ドジャースは、ミルウォーキー・ブルワーズとのナショナル・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)で3連敗を喫し、崖っぷちに追い込まれている。第4戦の先発マウンドにはタイラー・グラスノーが上がると、MLB.comやworldbaseball.comが伝えている。
ブルワーズは対戦成績を3勝0敗とし、1982年以来となるリーグ優勝へ王手をかけている。ドジャースがワールドシリーズへ進出するには、過去のポストシーズンで42回中1度しか前例がない、3勝0敗からの大逆転劇を成し遂げる必要がある。
第4戦の展望とスタメン
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、第4戦の先発としてタイラー・グラスノーを送り出す。グラスノーはロサンゼルスでのポストシーズン7試合(先発4試合)で防御率1.73という好成績を残しており、チームは彼が登板した10月の試合で7戦全勝を記録している。前回の登板となった地区シリーズ(NLDS)のブレーンズ戦第4戦では、4回2/3を投げて失点1、5四球の内容だった。
一方のブルワーズは、左腕のシェーン・ドローハンがオープナーを務めると予想されている。True Blue LAによると、ドローハンは2026年のプレーオフ未登板であり、ブルペンからはカイル・ハリスン、チャド・パトリック、元ドジャースのダスティン・メイらが控えている。ブルワーズの投手陣は今ポストシーズンの7試合で防御率1.74と、今季進出チームの中で最も低い数字をマークしている。
両チームの第4戦スタメンは以下の通り発表されている。
* ドジャース: 大谷翔平(指名打者)、ムーキー・ベッツ(遊撃手)、フレディ・フリーマン(一塁手)、ウィル・スミス(捕手)、カイル・タッカー(右翼手)、テオスカー・ヘルナンデス(左翼手)、ミゲル・ロハス(二塁手)、アンディ・パヘス(中堅手)、エンリケ・ヘルナンデス(三塁手)、先発タイラー・グラスノー(投手) * ブルワーズ: ジャクソン・チョウリオ(左翼手)、ブライス・トゥラング(二塁手)、ウィリアム・コントレラス(捕手)、ジェイク・バウアーズ(一塁手)、クリスチャン・イエリッチ(指名打者)、ギャレット・ミッチェル(中堅手)、クーパー・プラット(遊撃手)、サル・フレリック(右翼手)、デビッド・ハミルトン(三塁手)、先発シェーン・ドローハン(投手)
大谷翔平は、前日の第3戦で2021年以来最も低い6番打者に下がっていたが、第4戦では再びリードオフマンに戻る。大谷は水曜日の試合で2打数1安打、1四球、1死球を記録した。
第3戦の振り返りと打線の不振
ドジャースは水曜日の第3戦で2-6と敗れ、痛い3敗目を喫した。初回、ブレイク・スネルの初球にジャクソン・チョウリオが本塁打を放ち、ブルワーズが先制。ドジャースは6回にウィル・スミスの二塁打で2-1と逆転したものの、7回にジェイク・バウアーズが2ラン本塁打を放ち、その2球後にはギャレット・ミッチェルも本塁打を重ねてブルワーズが突き放した。ブルワーズの先発ルーキー左腕ロバート・ガッサーは5回無失点と好投した。

ドジャース打線は、今シリーズで得点圏にランナーを置いた場面で32打数3安打、本塁打なしと深刻な不振に陥っており、3試合の平均得点はわずか2点余りにとどまっている。
シリーズの行方や、グラスノーがどこまで長いイニングを投げられるか、またリリーフ陣の総動員体制がどう機能するかについては、試合の展開次第となる。ブルワーズがこのまま一気に優勝を決めるのか、あるいはドジャースが歴史的な反撃の狼煙を上げるのか、その結末はまだ分からない。