アトランタ・ファルコンズは、トゥア・タゴヴァイロアを週間開幕戦の先発クオーターバックに指名した。ケビン・ステファンスキーヘッドコーチによるこの決定は、開幕戦を目前に控えたタイミングで行われ、タゴヴァイロアはピッツバーグでのスティーラーズ戦に臨むことになると複数のメディアが報じている。
ケビン・ステファンスキー監督の下で決まったトゥア・タゴヴァイロアの先発起用
アトランタ・ファルコンズは、マイアミ・ドルフィンズを解雇された後にチームへ加入したトゥア・タゴヴァイロアを週間開幕戦の先発クオーターバックに指名した。この決定を下したのは、新ヘッドコーチに就任したケビン・ステファンスキーである。
ファルコンズはロースターの53名枠内に4人のクオーターバックを留めており、タゴヴァイロアとペニックスのほかにはクーパー・ラッシュとジャック・ストランドが控えている。ただ、日曜日に行われる試合でどちらが控えのナンバー2を務める現時点での立ち位置は不透明である。
6年連続で異なる開幕戦先発QBを起用するアトランタの歴史
| 年 | 開幕戦先発クオーターバック |
|---|---|
| 2021 | マット・ライアン |
| 2022 | マーカス・マリオタ |
| 2023 | デスモンド・リダー |
| 2024 | カーク・カズンズ |
| 2025 | マイケル・ペニックスJr. |
| 2026 | トゥア・タゴヴァイロア |
チームは2021年以降、マーカス・マリオタやデスモンド・リダー、カーク・カズンズ、そしてペニックスと次々に司令塔を代えてきた。今オフシーズンには前ヘッドコーチのラヒーム・モリスが解任され、クリーブランド・ブラウンズを離れたステファンスキーが新しく指揮官に就任するなど、組織全体が大きな変動のなかにあった。
ピッツバーグ再訪とタゴヴァイロアに向けられた首脳陣の期待
日曜日に行われる一戦は、タゴヴァイロアにとって因縁の地での試合となる。前所属のドルフィンズ時代、最後の出場となったのもピッツバーグでの試合であり、その時は28対15で敗れたのちにベンチへと下げられていた。新天地アトランタでどれほどの雇用安定性を築けるかは未知数であり、ステファンスキーの判断次第では、もし結果が出なければ早期に見切りをつけられる可能性も指摘されている。
それでも、首脳陣はタゴヴァイロアが持つ反骨精神に期待を寄せている。ステファンスキー監督はプレシーズン期間中、チームの公式サイトを通じて次のような言葉を送っていた。
ケビン・ステファンスキーファルコンズ ヘッドコーチはチームのウェブサイトを通じて、人は周囲の予想を裏切りたいと思うものであり、不遇な状況にある者は強い意欲を持つと述べた。また、自身とタゴヴァイロアが直面している現状は想定していた展開とは異なるが、それが現実であり、それにどう応えるかが重要であるとし、大学時代からの一貫したキャリアを見れば、タゴヴァイロアには困難を乗り越えて結果を出す力があると語った。
タゴヴァイロア自身は怪我との付き合いが長く、キャリアを通じて16試合すべてに先発出場を果たしたのは2023年シーズンが唯一である。その年にはプロボウルに初選出され、ドルフィンズを11勝6敗の成績レッドゾーンへと導いてポストシーズン進出を果たした。昨シーズンは14試合に出場し、2,660パスヤード、20タッチダウン、15インターセプトという成績を残している。
混戦模様のNFCサウスとピッツバーグでの開幕戦
チームは敵地ピッツバーグに乗り込み、スティーラーズとのアウェーゲームで新たなシーズンの幕を開ける。万全の準備が整わないペニックスに代わり、タゴヴァイロアが波乱含みの新体制アトランタのオフェンスをどのように導くのか、その初陣が注目されている。
