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2024-12-19 12:00:00
渋谷パルコ目の前、オルガン坂に開業した「lyf渋谷東京」。地上9階建て、客室数は200室。
ライフインサイダー
外国人観光客で連日盛り上がる渋谷に、新たにホテルがオープンする。渋谷パルコ前に12月19日より開業を開始するのは、シンガポール発アスコットグループの「lyf渋谷東京」。外資系ホテルと聞いて、ラグジュアリーなイメージを抱く人も多いだろう。しかし、どうやらこのホテルは違うらしい。
ホステルみたいなホテル

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lyfは2019年にシンガポールで開業、以来全世界に30施設近くを拠点を構える。日本では、コロナ禍以降に福岡・天神と東京・銀座にオープンしており、渋谷は国内3つ目の施設となる。
今回試泊で滞在して分かったのは、ホステルを思わせる雰囲気だった。もちろん世界的なアスコットのブランドとあって、親切で丁寧なそのホスピタリティは一流だ。一方で、フレンドリーというキーワードもlyfを語る上で欠かせない要素であった。その理由を写真とともに紹介していこう。

渋谷のアイコンといえば犬。ビーチサンダルの廃材を使った巨大な番犬も。
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1階ロビー部分に入ると、ビビッドなカラーでまとめられたインテリアとアートが出迎えてくれる。全世界にあるlyfの拠点もこうしたポップな色調が特徴だ。

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通常チェックインする場所は、チェックインカウンターやフロントデスク、レセプションなどと呼ばれることも多い。だが、lyfでは「SAY HI」という名前がついている。その名の通り、挨拶をしに気軽にスタッフに話しかけてもらいたいという狙いからだ。
最近では、自動チェックインの機械を設けるホテルも多いが、Lyfではあえて設置していない。今後設置の予定がないとは言い切れないというが、それでも有人カウンターをなくすことはないという。
私も「ネイル可愛いですね」といったたわいもない会話から、同年代のスタッフと懐かしのキャラクターの話題で盛り上がる場面があった。lyfではフロントスタッフを「お客様の“相棒”」として捉えているとのことだが、こうした距離の近さは、まさにホテルというよりホステルに近いものを感じる出来事だった。

ワークアウトエリア「BURN」には卓球台も。
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グラフィックが特徴的なコインランドリー「WASH&HANG」。
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長期滞在者の利用も想定するlyfでは、充実した共有スペースも特徴の一つ。2階部分には、コインランドリー「WASH&HANG」やジムと卓球台が備わった「BURN」などがある。

ソーシャルキッチン「BOND」。食器類や電子レンジも完備。
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デスクには充電ポートも完備されているので、「雑音がある方が集中できる」という人にはもってこいの作業場だ。
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中でも、ゲスト同士のコミュニケーションのきっかけを生む「BOND」は、コミュニティスペースの役割を果たす。電源完備のデスクと、長期滞在者向けのソーシャルキッチンが設けられている。

BURNのすぐ奥にはミーティングスペース「COLLAB」を設ける。中央の巨大なランプや椅子などは、本国シンガポールのデザインチームによる特注品。
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lyfではアンバサダー・オブ・バズというコミュニティマネージャーの役職を設けて、こうしたスペースの活用に力を入れる。その一例として、lyf銀座東京では宿泊者以外も参加できるイベントを多い時は月10回開催していたという。
lyf渋谷東京・支配人の井上絵梨氏も 「ホテルはガヤガヤしちゃいけないと思われているが、むしろそうしてほしい」と話す。客室とロビーの行き来で終わることも多いホテル滞在だが、ホステルの共有スペースの活気あふれる雰囲気を求めている人にとっては、むしろ家のような居心地の良さを感じる場所ではないだろうか。
あえて狭い客室に
バスタブ付きの「ワンオブアカインド」は12平米。2万5500円〜(税・サービス料別)。
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2部屋のベッドルームと、リビングエリアで構成される「ツーオブアカインド」はファミリーに人気の部屋タイプだ。5万400円〜(税・サービス料別)。
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客室は全5タイプ、客室数は全200室。部屋の広さは12平米〜と、ビジネスホテル程度のサイズ感だ。あえてコンパクトなサイズにすることで、共有スペースでの交流を促す狙いもあるという。
パジャマは「浴衣」。天神・銀座でも人気のようで、グッズ化したところ外国人観光客にも好評だったという。
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客室のデザインも、ロビーや共有部分と同様に本国シンガポールのデザインチームによるもの。ベッド上のアートやデスク上の小物にいたるまで、子ども部屋のような遊び心のある空間だ。
折りたたみのデスクもついてるので、部屋で集中したい時にも便利。
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一晩過ごしてみての感想だが、意外にも部屋を窮屈に感じることはなかった。2階の共有スペースも作業場所として気に入っていたが、部屋に戻ってデスクで仕事をした時も、十分集中できる環境だった。

晴れていると富士山が見える。
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渋谷の一等地とあって眺望も気になる人も多いだろう。だが、このホテルは四方八方をビルに囲まれた立地なので、最上階であっても決して東京の夜景を楽しめるというわけにはいかない。せいぜい街ゆく人の流れを楽しむことができるくらいだろうか。ホテル選びに眺望を重視する人は、留意しておきたい点だ。ただ、8階以上からは、晴れの日は富士山も眺めることができた。
サラダバーの種類は多い。
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朝食は、2階に併設のカフェ「TO THE HERBS」で利用できる。エッグベネディクトやベーグルサンド、鮭定食などのメインを選んだら、サラダやパン、ドリンクなどはセルフで楽しむビュッフェ形式だ。
いわゆる従来の外資系ラグジュアリーホテルとは一線を隠す、肩肘張らないおうちのような雰囲気が魅力の「lyf渋谷東京」。実は他の拠点では「誰もが知る有名企業の社長」の利用もあったといい、“ラグジュアリー疲れ”する富裕層も注目する新業態となっていきそうだ。
#ラグジュアリー疲れの富裕層も注目 #渋谷パルコ前にアスコット系列のホテル開業12平米の狭い客室には理由があった #Business #Insider #Japan


