ドナルド・トランプ大統領は10月16日、ジョージア州ダルトンで中間選挙に向けた集会を開き、ジョン・オソフ上院議員の2020年選挙での当選を「正当ではない」と改めて主張しました。トランプ氏は共和党の候補者マイク・コリンズ氏を支持し、自身の経済政策や国境管理の実績を強調しました。
ダルトン集会での選挙結果に関する主張
10月16日、ジョージア州ダルトン市立空港の格納庫には約1,200人の支持者が集まりました。午後4時20分に登壇したトランプ大統領は、2020年のジョージア州の選挙結果について再び不正があったと主張し、現職のジョン・オソフ上院議員の当選を「正当ではない」と断じました。トランプ氏は集会中、オソフ氏を「一度負かしたことがある」と述べ、選挙で「二度目の勝利を収める」と意気込みました。.
トランプ氏は、オソフ氏がジョー・バイデン政権と連携してアメリカの国境を破壊し、ジョージア州を世界中の刑務所からの収容者の「投棄場所」に変えたと非難しました。また、オソフ氏がコロナ救済金に賛成票を投じたことや、自身のキャリアにおいて実社会での労働経験がない「信託基金を持つ子供」であると批判しました。

共和党候補マイク・コリンズ氏とリック・ジャクソン氏への支持
今回の集会は、11月3日の投開票を控えた共和党候補への支持拡大が目的です。トランプ氏は、オソフ氏に対抗する連邦下院議員のマイク・コリンズ氏を壇上で支持しました。コリンズ氏は集会で、オソフ氏を「ジョージア州を代表していない」と批判し、自身が長年運送業を営んできた経験を強調しました。コリンズ氏は「私を上院に送れば、より手頃で繁栄したジョージアを実現する」と訴えました。
また、州知事選に出馬している実業家のリック・ジャクソン氏も登壇しました。トランプ氏はジャクソン氏を「ハンサムで傑出した人物」と称賛しました。ジャクソン氏は、対立候補である元アトランタ市長のケイシャ・ランス・ボトムズ氏を批判し、彼女がアトランタを見捨てた市長であると主張。「悪い市長は良い政治を行わない」と述べ、ボトムズ氏がジョージア州全体で同じことを繰り返すのを防がなければならないと警告しました。

経済政策と大統領の公約
集会には、元NFL選手でジョージア・ブルドッグスのスター選手だったトッド・ガーリー氏がトランプ氏と共にエアフォース・ワンで到着しました。トランプ氏は午後5時55分にガーリー氏をステージに招き入れました。ガーリー氏は、現役時代に3,285ヤードを走り36タッチダウンを記録した実績を持つジョージア州の伝説的な選手であり、今回のキャンペーンにおける注目すべきゲストとなりました。
集会における抗議と警備の状況
イベント中、一部の抗議者が反ICE(移民税関捜査局)のスローガンを掲げて妨害を試みる場面がありましたが、すぐに警備員によって会場外へ連れ出されました。トランプ氏はその際、一時的に演説を中断し、小グループの男性が警備員に連行される様子を見守りました。当日は気温が85度(約29.4度)に達する非常に暑い午後であり、トランプ氏は格納庫内での演説中に「めちゃくちゃ暑い」と冗談を飛ばす場面もありました。
トランプ氏は最後に、ジョージア州の早期投票が10月30日まで行われていることに触れ、支持者に対して投票所へ行くよう強く促しました。集会は午後6時2分に終了し、大統領はダルトン市立空港を後にしました。