ロペス・ラミレスが通算10アンダーまで伸ばす中、吉田はそれに届かなかった悔しさを感じつつも、週末の悪天候予報を見据えて調整を続けていく構えだ。.