デューク大学のアイザイア・エヴァンスが2巡目に注目
2026年NBAドラフトの第1巡目が火曜日に終了し、デューク大学のアイザイア・エヴァンスらが指名漏れとなる中、水曜夜にブルックリンのバークレイズ・センターで第2巡目の指名が予定されている。NBA.comによると、第2巡目はキャップスペースの制限や大学残留を選択する選手が増えたことで、例年以上に流動的な展開が予想される。 ドラフト2巡目における「掘り出し物」の可能性 NBAドラフトの第2巡目は、過去に数々のスター選手を輩出してきた。NBA.comの分析によれば、2014年にデンバー・ナゲッツが41位で指名したニコラ・ヨキッチは、史上最高の第2巡目指名選手と見なされている。また、ジェイレン・ブランソン(2018年33位)やドレイモンド・グリーン(2012年35位)も、下位指名からリーグを代表する選手へと成長した。 今年、第2巡目で注目される筆頭候補は、デューク大学のアイザイア・エヴァンスだ。身長6フィート6インチ(約198センチ)のガードであるエヴァンスは、第1巡目での指名が予想されていたが、指名を受けずにドラフト2日目を迎えることとなった。彼は昨シーズン、平均15得点を記録し、NCAAトーナメントのスイート16ではセント・ジョンズ大学を相手に25得点を挙げる活躍を見せた。 UNCのコーチ交代とアンリ・ヴィーサールの決断 ノースカロライナ大学(UNC)のセンター、アンリ・ヴィーサールも注目すべき指名候補の一人だ。ヴィーサールは大学残留も選択肢にあったが、ヒューバート・デイビス前ヘッドコーチから、元デンバー・ナゲッツのマイケル・マローンへのコーチ交代を機に、プロ入りを決断した。 NBA.comのレポートによると、ヴィーサールはアリゾナ大学からの転入を経て、今シーズン平均17得点、8.7リバウンドを記録するまでに飛躍した。その身体能力とリム周りでの強さは、NBAチームのセカンドユニットにとって貴重な戦力になると評価されている。 ブルックリン・ネッツの戦略とキャップスペースの制約 ブルックリン・ネッツは、第1巡目でルイビル大学のミケル・ブラウン・ジュニアとジョシュア・ジェファーソンを指名済みだが、水曜夜には第43位の指名権を保持している。NetsDailyによると、ネッツがこの指名権をそのまま行使するか、あるいは指名順位を上げるためにトレードを行うかは、依然として不透明な状況だ。 NetsDailyの報道によれば、第2巡目の上位5指名権のうち最大3つがトレード対象となる可能性があるという。これは、多くのチームがキャップスペースの制限や「第2エプロン」の制約を回避するため、コスト削減を優先しているためだ。ネッツが第43位で指名する選手は、Gリーグのロングアイランド・ネッツでのプレーを前提とした「2ウェイ契約」になる可能性が高いと見られている。 ドラフト終了後の動き:サマーリーグ契約の争奪戦 第2巡目の終了後、各チームは指名されなかった選手たちに対して、サマーリーグやトレーニングキャンプへの参加を条件とした非保証契約のオファーを出し始める。こうした契約交渉は通常、ドラフト当日にチームから公式発表されることはないが、代理人を通じて水面下で活発に行われる。 今年のドラフトでは、多くの大学生がNIL(名前、イメージ、肖像権)の機会を優先し、NBAのロースター枠を争うよりも大学での成長を選択するケースが目立った。これにより、今年のドラフト候補層は例年よりも薄くなっており、各チームのスカウト陣にとっては、限られた候補者の中から将来性を見極める難しい夜となりそうだ。