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ウクライナのゼレンスキー大統領、キーウ発電所攻撃で同盟国からの事前警告なしと非難

キーウの主要発電所がロシア軍による弾道ミサイルの攻撃を受け、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は西側の同盟国から事前の警告が一切なかったと非難しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領、キーウ発電所攻撃で同盟国からの事前警告なしと非難

キーウの主要発電所がロシア軍による弾道ミサイルの攻撃を受け、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は西側の同盟国から事前の警告が一切なかったと非難しました。この攻撃は、米国のドナルド・トランプ大統領が発表したロシアとウクライナ間の「エネルギー停戦」の最中に発生したものです。

キーウの主要発電所へのミサイル攻撃と事前の警告なき夜

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア軍の弾道ミサイル攻撃によってキーウの主要なエネルギー施設であるCHP-4発電所が被災したと発表しました。この攻撃により、首都キーウのデスニャンスキー地区にある9階建ての住宅建築物も直撃を受け、キーウのビタリ・クリチコ市長によれば、これまでに住民2人が死亡し、子どもを含む21人以上が負傷しました。

ウクライナの防空システムは、ミサイルが首都に接近するまさにその時になってようやくこれを検知したと報告されており、ウクライナ空軍や大統領府は、同盟国からの事前の早期警戒情報が一切提供されなかったことを明らかにしています。

エネルギー停戦の合意直後に発生した激しい交戦

今回の大規模な攻撃は、米国のドナルド・トランプ大統領が先週末にロシアとウクライナの間で「エネルギー停戦」が合意されたと突然発表したわずか数日後の出来事でした。トランプ大統領の発表によると、双方の国が発電所や製油所への長距離攻撃を停止することになっていたとされています。

ウクライナのゼレンスキー大統領、キーウ発電所攻撃で同盟国からの事前警告なしと非難
写真:The Independent

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、インフラが破壊されているにもかかわらず弾道ミサイルの発射に関する早期警戒情報が同盟国から提供されなかったことに対して、強い不満を表明しています。

「これは全く不当だ。彼らが当社のエネルギーインフラを破壊しているのに、ウクライナは弾道ミサイル発射に関する早期警戒すら受け取っていない。」

ウォロディミル・ゼレンスキー、ウクライナ大統領

さらにゼレンスキー大統領は、世界がこの状況に対して沈黙を守らず、アメリカが実際の現場で何が起きているのかを直視することが重要であると訴えました。

情報共有の現状とアメリカ側の説明

直近の攻撃をめぐっては、ウクライナに対してアメリカ側が脅威追跡用の主要なインフラ情報や諜報の共有を一時停止したのではないかという観測が浮上していました。ニューヨーク・ポスト紙などが伝えたところによると、ホワイトハウスでの記者会見でドナルド・トランプ米大統領はこの憶測を否定し、情報共有は継続していると述べています。

ウクライナのゼレンスキー大統領、キーウ発電所攻撃で同盟国からの事前警告なしと非難
写真:BBC

「我々は彼らを支援しており、情報も共有している。我々は戦争を終わらせたいのだ。」 ドナルド・トランプ、アメリカ大統領

一方でトランプ大統領は、戦争を終結させるためにロシア側とも協議を行っていると述べつつ、ロシア側が停戦合意を破ったかどうかについては明確な言及を避けています。ウクライナ当局や大統領顧問のドミトロ・リトヴィン氏によれば、二夜連続で事前警報が届かなかった理由について、軍および情報機関が現在調査を進めています。

ウクライナ ゼレンスキー大統領 「ロシアが“エネルギー停戦”違反」【モーサテ】
執筆者について: nipponese

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