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ラマスワミ陣営が400万ドル投じエイクトン氏の母親を起用した広告を放送へ

オハイオ州知事選で共和党のヴィヴェック・ラマスワミ候補陣営は、民主党候補のエスティーム・エイクトン氏の母親が登場する批判広告の制作と、400万ドルを投じた放送計画を認め、選挙戦の終…

ラマスワミ陣営が400万ドル投じエイクトン氏の母親を起用した広告を放送へ

オハイオ州知事選で共和党のヴィヴェック・ラマスワミ候補陣営は、民主党候補のエスティーム・エイクトン氏の母親が登場する批判広告の制作と、400万ドルを投じた放送計画を認め、選挙戦の終盤に激しい論争を巻き起こしている。.

ラマスワミ陣営が認めた400万ドルの広告戦略

この動画には、エイクトン氏と長年疎遠になっている母親のドナ・アーサー氏が登場する。

アーサー氏は動画の中で娘を「嘘つきだ」と非難し、有権者に対して投票しないよう呼びかけている。これに対し、ラマスワミ候補は夕方の取材で「この選挙をオハイオ州民に影響を与える実質的な問題についてのものにしたいが、残念ながらエイクトン氏はそうした問題から逃げ回っており、私との討論会にも応じない」と述べ、広告の正当性を主張した。

ラマスワミ陣営の広報担当者であるコニー・ラック氏は、母親への報酬支払いを否定した上で、今回の動画はオンライン配信およびテレビ放送を行う予定であると説明している。AP通信などの報道によると、この60秒の動画は、政治ブログ「The Rooster」を運営する人物が有権者から提供されたものとして公開し、ソーシャルメディア上で広く拡散した。

児童期のトラウマを巡る激しい非難と反発

この広告が波紋を呼んでいる最大の理由は、エイクトン氏が幼少期に受けたとされる性的虐待の背景にある。インデペンデント紙などが伝えたところによると、エイクトン氏は12歳の頃に義父から性的暴行を受け、その後義父が起訴され、母親とは1978年の法廷以来会っていないという。

エイクトン氏のキャンペーン側や家族は、この広告が個人の痛ましい過去を政争の具にしているとして猛反発している。ポリティコが伝えた声明で、エイクトン氏の兄弟であるフィリップ・スターンズ氏は次のように痛烈に批判した。

ラマスワミ陣営が400万ドル投じエイクトン氏の母親を起用した広告を放送へ
写真:SMH.com.au

さらにスターンズ氏は、義父が起訴された後も母親がその死に至るまで結婚関係を維持していた点を指摘し、この絶望的で嫌悪感を催す攻撃は、ヴィヴェック・ラマスワミの本性を正確に暴き出していると切り捨てた。エイクトン氏本人もスペクトラム・ニュースなどの取材に対し、母親の発言は虚偽であると反論している。

対するラマスワミ陣営は、エイクトン氏がこれまで自身の過去について語ってきた内容について「深刻な真実の問題を抱えている」と主張し、オハイオ州民が投票を行う前に周知されるべきだと主張している。ニュースウィーク誌の取材に対し同陣営は、エイクトン氏と母親の間に何があったかは定かではないとしつつも、有権者に真実を知らせる必要があると強調した。

予測市場での動揺と激戦州の世論の行方

選挙戦の情勢について、主な調査結果は以下のようになっている。

ラマスワミ陣営が400万ドル投じエイクトン氏の母親を起用した広告を放送へ
写真:AP News
  • マリスト(Marist)世論調査:エイクトン氏が50パーセント、ラマスワミ氏が43パーセント(未定・その他が計6パーセント)。
  • ボウリング・グリーン州立大学(BGSU)/YouGov調査:エイクトン氏が50パーセント、ラマスワミ氏が44パーセント。

共和党内や保守派の間でも評価は割れている。ドナルド・トランプ大統領の側近として知られるインフルエンサーのローラ・ルーマー氏は、ラマスワミ氏への支持を表明し、「政治の世界に出るなら、熱さに耐えられなければならない」と擁護姿勢を見せた。コロンバス・ディスパッチ紙によれば、党内外からは選挙コンサルタントの手法に対する厳しい批判も上がっており、ジョン・マケイン氏の元最高顧問マーク・サール氏なども、このような広告の制作自体を強く非難している。

オハイオ州知事選をめぐっては、マイケル・デワイン現知事の後任を選ぶ重要な選挙となっており、両陣営による激しい攻防が最終局面まで続いている。

執筆者について: nipponese

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