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エバートン、モナコFWフォラリン・バログンの獲得が土壇場で破談に

夏のエバートンの補強劇は、最後の瞬間に急展開を迎えた。選手側が移籍を拒否してフィンス・ファーム練習場を立ち去ったことにより、大きな期待を集めていた大型補強が消滅した。…

エバートン、モナコFWフォラリン・バログンの獲得が土壇場で破談に

夏のエバートンの補強劇は、最後の瞬間に急展開を迎えた。選手側が移籍を拒否してフィンス・ファーム練習場を立ち去ったことにより、大きな期待を集めていた大型補強が消滅した。

モナコからエバートンへの移籍が土壇場で白紙に

プレミアリーグの移籍期限が迫る中、エバートンはモナコとの間で手続きを進め、英国夏時間の午後11時の期限に間に合わせるために移籍申請書類(ディールシート)を提出していた。メディカルチェックでの懸念事項を受けて両クラブが交渉を再演し、一度は合意に達したものの、最終局面で破談となった。

移籍金の総額については報道に温度差がある。モナコ側は初期費用4,500万ユーロ(約3,858万ポンド、5,230万ドル)に最大500万ユーロ(約430万ポンド、580万ドル)のボーナスが付帯する条件で合意していたとする一方、エバートン側は4,000万ポンド(約5,400万ドル、4,670万ユーロ)規模の取引であると主張しており、条件の細部や評価額を巡る調整が行われていた。

ワールドカップでの活躍と激動の夏

25歳のストライカーにとって、今夏は国際舞台での話題に事欠かない数カ月だった。自国開催となったワールドカップでは、グループステージのパラグアイ戦で2得点を挙げ、決勝トーナメント1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でもゴールを決めるなど輝きを放った

大会期間中にはレッドカードを巡る処分が国際サッカー連盟によって取り消される異例の騒動もあり、大きな注目を集める存在となった。クラブレベルでも、昨季のモナコで公式戦43試合に出場し19ゴール5アシストを記録するなど、アーセナルからの移籍以降で最高のシーズンを過ごしていた

前線に不安を残すエバートンの今後の陣容

この破談劇は、攻撃陣の立て直しを急ぐデイヴィッド・モイーズ監督率いるチームにとって大きな打撃となる。エバートンはこの移籍市場の期間中にベトをフィオレンティーナへ放出し、イリマン・和ディアイをマンチェスター・シティへ売却しており、専門のストライカーとしてチームに残るのはテエルノ・バリーのみという状況に陥った。

Folarin Balogun playing for the United States
Photo: bbc.com
エバートン、モナコFWフォラリン・バログンの獲得が土壇場で破談に
Photo: Nytimes

同日にはマンチェスター・シティからジャック・グリーリッシュを期限付き移籍でチームに呼び戻す動きもあったが、最前線の厚みという点では不安を残す形でウィンドウが閉まった。

現在のバログンはひとまずモナコに留まることになったが、トルコやサウジアラビアの移籍市場はまだ開いており、今後の去就には不透明な部分も残されている。マウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるアメリカ代表への合流が控える中、シーズン前半戦をどこで戦うのか、周囲の視線が注がれている。

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執筆者について: nipponese

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