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公明党は岡本三成新代表の下で政界再編の軸を掲げ独自色強化へ

連立離脱や中道改革連合の結成、衆院選での大敗を経た公明党は、岡本三成新代表の下で再出発した。読売新聞やYahoo!ニュースなどが報じたところによると、高市政権への対決姿勢を維持する一方で自民党との関係には含みを残し、来年4月の統一地方選に向けた独自色の強化に舵を切っている。 岡本新代表が掲げる政界再編の軸と自民党の思惑 中道改革連合を離脱した公明党が10月3日に開いた党大会で、新代表に選出された岡本三成氏は、与野党の垣根を超えて連携し政界再編の軸となると力説した。Yahoo!ニュースの報道では、高市政権の基盤の脆弱さを念頭に様々な政治情勢へ備える必要性を幹部が指摘している。これに対し自民党側は、衆院比例代表の定数45減を与える党案に関し、連立相手の日本維新の会が強く推すテーマでありながらも公明党の意見を聞くべきだと配慮を示している。自民選対関係者によると、先日の衆院選の都市部小選挙区でも公明票の2割から3割が自民候補に残ったとされ、自民党幹部はオフレコの会合で絶縁したわけではないとの見方を示している。 石破政権を支えた過去と高市政権へのアレルギー 公明党がたどったこの1年の道のりは、誤算と想定外の連鎖だった。2024年9月の自民党総裁選で就任した石破茂氏は翌日の公明党大会に来賓として登壇し、両党の連携を呼び掛けた。Yahoo!ニュースの報道によると、最前列の公明関係者からは過去の自民党総裁の挨拶で一番心に響いたと歓迎の声が上がった。その後、衆参両院での与党過半数割れや党内の石破降ろしが拡大する中、公明党は石破政権を支え続けた。当時の幹部は高市政権の誕生を阻止する狙いがあったと振り返る。しかし、昨年10月に高市政権が発足すると連立離脱に踏み切り、高市アレルギーは限界を超えていたと当時の幹部は説明している。 中道改革連合の結成と衆院選での歴史的大惨敗 通常国会冒頭の衆院解散が引き金となり、公明党と立憲民主党によって中道改革連合が電撃的に結成された。公明党は一気に与党との対決姿勢を鮮明にし、支持母体である創価学会もフル回転の選挙態勢に入ったとYahoo!ニュースは伝えている。しかし、満を持して臨んだ2月の衆院選で獲得したのは公示前の3分の1にも満たない49議席に留まった。立憲と公明の両党支持基盤が協力し合う仕組みがほとんど機能しなかったことが大敗の要因となり、野田佳彦、斉藤鉄夫両氏の共同代表辞任や、後を受けた小川淳也代表の下での再生断念を経て、公明党出身の衆院議員は中道から離脱する結果となった。 写真:dメニューニュース 統一地方選を見据えた独力での党勢拡大の模索 中道改革連合の解体を受け、公明党は独力での党勢拡大に注力している。読売新聞の報道によると、来年4月の統一地方選を見据え、18日に岡本代表が地方行脚を始めた。仙台市での党会合後、岡本代表は記者団に対して、公明のフロントランナーは地方議員であり来年の選挙では全員当選を目標に必ず実現すると決意を語っている。3000人規模の地方議員を擁する同党は生活に密着した課題解決を強みとしてきたが、2023年の統一地方選では12人が落選するなど、支持母体である創価学会員の高齢化による集票力の低下が大きな課題となっている。 写真:読売新聞 政策面での独自色強化と今後の政界の流動化 党勢回復に向けて、岡本代表を中心としたSNS発信の強化や政策面での独自色打ち出しが進められている。読売新聞によると、高市首相肝いりの消費税減税の代わりに国民1人当たり約8万円の給付を打ち出すなど、具体的な施策で差別化を図る方針だ。また、自民党との間では従来の協力関係が残る地域もある一方、立憲民主党などとの選挙協力は合流頓挫により白紙となった。自民党内でも高市政権の行方が流動化する中、公明党が描く政界再編のシナリオは、高市政権の動向と来年夏の総裁選を見据えながら次の局面へと移行している。 公明党 岡本三成新代表を正式承認 再合流後初の党大会

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連立離脱や中道改革連合の結成、衆院選での大敗を経た公明党は、岡本三成新代表の下で再出発した。読売新聞やYahoo!ニュースなどが報じたところによると、高市政権への対決姿勢を維持する一方で自民党との関係には含みを残し、来年4月の統一地方選に向けた独自色の強化に舵を切っている。

岡本新代表が掲げる政界再編の軸と自民党の思惑

中道改革連合を離脱した公明党が10月3日に開いた党大会で、新代表に選出された岡本三成氏は、与野党の垣根を超えて連携し政界再編の軸となると力説した。Yahoo!ニュースの報道では、高市政権の基盤の脆弱さを念頭に様々な政治情勢へ備える必要性を幹部が指摘している。これに対し自民党側は、衆院比例代表の定数45減を与える党案に関し、連立相手の日本維新の会が強く推すテーマでありながらも公明党の意見を聞くべきだと配慮を示している。自民選対関係者によると、先日の衆院選の都市部小選挙区でも公明票の2割から3割が自民候補に残ったとされ、自民党幹部はオフレコの会合で絶縁したわけではないとの見方を示している。

石破政権を支えた過去と高市政権へのアレルギー

公明党がたどったこの1年の道のりは、誤算と想定外の連鎖だった。2024年9月の自民党総裁選で就任した石破茂氏は翌日の公明党大会に来賓として登壇し、両党の連携を呼び掛けた。Yahoo!ニュースの報道によると、最前列の公明関係者からは過去の自民党総裁の挨拶で一番心に響いたと歓迎の声が上がった。その後、衆参両院での与党過半数割れや党内の石破降ろしが拡大する中、公明党は石破政権を支え続けた。当時の幹部は高市政権の誕生を阻止する狙いがあったと振り返る。しかし、昨年10月に高市政権が発足すると連立離脱に踏み切り、高市アレルギーは限界を超えていたと当時の幹部は説明している。

中道改革連合の結成と衆院選での歴史的大惨敗

通常国会冒頭の衆院解散が引き金となり、公明党と立憲民主党によって中道改革連合が電撃的に結成された。公明党は一気に与党との対決姿勢を鮮明にし、支持母体である創価学会もフル回転の選挙態勢に入ったとYahoo!ニュースは伝えている。しかし、満を持して臨んだ2月の衆院選で獲得したのは公示前の3分の1にも満たない49議席に留まった。立憲と公明の両党支持基盤が協力し合う仕組みがほとんど機能しなかったことが大敗の要因となり、野田佳彦、斉藤鉄夫両氏の共同代表辞任や、後を受けた小川淳也代表の下での再生断念を経て、公明党出身の衆院議員は中道から離脱する結果となった。

公明党は岡本三成新代表の下で政界再編の軸を掲げ独自色強化へ
写真:dメニューニュース

統一地方選を見据えた独力での党勢拡大の模索

中道改革連合の解体を受け、公明党は独力での党勢拡大に注力している。読売新聞の報道によると、来年4月の統一地方選を見据え、18日に岡本代表が地方行脚を始めた。仙台市での党会合後、岡本代表は記者団に対して、公明のフロントランナーは地方議員であり来年の選挙では全員当選を目標に必ず実現すると決意を語っている。3000人規模の地方議員を擁する同党は生活に密着した課題解決を強みとしてきたが、2023年の統一地方選では12人が落選するなど、支持母体である創価学会員の高齢化による集票力の低下が大きな課題となっている。

公明党は岡本三成新代表の下で政界再編の軸を掲げ独自色強化へ
写真:読売新聞

政策面での独自色強化と今後の政界の流動化

党勢回復に向けて、岡本代表を中心としたSNS発信の強化や政策面での独自色打ち出しが進められている。読売新聞によると、高市首相肝いりの消費税減税の代わりに国民1人当たり約8万円の給付を打ち出すなど、具体的な施策で差別化を図る方針だ。また、自民党との間では従来の協力関係が残る地域もある一方、立憲民主党などとの選挙協力は合流頓挫により白紙となった。自民党内でも高市政権の行方が流動化する中、公明党が描く政界再編のシナリオは、高市政権の動向と来年夏の総裁選を見据えながら次の局面へと移行している。

公明党 岡本三成新代表を正式承認 再合流後初の党大会
執筆者について: nipponese

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