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ICE捜査官の男性制圧で負傷、ロングビーチ市長らが独立調査を要求

ロングビーチ市内で米移民・関税局(ICE)の捜査官が男性を制圧した際に負傷させた事態をめぐり、地元選出の政治家や市民の間で強い反発が広がっています。

ICE捜査官の男性制圧で負傷、ロングビーチ市長らが独立調査を要求

ロングビーチ市内で米移民・関税局(ICE)の捜査官が男性を制圧した際に負傷させた事態をめぐり、地元選出の政治家や市民の間で強い反発が広がっています。連邦当局側は必要最低限​​の力を行使したと主張する一方、市長や下院議員らは独立した調査を強く求めています。

ロシスト通りでの衝突とリカルド・ゴンザレス氏の負傷

現場周辺の住民らは、覆面姿の捜査官らがゴンザレス氏を地面に激しく押しつけ、テーザー銃を2回使用して制圧したと証言しています。ゴンザレス氏はアスファルトの上にうつ伏せに押さえつけられ、「助けてくれ、腕が折れている!」と苦悶の声を上げました。家族や市当局によると、同氏はハンフォード生まれのアメリカ市民であり、かつてのロングビーチ市の元職員でした。

目撃者および家族の映像によると、リカルド・ゴンザレスは「助けてくれ!助けてくれ!くそっ、腕が折れている、ものすごく痛いんだ!」と叫んだ。

連邦当局の主張と地元警察の対応

事件に関して、国土安全保障省(DHS)およびICEの広報担当者は、捜査官が訓練通りに行動し、最低限​​の力を行使したと説明しています。発表によると、当時捜査官らは手配中の犯罪容疑者の特定作戦を執行しており、その際に抗議者らが業務を妨害し、捜査官を脅迫し、政府車両を損壊させたとされています。ICE側は、自転車に乗っていた個人に車両が衝突したという事実を否定し、政府車両のサイドミラーを破壊した人物を逮捕したと説明しました。

一方、ロングビーチ警察署(LBPD)は、ICE側から「車両の器物破損と医療支援を必要とする人物がいる」として緊急支援の要請を受けたと発表しました。

ICE捜査官の男性制圧で負傷、ロングビーチ市長らが独立調査を要求
写真:Los Angeles Times

警察官が現場に到着した際、ICE捜査官と多数の群衆による混乱した状況を確認したものの、ロングビーチ警察は移民執行には関与せず、独自に逮捕者は出していないと強調しています。負傷したゴンザレス氏はその後、警察官によって近くの消防署へ搬送され、手錠を外された上でロングビーチ消防署の救急隊によって病院へ運ばれました。

また、アメリカ合衆国司法省のビル・エサイリ第一補佐官は月曜日、今回の事態について、連邦移民執行の一環であるとの見解を示し、捜査に関連して起訴が行われる可能性があると述べました。

レックス・リチャードソン市長とロバート・ガルシア下院議員による調査要求

映像が拡散したことを受け、地元の政治指導者らは強く反発しています。ロングビーチ市のレックス・リチャードソン市長は、国土安全保障省の監査官室に対し公式な苦情を申し立て、独立した調査の実施と関係捜査官の職務からの排除を要求しました。

ICE捜査官の男性制圧で負傷、ロングビーチ市長らが独立調査を要求
写真:Newsweek

ロングビーチ市長のレックス・リチャードソンは、「連邦バッジは、人々に暴行を加え、憲法上の権利を無視し、支援を必要とする人々から医療援助を奪うための免許証ではない」と述べた。

また、同市の選挙区を選出基盤とする連邦下院議員のロバート・ガルシア氏は記者会見を開き、今回の事態を「信じがたいほど不穏な事態」と非難しました。ガルシア氏は、被害者が米国市民であることを強調し、連邦政府の職員であっても法の支配に従わなければならないと訴えています。

住民の抗議行動と寄付金キャンペーンの広がり

事件現場となった北ロングビーチの住宅街では、およそ50人の住民や抗議者が集まり、マスクを着用した連邦捜査官を取り囲みました。住民らはごみ箱を引っ張って車両の進路を塞ぐなどして抗議し、その過程で一部の住民が現場で声を荒らげるなど緊張が高まりました。

ICE捜査官の男性制圧で負傷、ロングビーチ市長らが独立調査を要求
写真:Yahoo

ゴンザレス氏の家族は、入院費用や法的費用を賄うためにオンラインの募金キャンペーンを立ち上げました。娘のレスリー・ゴンザレス氏によれば、父親は病院での治療を経て自宅に戻り回復に向かっているものの、事件の衝撃と身体的な痛みは依然として残っており、家族にとって困難な日々が続いていると語っています。

執筆者について: nipponese

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