米軍は火曜日、イランがホルムズ海峡で押収したとされる無人潜水艇について、故障した旧型であり、機密データや機密設備は搭載されていなかったと発表しました。
米中央軍とティム・ホーキンス大尉の発表
米中央軍が共有した声明の中で、米海軍のティム・ホーキンス大尉はCNBCに対し、米軍が運用していた水中ドローンが1日以上前に故障したと説明しました。このドローンは継続的な作戦の一環として地域海域の調査を行っていたとしており、ホーキンス大尉は海域での米軍作戦は継続していると述べています。また、当該ドローンは旧型であり、機密データの収集や機密のソナー、レーダー設備の搭載はしていなかったと強調しました。
イラン革命防衛隊(IRGC)の主張
一方、イラン革命防衛隊(IRGC)は同日、ホルムズ海峡の入り口において「米テロ軍の最も現代的で知的、かつ無人である潜水艇の一つ」を捕捉し、捕獲したと主張しました。イラン国営テレビなどが報じた声明によると、この潜水艇は世界最新の水中技術を備え、2025年に米軍艦隊に配備されたものであるとしています。イランメディアは、この無人水中車両の主な能力として、水中偵察・監視、海底マッピング、機雷探知、および海底ケーブルやパイプラインの点検を挙げています。
アンデュリル社のDive-LD
イランメディアは、この潜水艇を米国の防衛請負業者アンデュリル社が開発した自律型水中車両「Dive-LD」であると報じました。

ペルシャ湾とホルムズ海峡の封鎖
今回の出来事は、米イラン双方がペルシャ湾で新たな攻撃を繰り広げた3日後に発生しました。米国は、IRGCが米海軍の軍艦2隻に弾道ミサイルを発射したことへの報復として、イランの原油タンカー3隻を攻撃したとしています。また、イランは2月下旬に始まった戦争以来、世界の石油および液化天然ガス輸出の約5分の1が通過するホルムズ海峡の封鎖を維持しており、米国はこれに対抗してイランの港湾を封鎖しています。