ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズ選手が、痛めている右膝の関節鏡手術を受けるため、最大で2ヶ月間戦列を離れる見通しであることが、10月27日に複数の報道で明らかになりました。チームは今シーズンの早い段階で完治を目指す判断を下しました。
アンソニー・エドワーズ選手の右膝手術と欠場期間
ESPNのシャムズ・チャラニア記者をはじめとする複数の報道によると、エドワーズ選手は右膝の関節鏡手術を予定しており、復帰まで最大2ヶ月を要する見込みです。チームは、エドワーズ選手がシーズンを通して負傷を抱えながらプレーを続けることを避け、早い段階で問題を解決する決断を下しました。目標とする復帰時期は12月とされています。
エドワーズ選手は、10月26日のクリーブランド・キャバリアーズ戦に「右膝の負傷管理」を理由として出場が危ぶまれるリストに載っていましたが、実際には41分間プレーし、47得点を記録するという驚異的なパフォーマンスを見せていました。しかし、10月27日には翌日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦の欠場が報じられるなど、膝の状況は深刻な状態にあります。エドワーズ選手は、10月25日のトロント・ラプターズ戦での接触後に膝の痛みを訴える姿も目撃されていました。
昨季からの慢性的な負傷と回復への過程
エドワーズ選手の膝のトラブルは、今シーズンに始まったことではありません。昨シーズンのプレーオフ中、彼は「ランナーズ膝」と呼ばれる慢性的な疾患を抱えながらプレーを続けていました。さらに、左膝の過伸展という別の負傷も重なり、プレーオフの一部を欠場せざるを得ない状況も経験しています。昨季のプレーオフでは、デンバー・ナゲッツとの1回戦最終戦を欠場しましたが、その後サンアントニオ・スパーズとのカンファレンス準決勝第1戦にはベンチから復帰しました。
「エドワーズは昨季のプレーオフで左膝を過伸展させ、右膝の炎症にも悩まされていた。彼は24時間体制の治療を受け、右膝の水を何度も抜くなどして出場し続け、感動的なプレーを見せた。プレシーズンには、両膝を治すために約2ヶ月間の休養を取ったと語っていた」 The Athleticのゲーム記事より(CBS Sportsを通じて引用)
今夏のオフシーズン中、エドワーズ選手は休息と回復に注力していました。しかし、シーズン開幕後の数試合でも右膝の違和感は隠しきれず、結果として今回の手術という決断に至りました。
ティンバーウルブズの戦力への影響
今シーズンのティンバーウルブズは、エドワーズ選手と新加入のラメロ・ボール選手を中心とした攻撃陣が好調で、3勝1敗という成績を残しています。エドワーズ選手自身も、平均33.3得点、4.8リバウンド、3.5アシスト、2スティールを記録し、3ポイントシュート成功率40%というリーグ屈指の成績を収めていました。チームの平均得点は1試合あたり122得点とリーグ4位に位置しており、平均得失点差はリーグ2位の17点という高い数値を誇っていました。


この好調な攻撃陣は、オフシーズンにナズ・リード選手やジュリアス・ランドル選手を放出し、シャーロット・ホーネッツからラメロ・ボール選手を獲得するというロスターの再構築によって支えられていました。今回の離脱は、優勝候補としての地位を確立しようとしていたチームにとって大きな打撃となります。
エドワーズ選手の不在期間中、チームはラメロ・ボール選手がより多くの得点を担う役割を期待されるほか、ベンチからアヨ・ドスンム選手がスターティングラインナップに加わる可能性が示唆されています。ウルブズは、エドワーズ選手が年末までに復帰し、シーズン後半のプレーオフ争いに万全の状態で戻ることを目指しています。