深夜番組の人気司会者ジミー・キメル氏が、番組の専属衣裳デザイナーであるロドニー・ムニョス氏の訃報を公表しました。ムニョス氏は60歳でした。キメル氏はSNS上の投稿で、約30年間にわたり共に歩んできた故人を「私たちの親愛なる友人であり、約30年間にわたる衣裳デザイナー」と表現し、その死を惜しみました。友人であるジョー・ディートル氏によると、ムニョス氏は10月2日に亡くなりました。死因は直ちに明らかにされなかったものの、ディートル氏は、ムニョス氏がパンデミック期間中にCOVID-19に感染して昏睡状態となり人工呼吸器を装着して以来、健康上の問題に対処していたと明かしています。
ジミー・キメルがInstagramで伝えた30年の絆と別れ
ジミー・キメルはInstagramの投稿で「これほど私のパンツ姿を多く見た男はいません。愛する両親が待つ次の世界へと旅立つロドニーのことを、私たちは寂しく思うでしょう」と述べました。
投稿には、白雪姫やMr.ポテトヘッドなど、番組のコントのために作られた数々の奇抜な衣装を着たキメル氏とムニョス氏が並ぶ写真が複数掲載されました。別の写真では、ムニョス氏が自身の名前入りスーツを着用し、エミー賞のトロフィーを手に誇らしげにポーズをとる姿も披露されています。
エミー賞受賞とデヴィッド・レターマンから受け継いだ確かなキャリア
ムニョス氏はテレビ業界の第一線で長年活躍し、その手腕で高く評価されてきました。ニューヨーク大学で学士号と修士号を取得したのち、CBSの『レターマン・トップ・テン』などでデヴィッド・レターマンの衣裳を手がけ、 ABCスタジオでも長く衣裳デザイナーとしてキャリアを重ねました。
そのキャリアの中で、2010年には『Jimmy Kimmel Live!』でのバラエティ・音楽番組またはスペシャル部門の優れた衣裳デザインにより、クリエイティブ・アーツ・エミー賞を受賞しました。また、リアリティ競技番組『Fear Factor』のワードローブスタイリストを務めたほか、『Champions of Magic 2』『Can’t Stop Dancing』『Popstars』などのプロジェクトにも参加し、2018年にキメル氏が第90回アカデミー賞の司会を務めた際にもスタイリングを担当しました。
重なる悲しみ:1年未満で相次いだ番組クルーの訃報
今回の訃報は、番組制作チームにとって直近の期間において2度目の大きな喪失となります。番組のハウスバンド「クレト・アンド・ザ・クレトーンズ」のリーダーであり、キメル氏の幼馴染でもあるクレト・エスコベド3世が、前年11月に59歳で急逝したばかりでした。
