フジテレビは16日、人気青春シリーズの完全新作となる連続ドラマ『ウォーターボーイズ2027』を2027年夏に放送すると発表した。2001年の映画公開から26年の時を経て復活するプロジェクトであり、オーディションや稽古を含めて約1年にわたる「WATER BOYSプロジェクト」が始動している。.
2027年夏の放送決定とWATER BOYSプロジェクトの始動
フジテレビが発表した新作ドラマ『ウォーターボーイズ2027』は、2027年夏の放送に向けて動き出している。Yahoo!ニュースの報道によると、物語の舞台は2027年となり、打ち込めるものもなく自堕落な日々を送る男子高校生たちが古びたプールでシンクロと出会い、本気を取り戻していく姿を描く。かつて裏切った仲間や大切な人、そして何者でもない自分自身に向き合う不器用な若者たちの青春群像劇となる。すでにTVerの番組ページや各SNSの公式アカウントが開設されており、映画やドラマ版の名場面を集めた特報映像も公開されている。
映画の大ヒットから始まったシリーズの歴史と歴代の記録
『ウォーターボーイズ』の原点は、2001年に公開された映画版にある。矢口史靖が監督を務め、主演の妻夫木聡をはじめ、玉木宏らが出演した。当時の先入観であった「シンクロナイズドスイミングといえば女子」という常識を覆す異色の設定が話題を呼び、大ヒットを記録している。その後、フジテレビ系でテレビドラマ版が次々と制作された。2003年放送のドラマ版は山田孝之が主演を務め、森山未來や永山瑛太らが出演し、ビデオリサーチ調べによる関東地区の世帯全話平均視聴率16.0%を記録した。さらに2004年放送のドラマ版では市原隼人が主演を務め、中尾明慶、小池徹平、ヒロインの石原さとみらが出演し、平均視聴率は16.8%を記録するなど、社会現象となる人気シリーズへと成長した。
新世代の出演者を決める大規模オーディションの実施
注目を集める2027年版の男子高校生役は、今後実施されるオーディションによって選出される。Yahoo!ニュースによると、最終選考を通過したキャスト陣は長期間の稽古を経て、本番のドラマ撮影へと臨むことになっている。オーディションから稽古、そして撮影本番に至るまで、約1年にわたる大型企画「WATER BOYSプロジェクト」として展開される。新世代のウォーターボーイズとしてどのような若者たちが集まるのか、今後のキャスティング発表にも関心が集まっている。現在の正式競技名称はアーティスティックスイミングとなっているが、本作では演出上の理由から「シンクロ」の表記が使用される。
プロデューサーが語る青春エンターテインメントへの思い
制作を手がけるフジテレビの多鹿雄策プロデューサーは、Yahoo!ニュースの取材に対してコメントを寄せている。多鹿プロデューサーは、2001年に矢口監督が産み出した大切な作品を今回預かることになった経緯について触れている。かつての作品を見ていた子どもたちが大人になり、中には親世代となった視聴者もいる中で、学校で「昨日、ドラマ見た?」という会話が生まれたような、当時見ていた世代が子どもたちに勧めたくなるような青春エンターテインメントを2027年夏に届けたいと語っている。笑って泣けて胸が熱くなる新たな物語の実現に向け、これから出会うキャストやスタッフと共に情熱を注ぐ姿勢を示している。
令和の時代に描かれる新たな青春群像劇の今後
新シリーズの始動に伴い、今後は新たな番組情報が随時解禁される予定となっている。令和の時代背景に合わせてアップデートされる男子高校生たちの等身大の姿や、仲間と汗を流すプールでの日々がどのように表現されるのかが焦点となる。約1年の制作期間を経て迎える2027年夏の放送に向け、プロジェクトの進捗や追加キャストの発表など、今後の続報に一層の注目が集まっている。