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2025-06-29 22:30:00
- マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは、「AIにおける最大の課題は人々の働き方を変えること」だと語った。
- 彼はAIに合わせて仕事の進め方(ワークフロー)も変えなければならないとも話している。
- テック業界のリーダーたちはAIが新たな仕事を生み出すのか、それとも大量の職が失われるのかについて意見が分かれている。
マイクロソフト(Microsoft)のCEOサティア・ナデラ(Satya Nadella)CEOにとって、AIに関する最大の課題は、開発したり導入したりすることではない。人々に働き方を変えてもらうことなのだという。
「テクノロジーが進化するにつれて、仕事の進め方もそれに合わせて変える必要がある」と、ナデラはスタートアップ支援団体のYコンビネーター(Y Combinator)が主催したイベントで語った。
「仕事で99のAIエージェントに指示を出し、彼らに仕事を任せるという形になると、もはや従来のような決まりきったワークフローでは対応できなくなる」と彼は語った。
「仕事の進め方だけでなく、自分の役割の範囲も変わっていく」
ナデラは、2025年6月26日に公開されたこの対談の中で、「最大の障害は、チェンジマネジメント(変化への対応)だ」と話している。
ナデラは、マイクロソフトが所有するリンクトイン(LinkedIn)を例に挙げ、AIによって仕事の内容や役割が変わってきていると語った。リンクトインでは、従来は別々の専門職とされていたプロダクトデザイン、フロントエンドエンジニアリング、プロダクトマネジメントの仕事を、「フルスタックビルダー」という一つの職にまとめるようになったという。
「それは仕事の範囲そのものが変わるということだ」と、彼は語った。
「では、新しい役割や仕事内容の範囲が増えたときに、どうやってプロダクトチームを作り直せばよいのだろうか」
マイクロソフトは2025年5月、全世界の従業員の約3%にあたる約6000人の人員削減を計画していると発表した。この削減は業績によるものではないと広報担当者は説明している。
Business Insiderは2025年4月、マイクロソフトの人員削減は、プロジェクトに関わるコーダー(プログラマー)の割合を高め、非コーダーである中級管理ジョブの数を減らすことを目的としていると報じた。マイクロソフトの各組織は、管理職一人あたりの部下の人数、つまり「管理範囲」を広げたいのだ。
ナデラCEOはBusiness Insiderからのコメント要請に応じなかった。
AIは新たな仕事を生み出すのか、それとも大量の仕事を奪うのか
テック業界のリーダーたちの間では、AIが新しい役割を生み出すのか、それとも大量の失業をもたらすのかどうか、意見が分かれている。
多くの企業の従業員たちはすでにAIに対して不安を感じていたが、アマゾン(Amazon)の動きがその不安を現実のものにした。半導体メーカーエヌビディア(Nvidia)のジェンスン・フアン(Jensen Huang)CEOは、「AIは、すべての人の仕事の内容ややり方を変える」と話した。
「私の仕事は変わった」とフアンは2025年6月にパリで開催された世界最大級のテックイベント「Viva Technology 2025」で取材陣に語った。
彼は「一部の仕事はなくなるが、AIは新たな創造的なチャンスを切り開く可能性がある」とも話している。
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