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2024-01-19 00:00:00
ターゲットでは商品の陳列棚が施錠されていた(2023年9月28日、ニューヨーク)。
スペンサー・プラット/ゲッティイメージズ
- アメリカ、サンフランシスコのベイエリアにあるターゲット(Target)とウォルマート(Walmart)では、下着や靴下も鍵のかかったドアの向こう側に並べられている。
- これは万引き防止策として小売店が導入している方法だ。
- 不便だ、不快だと不満を漏らす客もいる。
サンフランシスコのベイエリアにあるターゲットとウォルマートでは、「下着」や「靴下」にも鍵がかかっている。これは万引きを防止するための施策だと地元放送局NBC Bay Areaは報じた。
イースト・ベイエリアにあるターゲット少なくとも2店舗が下着類を鍵のかかったドアの向こう側に並べていて、客はドアについているボタンを押して店員を呼び、鍵を開けてもらわなければならないという。
NBC Bay Areaの取材によると、商品を取ってもらうのに10分待たなければならなかったと話す客もいた。
同じく、カリフォルニア州ヒルトップにあるウォルマートでも、万引き防止のため「下着」に鍵をかけている。この店舗は毎日、万引き犯に狙われているとNBC Bay Areaは報じている。
Business Insiderはターゲットとウォルマートにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
リッチモンド市議会のカエサル・セペダ(Cesar Zepeda)議員は、万引きが地域社会に打撃を与えていて、閉店につながる可能性が高いとNBC Bay Areaに語っている。
「コストが上がり、住民の経済的負担も増えるだろうし、食料品を買ったり、靴下を買ったり、薬を処方してもらうためにもっと遠くまで足を運ばなければならなくなるだろう」
ソーシャルメディアでは、どんな商品が店で鍵をかけられているのか伝えたり、その不便さに不満を漏らすユーザーもいる。
Business Insiderでも以前報じたように、TikTokでは11月、ボディソープや制汗剤、カミソリといった日用品にも鍵がかけられていて、購入するのに1時間もかかったことから、素早く買い物を済ませる「ターゲット・ラン」の時代は終わったと投稿したユーザーが注目を浴びた。
アメリカでは万引き被害を防ぐため、一部小売店が特定の商品に鍵をかけている。
全米小売業協会(NRF)が毎年公表している『小売セキュリティ調査』によると、2022年には小売業者は棚卸減耗によって1120億ドル(約16兆3700億円) —— 全小売売上高の1.6% —— を失った。
その最大の要因は全体の36%を占めた外部の人間による万引きだったが、従業員による万引きや小売業者による在庫追跡のミスを合計すると、それが棚卸減耗の大部分を占めた。
また、利益が落ちたことを正当化するために、一部の小売業者が万引きをスケープゴートにしていることを示唆する証拠もある。
ターゲットを含むアメリカの小売業者7社に関するCNBCの最新分析によると、棚卸減耗による損失は一般的に「過剰な値引きや販売促進といった利ざやを縮小させる他の要因に比べれば微々たるもの」だという。
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