Blizzard Entertainmentは、2004年のオリジナル版をベースにした新作MMO『World of Warcraft Forever』を11月4日に発売します。BlizzCon 2026で発表された本作は、レベル上限60の環境に新ゾーンや新種族を追加し、水平的なコンテンツ拡張を目指す設計となっています。
レベル60上限の維持と「水平的」なコンテンツ拡張
本作の最大の特徴は、レベル上限を60に固定したまま、コンテンツを横に広げていく設計にあります。windowscentral.
Blizzardの「Warcraft」チーフであるHolly Longdale氏は、開発者がゲームの世界を『Forever』における「メインキャラクター」にすることを意図していると述べ、「重要なのは目的地ではなく、その旅路である(the journey that counts, not the destination)」と指摘しました。
- 新エリア:3つの新ゾーンの追加と、既存の複数のゾーンの刷新
- クエストとダンジョン:1,000件以上の新規クエスト(Windows Centralは「数千」と報告)と、9つの新ダンジョン(IGNが報告)
- エンドコンテンツ:3つの新しいレイドと、1つの新しい戦場
- 新種族:「Skyborne Elves」という新種族の導入
本作はWorld of Warcraft Classicチームによって開発されており、2004年の『World of Warcraft』の最初の1年間の設定に基づいています。
「Classic+」への回答とコミュニティの要望
プレイヤーの間では、オリジナル版の体験を維持しつつ新コンテンツを求める「Classic+」への要望が根強くありました。Blizzardは過去に「Season of Discovery」でこの試みを行いましたが、Windows Centralは『WoW Forever』の方がより野心的であると述べています。

Windows Centralの分析によると、現在のリテール版はマッチングシステムの導入によってソーシャルな結びつきが損なわれ、プレイヤー間の相互作用が効率重視の最低限なものにまで減少した「奇妙に孤独な体験」になっているとしています。一方、レトロなグラフィックを備えた『World of Warcraft Classic』は、プレイヤーによる海賊版サーバーへの渇望に応え、旧来のスタイルを取り戻すための試みでした。同メディアは、当時のWoWはメカニクスこそシンプルだったものの、RPGとしての深みは今よりもはるかにあったと指摘しています。
BlizzCon 2026で示されたロードマップと他タイトル
BlizzCon 2026のオープニングセレモニーはアナハイム・コンベンションセンターで開催され、『World of Warcraft Forever』の発表はイベントの最後を飾るアナウンスとなりました。Varietyは9月12日から13日にかけて現地で取材を行っています。

リテール版『World of Warcraft: Midnight』については、次回のコンテンツアップデート「Eclipse」が発表されました。シネマティックとゲームプレイトレーラーが公開され、プレイヤーはXal’atathとの最終決戦に挑みます。また、Worldsoul Sagaの最終章となる次なる拡張版『The Last Titan』についてもティーザーが公開されており、2027年までに出る見込みであるとしています。
その他の主要発表は以下の通りです。
| タイトル/プロジェクト | 詳細・予定時期 |
|---|---|
| Warcraft 3 新キャンペーン | 本日リリース(20年以上ぶり) |
| Diablo V | 2029年リリース予定 |
| StarCraft 新作 | 2030年リリース予定 |
| Diablo アニメシリーズ | Netflixで制作進行中 |