TBS日曜劇場「VIVANT」の第21話が18日に放送され、人気声優の大塚明夫がサプライズ出演した。物語の鍵を握る警察官・チンギスの吹き替えを担当し、SNS上で大きな反響を呼んでいる。
大塚明夫が「VIVANT」チンギス役でサプライズ出演
18日に放送されたTBS系日曜劇場「VIVANT」第21話において、声優の大塚明夫が物語に重要な役どころで登場した。cinematoday.jpの報道によると、大塚が演じたのは、バルカ共和国の警察官・チンギス(バルサラハガバ・バタボルド)の吹き替えだ。劇中で乃木憂助(堺雅人)らが窮地に陥った際、チンギスが「同時通訳機」を使用する場面で、大塚の低音ボイスへと切り替わる演出がなされた。このサプライズに対し、SNS上では「完全にメタルギア」「チンギスの声がスネークなの胸熱」といった歓喜の声が相次いでいる。
「メタルギア」シリーズとの深い縁が話題に
大塚明夫といえば、ステルスアクションゲームの金字塔「メタルギア」シリーズの主人公・スネーク役として広く知られる存在だ。本作と「メタルギア」シリーズにはこれまでも複数の接点がある。同シリーズの生みの親である小島秀夫監督は、本作の第2シーズン初回に警視総監・綿貫役でカメオ出演を果たした。また、第1シーズン最終回にはリキッド・スネーク役の銀河万丈と、ハル・エメリッヒ役の田中秀幸が声の出演をしており、ファンにとって馴染み深いキャスティングが続いている。
ステルス要素が色濃い第20話と演出の意図
第21話に先立ち、17日放送の第20話ではシャキ城への潜入作戦が描かれた。この回は「メタルギア」の醍醐味であるステルスアクションの要素が非常に強く、乃木がスネークの名台詞である「待たせたな」を放つ場面もあり、視聴者の注目を集めていた。演出担当の宮崎陽平は、自身のX(旧Twitter)にて、奪還チームの集合写真について「偉大なる日本人クリエイターの神様 小島秀夫監督に捧げる”奪還部隊”集合写真」と言及している。この写真は「メタルギアオンライン2」をオマージュした構成となっており、制作陣による作品への敬意がうかがえる。
乃木らによるゴルバド共和国からの脱出劇
第21話では、乃木憂助が率いる別班奪還チームが、宿敵「シンシー」に囚われていた黒須(松坂桃李)らの救出に成功する様子が描かれた。乃木たちはシンシーと地元警察による包囲網を掻い潜り、ゴルバド共和国からの脱出を図るという緊迫した展開を見せた。物語は「救世主」として駆けつけたチンギスとの合流によって新たな局面を迎えており、乃木たちがどのように包囲網を突破し、次の目的地へと向かうのか、今後の展開に注目が集まる。
本作と「メタルギア」シリーズのつながりは深く、小島秀夫監督が第2シーズン初回に警視総監・綿貫役でカメオ出演したほか、第1シーズン最終回には銀河万丈と田中秀幸が声で出演していた。また、第20話の集合写真は「メタルギアオンライン2」をオマージュしたものとなっている。
物語は核心部分である「救世主」の正体が明らかになる展開を見せており、別班奪還チームの動向から目が離せない。視聴者の期待を集める大塚明夫の起用をはじめ、細部まで作り込まれた演出が、今後のクライマックスに向けてどのように物語を加速させていくのか、次回の放送が待たれる。