ワールドシリーズ第3戦は、ブルワーズが10-1でレイズを下し、3連勝で球団初の制覇まであと1勝と迫った。10月26日(日本時間27日)にトロピカーナフィールドで行われた一戦で、ブルワーズ打線が五回に一挙8得点を挙げる猛攻を見せた。
ブルワーズが敵地で快勝、世界一へ王手
セントピーターズバーグのトロピカーナフィールドで、ブルワーズが圧倒的な強さを見せた。本拠地での2連勝を経て乗り込んだ敵地での第3戦、ブルワーズは投打が噛み合い10-1で勝利を収めた。Yahoo!ニュースによると、この勝利によりブルワーズは初戦からの3連勝を達成。球団史上初となるワールドシリーズ制覇まで、残り1勝という絶好のポジションにつけた。
三回の先制攻撃と五回の猛攻
試合が動いたのは三回だった。ブルワーズは1死からジャクソン・チューリオのヒットとジェイク・バウアーズの四球でチャンスを作り、クリスチャン・イェリッチとウィリアム・コントレラスの連続タイムリーで2点を先制した。五回には、2死満塁の場面で打線が爆発する。レイズの投手陣から計6本のタイムリーを含む怒涛の攻撃を仕掛け、この回だけで8点を追加。試合の主導権を完全に掌握した。
先発ガッサーが6回1失点の好投
ブルワーズ先発のロバート・ガッサーは、大舞台でのプレッシャーを感じさせない投球を披露した。初回に先頭打者へのヒットを許したものの、その後は五回終了までレイズ打線を無安打に抑え込む。六回に四球を出したものの、直後に併殺打で切り抜けた。結果として6イニングを投げ、わずか1安打、3奪三振、1四球という最少打者数に近い内容でマウンドを降りている。
レイズ打線を封じた投手リレー
ブルワーズの投手陣は、先発ガッサーの好投を継いだリリーフ陣も安定していた。七回からマウンドに上がったアントニオ・センザテラは2イニングを完璧に抑え、レイズに反撃の隙を与えない。九回にはベテランのブランドン・ウッドラフが登板し、1点を失ったものの最後はジョナサン・アランダをセカンドゴロに打ち取った。レイズ打線は試合を通じてわずか3安打に封じられた。
ポストシーズン史上初の快挙への挑戦
今回の勝利により、ブルワーズはポストシーズン史上初となる記録を打ち立てる可能性がある。リーグ優勝決定シリーズが4勝先取制に拡大されて以降、リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズを連続してスイープ(全勝)したチームは過去に存在しない。ブルワーズは球団初の栄冠と同時に、この歴史的な記録達成にも挑むことになる。
第4戦の先発はブルワーズ未定、レイズはジャックスが先発
ワールドシリーズ第4戦に向け、両チームの先発投手が発表されている。レイズは右腕のグリフィン・ジャックスが先発登板する予定だ。一方、王手をかけているブルワーズの先発投手は未定となっている。シリーズの行方を決める重要な一戦に向け、ブルワーズがこのまま初制覇を成し遂げるのか、あるいはレイズが意地を見せて反撃を開始するのかが注目される。